チェコ在住でカメラマン!フォトグラファーJet田中の日記

チェコの首都、プラハから100キロほどのピルゼンという街に住み、ヨーロッパのテニスを中心に撮影する私の海外在住日記。

ジャパンオープン

2008-09-30 01:32:19 | Weblog
日、月とジャパンオープン観戦プラス撮影中。明日は伊達さんに圭くんの試合もあるからかなり混むだろうなあ。明日、明後日と観戦して一休み。土、日は学校写真を撮影予定。まだまだテニスを撮り続けてやっていけるほどのところまでいけていない。

圭くんにしても明日はおそらく日本中のカメラマンが集まるわけだから僕が撮ったところで使いどころはない。皆がいかないところに行かないとね。

さて今日一番おもしろかったのはミーシャ・ズベレフ対イボ・ミナル。ミーシャのディフェンス力には関心した。特に驚いたのは、あいてに浅いボールが行ってしまいチャンスボールを与えてしまった時の対処の仕方。打ち込まれてやっとさわったボールを、ゆっくりネットの近くに低くバウンドするようにうまく返球する。すると、相手はネットの近くにいるものの強打できず、次にチャンスが出てくる。それで体勢を立て直してポイントを奪うシーンもあった。

相手が前に詰めようとしているときに、ネット付近に浅い緩いボールを送るなんてこと、普通誰が考えるだろうか?少なくとも今までの日本のジュニアテニス、いや、ワールドジュニアでも、そんなテクニックを意識して使っている選手をみたことはなかった。テニスには本当にいろんなテクニックがあるんだなあと改めて思った次第。奥が深い。

400を買おう。

2008-09-27 00:35:35 | Weblog
ええ~、毎日500近いアクセスをいただいているので更新していないことに若干胸が痛むのだが、その分時間ができて英語などしっかりやっております。ご容赦を・・・まあ今後週1回~2回くらいの更新になると思います。

さて、400mmF2.8のレンズを買うことに決めた(400というのは焦点距離を表し、これが大きくなるほど望遠のレンズとなる。Fというのは開放絞りのことでこの値が小さいレンズほど一般的にはよいレンズと言われる)。

確かに前回書いたように、重さは閉口するほどだ。旧型なので、約6.5キロもの重さがある(新型は5キロ半)。

しかし、300mmF2.8のレンズを買うとするとどうだろうか?今僕が持っている望遠の中で一番良い、200mmF1.8のレンズとあまり変わらず、一気に撮影範囲が広がるというわけではない。200mmに1.4テレコンバータという、焦点距離を伸ばすレンズをつければ280mmのF2.5のレンズとなる。ほぼ画角は変わらない。無論300mmのレンズに1.4テレコンバータをつければ420mmF4になるのだが、だったら400mm F2.8を買えばその間の距離は200mmF1.8のレンズプラステレコンバータで補完することができるし、400にテレコンバータをつければ未知の望遠の世界が待っている。これで被写体から遠くて撮影できないということはほとんどなくなる。テニスでも撮影の幅が広がるし、いろんなスポーツを撮る機会を増やすことができるはずだ。

前回200mmF1.8のレンズを買った時(40万くらいした)、知り合いには「そんなもの買うよりも旅をしろ」「レンズなんてぼろぼろでいいから写真の良さで勝負しろ」ということを言われたこともあった。だが、レンズというのはカメラの目。いわば写真の命である。これをよくすることは写真がよくなることに直結する(もちろん高級でないレンズでもいい写真は撮れるけども)。今では買ってよかったと思っている。十分元を取れるだけの活躍をしてくれたし、これからもしてくれる予定だし。

カメラの性能をアップさせて画質を向上させることも考えたが、今のカメラの画質で困るのは体育館などの極端に暗い場所のみ。有明コロシアムのナイターくらいなら全く問題ない。テニスは屋外でやることがほとんどだし、広角レンズもほしいものの今の段階で撮影ができないほど困るわけではない。

400mmF2.8は、この中のどのアイテムよりもより自分の可能性を広げてくれるものだと確信した。
ヨーロッパの活動資金に・・・とも思ったが、来年の渡欧は5月末からの予定。まだまだ十分その活動資金を稼ぐ時間はある。あっちでもがんばって仕事をもらうつもりだし、その仕事をもらえる先もいくつかは見通しがついている。

問題は移動なんだけども、まず日本国内では400と200を同時に持ち歩くことはおそらくないのでOK。問題は着替えや旅行用品プラスプリンターを持ち歩かなければいけないヨーロッパの旅なんだけど、これには持って行かない!という決断をすれば楽なんだけど(笑)、気合いしかない。みんなそうやってがんばってるんだからね。今から体を鍛えておいた方がよさそう。

