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SiriusとAldebaranとPolaris

霞ヶ関用語

2017-03-29 14:08:32 | 日記

いわゆる、官公庁が使う曖昧な用語だ。

森友学園問題で安倍昭恵夫人付の谷氏が籠池氏に送ったFax。

当方と書いてあるのは複数の人間が介在するセクション。

つまり、政府答弁のように谷氏個人の判断であれば、「私が」云々となるはず。

更に、終りのほうで「調整中」とあるのも国の機関としてはずいぶん親切な言い回しである。

少し遅くなるけど、必ず意向に沿いますと。

 

まあ、よく聞く言葉で「検討中」とか、もっと前で言えば「前向きに検討とか」か。

早い話、何もしないということ、或いはいつになるか分かりませんよ、ということだ。

 

共産党大門議員の質問は実にそのfaxと符合すると言っていいのでは。

菅官房長官は「ゼロ回答」の文面だと言っている。

が、その後の経過をたどるなら大門議員が指摘する通り「満額回答」であり、

籠池証人が述べた「神風」とも合致する。

 

科学的な見地で分析するならばこれほど明確で、的を射たことでないか?

 

アナリスト曰く、安倍首相が国会で「自分と妻が関与しているなら首相も議員も辞める」とぶったため、

官僚も何とか逃げ口を探すのに躍起となっている。ということのようだ。

 

トップが下手したから下がいい迷惑、と言ったところか・・・。

 

自民党は籠池氏を「偽証罪」で告発すると息巻いている。

だが、よく考えないと安倍昭恵氏の立場を悪くしかねない。

「偽証」というからはその証拠を揃える必要がある。

そうなると、これまで口を閉ざし、僅かにfacebookで綴ったことしかない。

それ以上の言明を添えなければならないだろう。

 

そこまでやると、参考人招致を拒否しながら証人喚問を言いだした轍を踏まないとも限らない。

更なる、疑惑の輪を拡げかねない。

 

まあ、安倍首相を何としても守るのだという固い決意と覚悟があるのならやってみてもいいかも。

 

いずれにしても、この問題はいろんな委員会で追及されるだろう。

少なくとも、財務と国交関連では・・・。

 


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