はじめてのジャズバンド（１）

シリーズもの作ったくせして、ほったらかしになってしまってました…
案外、放置プ○イ好きには堪らなかったりして…

生まれて初めてジャズサークルに飛び込んだときのことを書いてみます。
年齢を横軸にした年表形式で書けば、とても最近のことで、
それこそ、鉛筆の線の太さに紛れてしまいそうなんですが…

ちなみに、厳密には「生まれて２回目」です。

本当の１回目は、見学だけしに行きました。
今となって容易に想像つきますが、本当に見学だけするなんてことは、
まずあり得ないわけで、当然、その時も、１曲終わるたびに、
「ちょっとだけ弾いてみませんか？」
「弾かなくても良いからピアノの前に座ってみませんか？」（ぉぃぉぃ…）
って、何度も何度も誘われました。

でも、頑なに拒否し続けました 
だって、はじめの１曲を聴いた瞬間に
「これは俺には絶対無理」って思いましたから…。

予め、
「クラシックピアノは子供の頃習っていたけど、それから３０年以上弾いてないし、
　ジャズに至っては右も左も分かりません」
って伝えてあったし、
「このバンドは、全員、まちゃさんと同じような初心者ばかりですから」
とも聞いていたんで、
「それなら、ちょっと見てみようかな」 くらいのノリで行ったわけですから…。

なのに、、、

全然違うじゃないですかっ
ちゃんとアンサンブルが出来てるじゃないですかっ
どこが初心者なんですかっ

まぁ、でも、怒りというよりも、愕然としましたね。
だって、これだけできてるのに「初心者」って言われてしまったら、
私が描いている初心者って、世の中に存在しないんじゃないかって…。

で、見学が終わって
「どうします？」「やってみますか？」と聞かれ、
バンドの人たちからも「一緒にやりましょうよ！」って言われ、
う～んう～ん悩んだ末に出した結論は、

「とりあえず、次回の練習には参加させてください。
　この１週間、自分なりに練習してみますので。
　でも、やっぱり無理そうだったら、次回、来るには来ますけど、
　見学だけで勘弁してください」

でした。。

バンドにでも入ってプレッシャーがなければ、
絶対に続かないなと思って飛び込んだわけで、
初回で打ちのめされて負けるのも悔しいし、
そんなこっちゃ続かないだろう。

かといって、今の自分のレベルでは
みんなの足を引っ張るだけの存在になって、
自分も悔しいけど、みんなにも迷惑を掛けるのは必然。

でも、「いきなり弾ける人なんていないよ」とも言ってくれてるし、
確かに、今はピアノなしで出来てるんだから、
最悪、まったく弾かなくっても成立するんだよなぁ。。

なら、一週間、やれるだけのことをやってみて、
それでもダメだったら出直せば良いのかな。
答えは、それからでも良いのかな。。

そんな風に考えた結果でした

でも、決めてしまえば早いです
紙と鉛筆を借りて（見学に行くなら自分で持っていけって…）、
演奏する可能性があるレパートリー（１０曲くらいかな？）、
みんなが見ている楽譜（通称青本と呼ばれる本）の出版社とタイトル、
参考になりそうなアーティストの名前とCD等を教えてもらい、
みんなにお礼と挨拶をして、さっさと帰ってきました。

そして、その日の夜中、楽譜がなければ始まらないので、
Amazon のお急ぎ便というのを初めて使って楽譜を注文し、
翌日からの練習に備えたのでした。。

てなことで、２話に続く 予定 です～ ...  ...

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