会社の人事関係書類の保存期限

　皆様　会社内にある膨大な人事関係書類

どうしてますか？

労基法109条によると

賃金台帳、タイムカード（出勤簿）、労働者名簿

は３年保存が義務付けです。

ですので、廃棄しても法の裏付けはある・・・

ただ、退職金の債権が5年という理由から退職金支給の是非

を問うことになれば廃棄してしまっているのは問題ある

ので、捨てられないことになりそうです。


助成金の支給に関することも5年資料を保管義務があるので

その従業員に関しては廃棄できないです。


　やはり、会社もスペースが無限にあるのではないので

時効があるってことですね。

社会保険は法人（㈱、㈲、合同会社）は加入義務あります。

　社会保険（健康保険および厚生年金保険）

社会保険の加入形態には「強制適用事業所」と「任意適用事業所」の２種類があります。



「強制適用事業所」は、事業主や従業員の意思に関係なく加入が義務付けられています。


「任意適用事業所」は、社会保険事務所長の認可を受ければ加入することができます。



強制適用か任意適用かは、その事業所の


（1）組織（法人か個人）（2）常勤者の人数 によります。


（1）法人事業所（人数に関わりなく）　　　強制適用




(2)　個人事業主（農業・漁業・一部のサービス業※）
　　　何人いても任意適用
　　　※一部のサービス業・・・旅館、飲食、理美容業、弁護士事務所、税理士事務所など


(3) （2）の業種以外の個人事業
　　　労働者5人以上：強制適用
　　　　　 5人未満：任意適用
　　　





つまり、 有限会社や株式会社などの法人の事業所であれば、


１人でも雇用した従業員がいれば社会保険が強制適用されます。