ここのところの3日連続の雨で撮影がなくなり、悲しみにくれるjetです。こんばんは。
今まではこの梅雨の時期はフレンチだったからなあ・・・
さて、1D Mark4 は明日やっと明日の夜到着の予定。早速使い倒そうとるんるん気分。
しかし、ちょっと気がかりなことが・・・・、それはピント。僕は200mm F1.8のレンズや、70-200mm F2.8のISが付いていないレンズなど、かなり古いレンズを持っているのだが、その古いレンズに対して、Mark4や7Dはかなり後ろピンになってしまうことがあるのだ。
それも、静物を撮るときはジャスピンなのに、動いているものを撮ると後ろピンになる傾向がある。なので、僕の7Dのマイクロアジャストは200mmのレンズは-10,70-200mmのレンズは-15。これでまずまず動いているものにピントがくるという状況であった。それでいて、静物を撮っても、前ピンにはならないのが不思議なのだが・・・・
オーストラリアで借りたMark4は1台目は何もいじらずジャスピン、2台目は後ろピン傾向があるというふうに、カメラによってピントの合い具合が異なるという感じだった。
どうも、最新モデルのキヤノンのカメラは、古いレンズと相性が悪いようなのである。パリで借りた7Dも、最初全然ピントがこなかったし・・・
ということで、しばらく様子を見ながら使うことになりそう。
というかこの200mmF1.8のレンズなのだが、売ってしまおうか?ということが頭をかすめる。このレンズを使う時は、今のところはほぼテニスのみ。テニスばっかり撮っているような印象があるかも知れないけれど、実は現在の僕のすべての撮影の3割くらい。今年は海外遠征は全豪含めて2ヶ月と2週間だから、もっと少ないかも。
だったら、稼働率の高い70-200F2.8の新しいものを買い、古いレンズを下取りにだしてMark4の返済に充て、荷物を減らして欧州の遠征を楽にしようか・・・とか考えもする。今年は2台のノートパソコンを持って行く予定なので、荷物が昨年よりさらに増えるのだ・・・・・このレンズは重さが3キロもあるし(汗。
そこで現在の売値を調べると、およそ25万くらい。中には19万で売れていたのもありびっくり。ええー、40万で買ったのに・・・やはり、新型が出たことと修理がきかないという怖さが原因のようだ。それに加え僕のレンズはぼろぼろでテープのつぎはぎだらけ。これでは売っても安くなるのは目に見えている。
そして何よりこのレンズには思い出がある。ディミトロフという選手からもらったサインがあり(僕が自分のためにサインをもらったのは他にサンプラスとダベンポート、フィリポーシスだけ、いずれも大学時代)があり、チェコの国旗が貼ってあり、・・・・と、とても売れる代物ではない(汗。
また、このレンズを買う時には、300mm F2.8のレンズとかなり迷った。普通なら、70-200mmのレンズをすでに持っていたのだから、200mmを買うよりも300mmを買った方が、より遠くのものが撮れるようになり、サッカー、野球など撮影できる範囲も広がった。でも、テニスは撮影する場所から選手が近いので、このレンズがベストなのだ。
テニスを撮るカメラマンになりたかったから、300ではなくあえて200を選んだ・・・という、ちょっと思い入れのあるレンズなのである。
だからこのレンズを手放してしまったら、なにか僕の中で変わってしまうような気がする。利益追求のために機材を考えるのは当然のことなのだが、やっぱり好きな写真なので、どこか遊び心というか、楽しみというか、そういったものが使用する道具にもほしい。今は昔に比べてかなり撮影に利益を追求するようになったけど、これを手放してしまうと、僕が僕でなくなってしまうような気がする・・・・
ので、やっぱり手放さずにがんばって借金を返すことにした。がんばってこー!
写真はその200mmのレンズ。