チェコ在住でカメラマン!フォトグラファーJet田中の日記

チェコの首都、プラハから100キロほどのピルゼンという街に住み、ヨーロッパのテニスを中心に撮影する私の海外在住日記。

全豪終わり

2006-01-30 00:28:58 | Weblog
男子決勝、マルコス・・・惜しかったなあ。

フェデラーがファーストセット、今まで見たことのないような、入れに行くテニスを展開、マルコスがそこをしっかりついて打ち、1セット目を取るも、どうもマルコスもあまり調子がでていませんでしたね。

チャンスがあった2セット目を落とすとフェデラーがしっかり立て直し、それを何とか食い止めようと踏ん張ったものの、及びませんでした。

しかし、その後のがんばりも、胸にくるものがありました。
試合が終わったあと、しばらくタオルで顔を覆い、呆然とするマルコス・・・・、気持ちを切り替えて、表彰式ではまたあの笑顔とユーモアを見せてくれましたね。

そして勝者フェデラーの涙・・・・・・

見終わった後は疲れた~っていうのがありましたが、テレビの前に座っているだけで、こんなに充実した気持ちを得られたのは初めてかもしれません。

マルコスにありがとう、フェデラーにありがとう。
本当にテニスって素晴らしいですねえ・・・

さて、東レ本戦ですが、これでもか!!というほど各テニス誌、ほか奈辺に目的がありそうなカメラマンが集まるでしょうから、僕の出番はありません。
もしかしたらちょこっと顔を出すかもしれませんが、もっぱらテレビ観戦かなあ。
今のバイトも終わってしまったので、また新しく探さなくてはいけません。なんか、理想と現実が離れすぎていて悲しいですけど、こつこつやっていくしかないですね。

東レ・・・

2006-01-29 02:26:31 | Weblog
今日は東レPPOの予選がありました。
行こうかどうしようかかなり迷いましたが、朝起きて写真編集、昼から夜にかけてバイトに行ってきました。

なぜ・・・と思われるかもしれませんが、その理由はいろいろ。
対戦カード、これはかなりレベルが高く、面白そうでした・・・

インドアであること。インドアは観戦には問題はありませんが、撮影となるととたんに難しくなります。フォーカスが合いにくくなり、感度を上げなければ選手の動きを写しとめることはできませんし、また均一の照明の下では影が生まれず、被写体にかなり依存した撮影になってしまいます。ですので、あまり好きではない、というのも理由のひとつ。予選とはいえ混みますから、むやみに席を移動するわけにもいかず、アングルの工夫もしにくいですし。

そして最大の理由は、東レの写真を撮ることでカメラマンとしてなにかメリットがあるのか?というところでした。それよりも先のことを考えたとき、必ず必要になってくるものを手に入れるためにもバイトをしたほうが後々のためではないか、ということになりました。
得しないからいかない、というわけではなく、今は東レで写真を撮るよりも、バイトの方がベターではないか、と思ったわけです。

でもせっかくの東レですし、バイトも明日はぽっかりあいたので行こう・・・と思っていたのですが(どないやねん)、行きません。

理由は・・・マルコス。絶対生放送で見たい!という思いだけです。なんかおかしくないか?とも思いましたが、ジャパンオープンの一週間でマルコスに僕はひきつけられてしまったようです。

いい試合になることを、心から願っています。

マルコス3

2006-01-27 02:10:25 | Weblog
いやはや・・・ナルバンディアンにも勝ち、決勝進出・・・

ほんと、いつの間に、こんなに強く、しかもその強さをどんな相手にでも安定して出せるようになったんでしょうか?
ジャパンオープンでは、Mihoさんのレポートにあるように悩める青少年だったからかな??

なんにしても、えらいこっちゃあ・・・・・
再三ブレークされて、ブレークバックして、はらはらひやひや。
しかもサービスフォーザマッチ、15-15というタイミングで雨が降って中断してかなり心配しましたが、最後勝利した瞬間はこみ上げてくるものがありました。

そしていまはなんともいえない、静かな気持ちです。
いやいや、あのマルコスがねえ・・・・Mihoさん、おめでとうございます。

マルコス2

2006-01-26 01:07:59 | Weblog
AIGで見た4試合。
1回戦、あまりいいところなし。へんなミスが多い。でも相手も良くなくて、なんとか勝利。2回戦はやや良くなり、ラリー戦をしっかりものにして勝利。3回戦、プエルタ。何なの!?っていうくらい強い!ミスもないし、サーブもいいし、足も良く動く!!フルセットのシーソーゲームに勝利。そしてアンチッチ。別人のように動きが悪い。セカンドは相手もなぜか調子を崩してタイブレークまでいくも敗退。

とこのようなかんじ。つまり、一試合ごとに調子がバラバラ、いい日はめちゃめちゃいいけど悪い日は・・・というのが彼の印象でした。
だから大きなトーナメントを勝ち進むのは今の時点では難しいと思っていました。

しかし、昨日もリュビチッチに勝ち、あっという間に世界のベスト4に入ってしまいましたね。信じられない・・・・・

すごく気さくでいい奴なんですけど、ここまで活躍してしまうとなんか遠くに行ってしまったような、変な寂しさも感じています。

そして一番信じられないのが、僕の2こ下だということですね(笑)。

ワウワウの選手紹介

「風貌から見るととても20には見えません・・・・」

マルコス・・・

2006-01-23 12:57:44 | Weblog
ご存知の通り、マルコスはロディックに勝ってしまいましたね。
いやいや、あのマルコスが・・・
ジャパンオープンで随分と仲良くなりましたが、まだ試合ごとに調子の波が激しく、正直ここまでくるとは思っていませんでしたが、きてしまいましたねえ。
素直にうれしく思います。
プレーを見ていると彼には得体の知れない可能性が秘められているような感じがしますね。まだまだ強くなるでしょう。

さて、昨日は雪が残って凍りつき、滑る道路に何度もコケそうになりながら、日本リーグの会場、横浜国際プールへ。
豪君とウドムチョクが最大の楽しみでしたが、互角のラリー戦を展開するもやや豪君にミスが多く、ストレートでウドムチョク。
ウドムチョクを初めて見たのが、大学の合格発表日に結果も気にせず見に行ったデビスカップ。鈴木貴男さんにサーブでもストロークでも圧倒され、全くいいところなく敗退していた彼でしたが、彼も全豪で本戦にあがりましたし、強くなりましたねえ。

本当に、人間って言うのは努力すればどんどん成長できるものなんだなあ・・・としみじみ感じます。