入試当日の持ち物や心構えなどが書いたものなので、最初の受験が
私立高校入試の2月上旬ということを考えると、年明けに配布し説明
しても十分です。しかし、ここ数年は、入試当日の話を聞くことで
気を引き締めてもらいたいということもあり、年内にしています。
定番ですが、具体的には、
・早く会場についたほうがいい
多くの生徒がすでに着席している教室に入ると、緊張感が高まり
やすい。
・友達との待ち合わせの仕方
待ち合わせ時間から◯分たったら、来てない人がいても先に行く。
・受験票を忘れたらどうするか
取りに帰ると遅刻するようなタイミングであれば、忘れたまま
会場に行って事情を説明する。
・消しゴムは2個以上持っていく
落として試験官に拾ってもらうより、もう一つの消しゴムを使う
ほうが時間のロスもないし、無駄に動揺しないで済む。
・済んだ科目の答え合わせはしない
間違っていることがわかれば凹むだけ。次の科目の準備に集中。
・お金は余分に持っていく
忘れ物のほとんどは買えば解決するほか、遅刻しそうな時には
タクシーに乗るなど時間まで買うことができる。
といったことのほか、受験への心構えが書いてあったり、科目別に
注意すべきことやよく間違えることをまとめて書いておくチェック
リストをつけています。
11月末の定期テスト終了後のようすを見て、やはり今年も引き締める
意味で『入試直前チェック』は冬期講習が本格的に始まる前だと判断
したのですが、もちろん、すでに意識が高まっている生徒もいますし、
ちょうどここ数日のうちに気持ちが切り替わった生徒が一人いました。
この生徒は、志望校に向けて手遅れになってはいけないと、一学期の
定期テスト前に特別に三者面談をしたあと、何とか成績を維持できた
ものの二学期は停滞気味。それが、ここに来て休み時間の振る舞いに
変化があり、さらに今日の『入試直前チェック』でも、こまめにメモ
しているようすが見られました。このまま入試に向けペースに乗れる
のではないかと、見ていない振りをしながら注目しているところです。
12月の志望校決定に合わせて11月までに結果を出すのが理想ですが、
理想の時期に間に合わなかったとしても、自分自身が切り替わって
勉強と向き合える経験をぜひしてもらいたいと思います。
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