雨の週末は外では遊べないので映画と決めています。今日は雨ではありませんが暑くて外で遊べないので映画を観に行きました。今日は「クライマーズ・ハイ」を観ました。
二十数年前の日航ジャンボ機の墜落を巡っての地元新聞社が全国紙に負けまいとするドラマです。全国紙との争いと共に、社内の新旧勢力の対立などが描かれています。
求めるところは共に地元紙の意地という点は共通していても、その立場や経験で意見の違いがあって男たちがぶつかり合う熱いドラマでした。
男は先立った友の息子と山に挑みながら二十数年前を懐古するという仕立てで、あの頃 社内の旧勢力に立ち向かった男が初老を迎え 山を通して世代交代が描かれていました。
そういえば もう二十年余りになります。ちょうど私たちと同世代なのでしょう。あの頃は私も仕事に燃えていたころで懐かしい思いがする一方、そろそろ世代交代のころなのかなと言う思いがしました。
そんなこともあって久しぶりに面白いドラマを観たと言う印象です。もっとも映画を観た後は毎回こんな感想を持っているようです。だから次々に映画を観にいけるのかも知れません。
館外に出ると何事かと思うほどの混雑です。他の館で「崖の上のポニョ」が今日封切りだからのようで、子供たちで溢れていました。早速、孫たちに前売り券を買いました。夏休みに来たら連れて行こうと思っています。