上海☆DAYS ~明天也是好日子~

上海での日々の記録とつぶやきなど。

星乃珈琲。

2013年06月29日 | カフェめぐり
久しぶりに、静安寺の「麺屋五右衛門」でひとりランチでもしようと思って行ったら・・・

な、無い?!
お昼時はいつも賑わっていたし、リーズナブルでそこそこ美味しくて、結構便利だったのだけれど・・・。

その代わりにオープンした新しいお店が、星乃珈琲。
最近、上海で話題になっている(?)お店だった。

全体的には落ち着いた内装だけれど、広々としてカジュアルな雰囲気は、懐かしい"喫茶店"という感じも。
この日は別の階の工事のドリル音が時々響いてきたり、たまたま賑やかな子供達がいたので
少々落ち着かなかったけれど、時間によってはまったりできそう。

サンドイッチやパスタなどの軽食に、デザートの種類も豊富。
この日は「窯焼きカレー」と、このお店の"ウリ"だというスフレパンケーキと、星乃ブレンドコーヒーをオーダー。

  

食事の後なので、スフレパンケーキは1枚だけに。(でも2枚重ねと6元しか変わらないという・・・)
シロップはメープルや蜂蜜など3種類から選択、アイスクリームなどのトッピングもできる。
見た目のボリュームとは裏腹に、ふんわり軽~いので、デザートにしてもペロリ!

ドリップコーヒーは2杯目からのおかわりが半額、というのは嬉しいかな。
小腹が減ったし、珈琲も飲みたい、なんていう時に、ファミレスのように気軽にふらっと入って、
ゆっくりできそうな珈琲館。


星乃珈琲
静安区万航渡路1 環球世界大厦2階



お茶サロン。

2013年06月25日 | 習い事
以前習っていた中国茶教室が終わってから、しばらく離れていた中国茶。
今年の4月からは、月に一度お茶サロン参加している。

お友達に紹介してもらったこちらのサロン、ずっとキャンセル待ちしていたのだけれど、やっとこの度
空席ができたということで。

毎月、先生が数種類のお茶を紹介して下さり、飲み比べ。
お茶にまつわるお話から、全然関係ない話まで、先生お手製の点心やお菓子を頂きながら和気あいあいと
お喋りしつつの楽しいお茶会。

堅苦しい勉強ではないけれど、ちゃんとお茶のことも詳しく知ることができるし、先生が使う茶器や作法、
装飾のアレンジなども素敵で、参考になるしとても興味深い。

私は途中からの「おひとり様」参加なので、毎回どこかしらのグループに交ぜて頂くことになり
「はじめまして」というケースが多いのだけれど、それはそれで色んな方とお知り合いになれる機会でもあり、
上海でのネットワークが狭い私には貴重な情報交換の場にもなっているかな。
(あ、でもグループの方には知らない人間が交じって気を遣わせてるかも?!…(^_^;)

昨日はまた別の単発お茶講座に参加。
先生によって紹介して下さるお茶が違うし、お茶にまつわる様々な経験や体験談なんかも聞けるので
こんな風に中国茶を囲みながらの座談会的な場所は、「広く浅く」の私にはピッタリだ。(笑

それにしても先生方の中国茶の知識や情熱は素晴らしい。
私はそれを少しだけ分けて頂いて、お腹いっぱいになって帰るシアワセ。


大連切子。

2013年06月20日 | 上海生活
急に気温が上がって、蒸し暑さで息苦しくなった上海。
さすがに冷たい飲み物に手が伸びる。

最近、小ぶりのグラスを立て続けにいくつか割ってしまったので、新しいもの調達。
IKEAや食器市場でシンプルなものを揃えてもいいのだけれど、せっかくだから少し趣向のあるものが
欲しくって。

そこで、大連切子。

日本が統治していた時代、大連はガラスの原材料である硅砂の産地であることを知った日本人が、
ガラス工場を建設したのが始まりだとか。
その時の技術が今も受け継がれ「大連切子」としている残っているらしい。
実はワタクシ、去年旅行に行った時には全く気が付かず(そもそも買物やお土産に時間を割かない夫婦なので)、
上海でその存在を知ると言う…(^_^;)

