隊員NO.2ゆきちで~す
わたしたちは11月5日(火)の課題研究の時間、とても天気が良かったので、
美岬町の尼御前岬に行って、晩秋の日本海を見てくることにしました。
尼御前岬に出かける前には、近くの橋立漁港に立ち寄りました。この日は
ちょうど今年のズワイガニ漁解禁の前日でした。「早くおいしいカニが食べたいなぁ」
って話をしながら、港を見学しました。
尼御前岬には、とっても美しい尼御前という女の方の銅像が建っていました。そして、
像の前の説明には、尼御前岬の由来が書かれていました。
「尼御前には、次のような伝説があります。その昔、源義経主従が都から逃れて陸奥の国
に向かう途中、この地まで来ましたが、従者の中にいた一人の尼がこの先の(歌舞伎の
「勧進帳」で有名な)安宅の関の取り締まりが厳しいことを聞き及び、主君の足手まといに
なることを憂えて深く意を決し、主君の無事を祈ってこの岩頭から身を投じました。この尼の
名が尼御前といい、それ以来いつしかこの岬を尼御前岬と呼ぶようになったといいます。」
とっても悲しいお話ですね。
わたしたちは岬の突端までいって、美しい日本海を見ました。「お~い!」
海はとてもキレイでしたが、風は強く、岬の岩肌に波しぶきが上がっていました。
冬になったら日本海の荒波がどんどん岬に打ちつけるのでしょうね。
岬のすぐ横には、北陸自動車道の尼御前SAがあって、歩けばすぐに岬からの素晴らしい
眺めを見ることができます。北陸自動車道を通られる際には、是非一度SAを出て
尼御前岬に足を運んでみてくださいね!