『ビブリオバトルへようこそ！』濱野京子 新作

北海道にいっしょに行って来た濱野京子さんは、今、児童書界ではトップバッターの活躍をされています。
その濱野さんが新作をだされました。なんと『ビブリオバトルもの』です。


濱野さんは図書委員がビブリオバトルに挑戦していくという設定で、胸キュンシーンもある、子ども目線のストーリーです。
なんともたくさんの本が紹介されていて、好きな本もいっぱい。
読んでみたい本もいっぱい。
題名だけで、濱野さんが考えた架空のストーリー『盗塁王』『白い扉の家』なども気になりました。次は書いてほしいです。

本に優劣をつけたくないという思いも語られていて、それにもうなずけました。わたしも最初はそう思っていましたから。
本好きの人ほど、ビブリオバトルを敬遠するのは、そういうところなんですよね。

また、わたしが気になっているけどまだ読んでない本も紹介してありました。
とくに『クロディの秘密の日記』『漂白王の伝説』などは、すぐにでも読みたくなりました。
濱野さんの読書の幅広さにおどろき、きっと読みたい本が見つかる一冊です。

ビブリオバトルものは、本を見つけて、読み直して、書かなければいけないので、実は普通の作品より、時間がかかります。そういう意味でも意欲作。柚希の恋い心にも注目です。

さて、わたしたち４人がかいたビブリオバトルストーリーのほうですが、目だたく重版になりました。これはうれしいお知らせです。ビブリオバトルがそれだけ注目されているんですね。

普及委員会から、小学生がやるビブリオバトルの大会のお知らせがありました。わたしも見に行こうと思います。
興味がある方はぜひ。きっと読みたい本と、小学生の今が感じられると思います。

10月28日（土）に行われる八王子市立由木中央小学校の
「読書のまち八王子 市制100周年記念
　ビブリオバトル大会 in 由木中央小学校」
について、追加でお知らせします。
開催日時：10月28日［土］10:20〜12:00頃
開催場所：八王子市立由木中央小学校［体育館］
　　　　　（八王子市下柚木25番地）
内容：●決勝ビブリオバトル
　　　　5,6年の代表3名＋地域代表（図書館関係）＋保護者代表＝5人によるビブリオバトル
　　　●中学年ビブリオバトルの紹介（ビデオ上映予定）
展示等：市立図書館および帝京大学図書館による取り組みの紹介
※一般の観覧が可能です。
　時間までに会場にお越しください。
※アクセス：バスをご利用ください。
　　バス停［由木中央小学校］下車すぐ
　　　　JR八王子駅より25分
　　　　京王線南大沢駅より15分、北野駅より15分、京王堀之内駅より10分