上海の「きりこ屋」さんは、「こんなところに?!」というような場所(マンションの門の横)に建っていた。
小さなプレハブ小屋のようなお店で、おばちゃんが一人、テレビをつけて編み物しながらお店番してた。

商品はお猪口のような小さいものから、ワイングラス、お皿に一輪挿しなど様々。
江戸切子と比べると、粗さがあったり質感も全然違うけれど、それは1つ15元位~というプチプラ!なので納得。
普段使いには十分かと。

涼しげなグラスが欲しかったので、グリーンとブルー、そして微妙な色が素敵だったカットグラスを購入。

 

一つ一つ色の具合や出来栄えに微妙な差があるけれど、そこは手作りならではの風合いということで。
テーブルに彩りが添えられると、ちょっと目先が変わって、それも楽しい。

ちなみに、日本のネットショッピングのHPなどで「上海切子」なるものがあることを知った。
上海で作っている? どこで売っているんだろう?


大連順和礼品商行
虹橋路2222弄 王子公寓内




茉莉花。

2013年06月16日 | 上海生活
この時季、街角では小さな白いお花を売っているおばさん達をよく見かける。
それは"茉莉花(mo4 li4 hua1)"、ジャスミンの花。

生育環境の違いか、日本ではあまり見かけなかった気がするけれど、中国ではわりと身近な存在に。
可愛らしい小さな、真っ白なお花から、ほんのりよい香りが漂ってくる。

日本人にも馴染みのあるジャスミン茶は、春に摘み取った緑茶に、このジャスミンの花を混ぜて
じっくりと香りを茶葉に移して作られる。
その作業は最高で8回位(安価なものだと3回位~)、つまり毎日1回・約1週間ほどかけて行われて、
しかも一番香りが強い花の開きかけた時(夜中)に作業をしなくてはならないので、実はとても手間の
かかっているお茶なんだそう。
暑くてじめっとしたこれからの季節に、さわやかなジャスミンティーはとても合うと思う。

もうひとつ、梅雨時に咲く香りのよい花としては、くちなしの花。



中国のくちなしの花は八重でボリュームがあって、ジャスミンよりも香りが強い。
1本バスルームに置いておくだけで十分な芳香が。

ちなみに、学名の種名"jasminoides"は「ジャスミンのような」という意味だとか。(Wikiより)

Free WiFi。

2013年06月12日 | 上海生活
この間、日本に帰って不便だなぁと感じたのは、Free WiFiスポットがとても少ないということ。

日本の携帯電話はもう4年半前に解約してしまったし、短期間だからレンタルしなくてもiPod touchがあれば
メールやネットはチェックできると思っていたら、甘かった!
成田空港は最近Freeになったものの、都内のホテルや外出先ではなかなかフリースポットが見つからない。

その点、こちら上海では、大抵のカフェやレストランでFree WiFiが使えて(桂林の山奥のレストランでさえも!)、
それもパスワードを入力するだけでOKなので、かなり便利。
ネット規制で一部自由がないようだけれど、こういう所はかなり進んでるなーと思う。

この国のネットを取り巻く環境の発展は目覚ましい。
私が2年半前に上海に来た時には、少しずつスマホが増え始めてきたものの、まだNOKIAの一般的な携帯が
圧倒的シェアを誇ってた。

それが、あっとう間に世の中はスマホ主流になり、学生はiPhone&iPadが必需品だというし、タブレット端末式の
メニューを出すレストランも増えてきた。
今ではタクシーの運転手や、道端の露天商でさえスマホを持っているんだもの。



そんな中で未だに一昔前の携帯電話を使っているのは、さすがに恥ずかしくなってきた。(^_^;)
でも、取りあえず不便は無いし、この先そんなに長くないだろう中国で高価なスマホを買うのもどうかなぁ・・・
と、現在熟考中。

<写真のcafe>
2nd floor
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