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ふたつのおにぎりの構成要素

2018-04-09 10:09:28 | Feel something

2018.04.08

 

デパ地下の話

食料品といっても、いわゆる「老舗」がフロアを間借りしている、マーケットだろう。

魚介類や生鮮野菜はほとんど築地を通しているはずだ。(と思う)

 

昨日7日の新宿デモに参加するために、渋谷から歩いた。ずいぶんと早い時間に家を出たので時間が余ってしまった。

途中、あちこち、きょろきょろしながら歩くのだが、以前に見たことのある風景ばかりなのだった。あの辺りはチャリンコで走り回っていた場所で、何度も路地の突き当りで引き返した覚えがある。

 

チャリンコで走るのと歩くのでは、街の風景の見え方が違うということに気づくのだった。

 

取り壊された体育館の線路側あたり

 

腹が死ぬほど空いたので、何か食いもの屋がないかと物色していたのだが、フランチャイズ店ばかりで、結局新宿についてしまった。そこでデパ地下に入ったというわけだ。握り飯を買った。コンビニのおにぎりの倍のお値段だったが購入した。

 

ふたつのおにぎりの構成要素を示しておこう。

1.のり、ごはん、すじこ

2.のり、ごはん、ピリ辛高菜

 

おにぎりの具である「すじこと高菜」は多分築地を通しているはずなのだ。さて、のりはどうだろうか。

確実に分かるのは、お米はずいぶん前(ちょうど息子が生まれたころ)に自由化されているので、築地を通していないこと。

 

お米は冷や飯を食うと善し悪しが分かるというのが持論だ。炊いた米が冷えてしまっても美味しいのが良い米だと思う。

なにせ離乳食すらおもゆで育った世代なので、貧乏ではあれ、お米にはこだわりがあるし、この国の炭水化物摂取の要なのだ。要は主食だが、それでもコメの自給率は100%を切っているのを知っているだろうか。

ここで欠かせないのが茶だ。

ご飯を食う時に日本茶が欠かせない。いつもは緑茶を買うんだが、今回は焙じ茶を購入した。

緑茶よりもカフェインが少ない。ほのかな甘みと焙じたことによる独特の香ばしさを味わうのだ。それがすじこや高菜漬けと相性がとてもいい。

こういうものを食う時に他の味の飲み物、俗にいう清涼飲料水などを飲んでしまうと”味覚おんち”になってしまうのだ。

日本は世界に稀に見る、多国食文化の国だ。フレンチも食うしイタリアンも食うし中華も朝鮮料理も食う。その時に飲むアルコールや茶は、やはりその国の食に合ったものを飲まないと本当の味が分からない。

 

先日中華のおかずを家で作ったときには紹興酒を選んだ。その後はウーロン茶が良いはずだ。

 

さて、寿司という”生食文化”は多分日本独特のものだろう。寿司にはガリやわさびそして酢飯など、生食ならではの先人の知恵が詰まっている食文化なのだ。その文化を壊そうとする者たちがいる。その生の魚に毒物を混入しようとする者どもがいる。許せないと思う。

酢飯の美味しさで寿司職人の力量だって分かる。

 

そして寿司の後は、あがり、つまり風呂上りということではなく、女性が終わったときのアガリでもなく、人前に出た時にアガルのでもなく、美味しい緑茶で口の中の生臭さを取って殺菌もするという、これまた賢い生食文化なのだった。

因みに日本の食文化で世界的に有名なのはまだある。

すき焼きだ。すき焼きは”焼き”なので、焼くんだろうと思われがちだが、焼くのではなく鋳鉄で炒めた肉を、早い話が、そばつゆで野菜やコンニャク(これも日本独特)煮ながら、ここで忘れてはならないのが、”生卵”で食うことなのだ。う~なんと贅沢なのだろうか。

 「I LOOK UP WHEN I WALK」 (すき焼きsong)


話が随分逸れてしまった。

コンビニのおにぎりご飯は酸化防止剤などの添加物の味がして、その感覚が食後の口の中に残る。これを私は勝手に「後味が悪い」と表現している。ご飯に変な味付けがしてあるのだ。

デパ地下のおにぎりにそれはなく、ご飯そのものが美味しかった。「高いだけはあるな」と思ったのだが、こういうものは、いまは無くなってしまったその辺の商店街で以前は食えた。フランチャイズが幅を利かせる前の商店街だ。

 

そういうわけで、ふたつとも大変美味だった。

 

官邸前や国会前で行われるデモは、警察のバリケードや勝手な誘導で近づけないことがある。それなら私のように少し離れたところから歩いて行けばいい。現場の状況を速報で知らせる方法はあるのだから。

 

半蔵門や永田町から歩いてもそう遠くはないし、なんならの自民党前で声を挙げたっていいはずだ。そういえば韓国の140万人デモは、みんな歩いて参集したのではと記憶している。

 

 

 

低い雲は停滞していて、その切れ間から見える高い雲が速い速度で流れていく。

見たことが無い雲の動きをしていた。

 

 

 

 

 

 

 

中国13億人にしてみれば

 

産油国やその周辺で戦争やテロが絶えないのは、ドルとユーロによる原油の生産調整

 

 

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