蟹缶の中身が、紙に包まれた蟹肉だったらテンション上がる！

会社の年末大掃除で大量に出てきた蟹缶。
ちょっと賞味期限が過ぎていたけど、試しに食べてみたら何ともなかった。
数缶を自己責任でお持ちかえり。そして本日開缶。

ほぐし身メインで、缶底には脚肉が並んでました。
ちょっと良い蟹缶の証し、紙で包まれています。蟹肉が白いのはご愛嬌！

この蟹缶は、まるずわい蟹。ズワイガニや紅ズワイガニとは別種で、本名はオオエンコウガニ〔大猿猴蟹？〕と言います。
日本近海では幻の蟹と言われる知る人ぞ知る希少な蟹ですが、南大西洋アフリカ沿岸ではたくさん水揚げされます。
地球の裏側で船上ボイル＆冷凍され、国内で缶詰に加工されています。
日本国内ではまれに揚っても、市場に出すほどの量にならないし、美味いので漁師さんが家で食べてしまうという噂。
そしてアフリカから大量にやってくる仲間はズワイガニの代用品扱いと、ちょっと不遇のオオエンコウガニですが…
スペインあたりでは美味い高級蟹として近年人気だそうです。
確かに、同じ蟹缶でも紅ズワイガニより美味いと思います。

晩御飯のおかず、溶き卵に蟹肉と刻んだ九条葱を加え、創味の出汁で味を調えて、和風蟹玉になりました。