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召しませ「わか麺」 広田湾漁協が新商品開発

2005年09月10日 03時46分52秒 | 漁業[Good News]
 陸前高田市の広田湾漁協(佐々木戝組合長)は、特産のワカメを使い海と畑の風味を一体とした「わか麺」を開発、先月半ばから販売を始めた。県立広田水産高校と共同開発したワカメ茎の粉末「わか粉ちゃん」を練り込んだ和風の麺で、ほのかな潮の香りと鮮やかな緑色が特徴。食物繊維などが豊富に含まれており、健康ニーズの高まりもあって人気を集めそうだ。
同漁協では、広田湾産ワカメの消費拡大をネライに、広田水産高校と三年前に共同開発した「わか粉ちゃん」を活用し、独自の商品づくりを展開している。
 わか粉は塩蔵ワカメの中芯を粉末化したもので、現代人に不足しがちな食物繊維、カルシウム、鉄、カリウムなどが摂取しやすく、調理にも多岐に利用できるとあって、これまでにもラーメンをはじめさまざまな商品を生み出してきた。
 今回完成したわか麺は、小麦にわか粉を練り込んだ和風の麺。夏には冷たいざるそば風、冬には温かいかけそば風などと、幅広い調理と味を楽しむことができる。
 販売は八月半ばからスタート。同漁協海産直売所では、お盆の帰省客らを中心に人気を集めたという。
 現在は、漁協直売所と道の駅・高田松原(タピック45)売店で取り扱い中。値段は一人前(百二十グラム)が百八十円、めんつゆ付きで二百四十円、めんつゆと塩蔵ワカメ付きで二百八十円。贈答用につゆとワカメセットの化粧箱入りも用意しており、三食八百四十円、八食二千百円。
 同漁協では和洋中すべての麺をつくる予定で、ラーメンとわか麺に続きパスタを開発中。
 業務課加工担当の中村豊主任は「広田湾でしかつくることができない麺として、全国に売り込んでいきたい。さまざまな調理法で広田のワカメの風味を存分に楽しんでほしい」としている。
 問い合わせは同漁協海産直売所(電話56-4041

東海新報 2005年9月7日

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