レンズ代以外にも、入れるためのカメラバッグなんかもいりそうで、まあ大変になりそうだけども、その分増えるかもしれない仕事に向けてがんばろうと思う。

今のところ見つけたので一番安いのは43万円。さて、どうするかな・・・・

写真はpisekで見かけた建物。

東レ終了 機材のお話

2008-09-22 01:47:42 | Weblog
東レPPO、終了。長い長い、充実した8日間だった。
今日はシングルスは2階からの撮影。真野さんに200mmF1.8のレンズを貸して、交換条件で400mmF2.8の超巨大望遠レンズを貸してもらっての撮影。ものすごく重くて運ぶのに苦労したけど、上からでも十分被写体を引き寄せることができて撮影がすごく楽しいものになった。でも、あまりに重い・・・これ持ってヨーロッパを移動することを考えると購入をためらってしまう。やっぱり次買うなら300mmF2.8かな。今、旧型がかなり安くなっているので、これならば1年もあれば買った値段を回収できそうである。

あと欲しいのは、16-35mm F2.8のレンズ。16万くらいするんだけども(300mmF2.8中古と同じ値段、汗)今のタムロン28-75F2.8は描写があまり良くなく、またワイド側の不足をかなり感じる。これから学校系の撮影が増えてくる予定なので、ワイドは必要条件の1つになってくる。

それから、現在使用しているCanon1DMark2の高感度の弱さも若干気になってきた。最近体育館などのかなり暗い環境での撮影が多くなって来ている。10月10日にはなんと初めてライブの撮影をすることになっているし。このカメラ実はもう発売は4年以上も前。EOS20Dよりも古い。フォーカスは十分速いんだけども高感度は800くらいから厳しさを感じる。Mark3は3200でも結構いけるみたいだからねえ。1DMark3は35万くらい。Mark2を売れば15万くらいだから、20万くらいの差額になる。う~ん、高い。

上記の機材は、「絶対になくてはならない」ものではない。現状の仕事ならなくてもどうにか工夫すればなんとかなる。

しかし、あればさらに仕事は広がる可能性がある。300mmがあれば、サーフィンの仕事できるよ、って言ってくれている人がいるし、スポーツ系の仕事も撮れる範囲が広がる。16-35があれば、今よりさらに良い写真が撮れるようになり、結果仕事が増える可能性もある。Mark3はフォーカスの精度が向上しているというし、高感度に強いのはやっぱり新たな仕事につながる可能性があるし、写真を買っていただく方達にさらなる良い写真を提供することができる。結果、よりよい仕事ができるようになるかもしれない。

でも・・・、この機材を買うお金を貯蓄すれば、来年遠征を予定しているヨーロッパに行く時にいろんなことができるようになる可能性がある。

う~ん、難しいねえ。

東レ

2008-09-18 00:36:10 | Weblog
皆さん先週の土曜日から東レPPOテニスが有明でやってることはご存じの事だろうと思う。お子さん連れて見に行った人も多いだろうなあ。僕も毎日のように詰めかけております。

そこで、プロテニスを間近に見れるわけだけども、プロを目指している子供達、ご両親・・・もしかしてこのプロテニスの世界を遠くの事・・・夢の世界でプレーしている人達・・・みたいに思っていないだろうか?

14歳以下のトップジュニアを見ているとつくづく思う。
「ジュニアとプロで、技術の差はほとんどない」
つまりこの大会に出ている多くの選手が12~13歳くらいの時にすでにこのくらいのレベルのテニスをしていると言うことをしっかりと認識すべきだと思う。まあ、認識すべき・・・といっても実際にトップジュニアのテニスを見なければいけないけども。

錦織君なんてまさにそう。まあジャンピングフォアなんかはやってなかったけど、基本的なベースは僕が初めて見た13の頃から全く変わっていない。世界を目指すなら彼、彼女らを夢ではなく明確な目標とし、近づいていく努力をしていかなければならないと思う。

写真は文章とは関係ありません(笑)。

更新頻度 減ります

2008-09-14 21:47:15 | Weblog
このところ多忙のため、ちょっとブログの更新頻度減らします。
おもしろい文章を書こうと思うと僕の場合1時間を超える時間を平気で使ってしまう。昨日の通り英語を勉強しなければいけないし、そのほかの言語も必要だし・・・・

ということで、ちょっとお休みがちになりますm(_ _)m