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引数はセルで指定すると便利なことが多い

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「同じ文字をREPT関数で大量に入力する方法」<2015/01/04>で紹介したREPT関数は、第1引数の文字を第2引数の数だけ繰り返して表示します。
  =REPT("羊",500)
この場合は、引数に直接文字と数値を入力しても意味があります。大量の文字を手動で入力する必要がないからです。

前回のCHOOSE関数ではどうでしょうか。
  =CHOOSE(1,"あ","い","う","え","お")
これは第2引数以降の「あ」「い」「う」「え」「お」の中から第1引数(赤字の部分)で指定された位置の文字を表示します。
結果は
  
と表示されます。
これなら直接「あ」と入力した方がいいですね。

しかし次のように第1引数でセルを指定すると、そのセル(この場合はB2セル)に数字を入力するだけで目的の文字を表示できます。
  =CHOOSE(B2,"あ","い","う","え","お")

最初のREPT関数でも
  =REPT(B1,C1)
のようにすると、第1引数のB1セルに文字、第2引数のC1セルに数値を入力するだけで文字と繰り返しの回数を指定できます。

まだ説明していませんが、VLOOKUP関数COUNTIF関数などの多くの関数でこのテクニックが役に立ちます。
例えば列ごとに引数を修正していたのが、1つのセルに入力した数式を全体にコピーするだけで完了するのです。
機会があるごとに説明します。


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