癌を知る!

2度目の乳癌闘病中。少しでも快適に長生きできるべく、
癌との戦い方・付き合い方を勉強していけたらな .....

二度目の乳がん (1):診断前

2013-06-13 12:47:03 | 病歴・病状
アメリカでは年に一度、まだ残っている方の胸(左側)
の定期検診をしていました。腫瘍内科の先生による
触診、マンモ、そして胸のMRIを毎年やっていました。

マンモでは異常が認められるということはなかったの
ですが、5年前にMRI検査でひっかかり、穿刺吸引細胞診
をやることに。この時は若い女医さんの実験台にされ、
エコーで見ながらやる細胞診ではなかったので、結構
手間取りました。。。傷口もケロイドっぽくなって
しまって、なんだか散々な目に遭いましたが、病理結果
は「良性」! ヽ(●´ω`●)ノ

この時の細胞診の際に、疑わしいしこりがある場所に
チタン製の小さなクリップを埋め込まれました。その
後もう一度MRIで画像を撮り、クリップの位置を確認。
今後このしこりがどう変化していくかを追うことが
できるし、新たなしこりができたら区別もできるよう
になりました。

そして月日は過ぎ、2012年10月。毎年恒例の
MRI検査を受けました。すると。。。以前には
なかった新たなしこりが認められ、針生検をする
ことに。ちなみにこのしこりはMRIの前に受けた
マンモでは見つかりませんでした。

「まあどうせまた良性のものだろうな~。もう
術後13~14年も経つし、再発のリスクももう
ないだろうし~。」な~んて自分勝手に思っていた
のですが。。。

職場に腫瘍内科の先生から電話がかかってきました。
いつもはメールで検査結果を知らせてくれるのですが、
「今日は電話で? まあ色々検査をしたから、すぐに
いい結果を知らせようと思ったのかしら~」と楽観的
な考え半分、「え?もしかして?まさかのアレ?」と
いう悲観的な考え半分で、まずは先生に挨拶。

先生、なんとなく声のトーンが暗め???

そして先生、すぐさま暗めのトーンのまま、
「癌が見つかったわ」と、間髪入れずにおっしゃった。。。

えっ?( ̄▼ ̄|||)

一瞬にして血の気が引きました。ドス~んとまっさか
さまに落ちました。

ちょっと間があいた後、気を取り直して、先生に
すぐ手術ができるか聞き、今後のことを話し合う
ために後日外来に行くことになりました。

この時の唯一の救いは、今回の乳がんは前回の
乳がんと顔つきが違っていたこと。前回はER陰性、
今回はER陽性。ERの発現も違うし、健側の乳房に
再発することは稀ということで、先生が見るには、
今回のがんは前回のがんの転移/再発ではなく、
初発であると考えられる、とのことでした。

電話をおいた後、しばらく職場で放心状態。。。
こんな時に限って、だんなは出張中。。。
仲の良い同僚に打ち明け、一緒に泣きました。
( *´д)/(´д`、)アゥゥ


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