赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

絵本講座、最終回

2013-03-30 14:44:39 | 日記
国分寺市の本多公民館でおこなった絵本講座「くらしをえほんに」が、今日、最終回でした。一月の終わりから各週で計六回。こわかった風邪をひくこともなく、最後までなんとかこぎつけ、今日は、みなさんの発表会。
何人もの方が、自作の絵本をつくりあげて発表してくれました。これには、わたしもじーん。みなさんの作品の中から、伝えたーいという思いが熱く伝わってきて、胸がいっぱいになれました。

墨絵風にかかれた方、手足が動くしかけの工夫をされた方、パソコンで絵を取り入れた方、なくなった犬との思い出の日々を綴られた方、アイパッドできれいなグラディエーションを見せてくれた方。どれも世界にひとつのかけがえのない世界を現しています。

そして、絵本はつくった本人が読むのが一番いいんだなーーとも思いました。写真はできあがった絵本たち(一部)です。


老若男女、個性豊かな方で、それぞれの世界を大切にできる人たちで、わたしもかけがえのない時間をもらいました。
最後はみんなで記念撮影。
その後も、名残りおしくて、みなさん、互いの絵本をみながら話ははずみ、部屋から出なくてはいけない時間ぎりぎりまで残ってました。

そしてこの手作り絵本たち、公民館のご好意によって、五月の新緑祭りという公民館のお祭りでコーナーをもらい、市民の方々に見てもらうことになりました。
今日、間に合わなかった人も新緑祭りでは、完成してきてくれそう。
苦心の作品の数々、ぜひ、たくさんの方に見てもらいたいです。
新緑祭りの詳しいことは、また、お知らせします。(^_^)v

オフカウント

2013-03-27 08:15:20 | 日記
筑井千枝子さんが新刊『オフカウント』新日本出版社 を、出版され、送ってくださいました。装丁、大人向きみたいにすてきです。中学生男子、三人が文化祭でジャグリングとダンスに挑戦するストーリー。三人のつかずはなれずの関係が、クールで、『今』を感じます。また、その三人にからむ、リエという女の子のキャラが、また、いい。

オフカウントというのは、ダンスの裏カウントで、ワン エン トゥー エンという風数える時の、拍と拍との間に刻まれる裏のビートで通称エンカウントのこと。わたしはこんなカウントのしかたがあることも知りませんでした。

筑井さんは、おはなしエンジェル子ども創作コンクールの選考でご一緒しました。芯がしっかりした、気持ちのいい、誠実な方でした。同人誌「にじゅうまる」で作品を書き続け、今回が、二作目の作品です。

高学年の本は出にくいといわれています。
ダンス、ジャグリング、を題材にされたのは、現代の風を作品にいかそうと、きっと取材されたか、勉強されたのでしょう。
文章のすきまから感じる気持ちよさは、筑井さんのお人柄そのままです。
いじめも、離婚も、家庭崩壊も、大きなけんかも、でてきません。また、大げさな事件もでてきません。それなのに、読み出したらやめれない、さわやかな後味のYAです。

筑井千枝子さんの、これまでの積み上げてきたものがあったからこそ、書けた作品だと思います。みなさん、どうか手にとってください。


新しい絵本作家さんたち

2013-03-26 08:17:08 | 日記
国分寺の絵本屋さんで原画展をしたり、絵本の講座をもったりしたことで、ずいぶんと絵本を勉強しました。その中で、新しい絵本作家さんたちがぞくぞくとデビューし、人気になっていることを発見。その絵本がまた、なんていうか、新しい!!

ストーリー絵本という感じでなくて、わたしにとっては、漫才のネタとユニークな絵とのコラボみたいな(語弊があったらごめんなさい)感じ。おもしろくて、くすっと笑える場面が、どこかにしこんであります。
なかでも、シゲタサヤカさん、やぎたみこさん、また、赤ちゃん絵本で人気の新井洋行さん、山岡ひかるさん……、図書館で借りようとしても、貸し出し中ばかり。

どれも、目のつけどころが、とても新鮮!!! また、人間よりも、『もの』が主人公なのが多いのが特徴。「まないたにりょうりをあげないこと」とか「くらげのりょかん」とか。

困ったことに、ラノベが今ひとつ、わたしにはおもしろくないように、この新時代の絵本作家さんたちのよさが、すとんと、伝わってこないことも、あったり……。頭が古くなっているのかな、これは、スマホをつかってないせいかも……と、思ったりしながら、勉強中です。。

でも、考えてみれば、書き出した時からずっと、書けるものしか書けてないのですから、←(当たり前だけど)やはり自分が書ける世界を丁寧に追求していこうと思っています。
目新しいものはおもしろいけれど、いろんな絵本があっていいわけですし、子どもたちには、多様な世界を感じてほしいですから。

写真は、昨日、撮影したサクラです。曇り空なのが、ちょっと残念です。
  
 

断捨離ができない(>_<)

2013-03-24 19:30:35 | 日記
わたしが住んでいる国分寺市は、ゴミ問題がもちあがっています。焼却炉があと3年しかもたないそうで、六月からゴミを捨てるのには、専用の色つきの袋を買わないといけません。これが、案外、高い。

この機会に、いろいろものを捨てようと思って、おしいれをごそごそ。出るわ、出るわ、ゴミと紙一重の思い出の品々。
ただ、東京の家は、せまいので、あまり物を置くところがありません。
しばらく、ゴミ捨てと格闘の日々が続きそう。不得意科目なので、憂鬱です。

ゴミと紙一重のものといえば、昔、書いた原稿、感圧紙で読めなくなったり、ワープロ打ちだったりと、様々ですが、それを見て思うのは、「へただけど、よーく書いたな-」ということ。一週間で、200枚近く書いて、ラストが思いつかず、ほってある・・・・そんな原稿がおしいれの奥に眠っていました。

どれも上手とは言えないけれど、楽しそうに書いてあって、つい、読んでしまいます。
だから、整理整頓は、全くすすまない。ただ、散らかしただけ状態。あーあ。

 写真は、義父が育てたアマリリス。大きな花と甘い香りをふりまいてました。今日は、そんな義父とお散歩もしました。雪柳、カイドウ、パンジー、大きな公園に行かなくても、家々のお庭をながめているだけでも、春は楽しめるものです。


卒業の季節

2013-03-22 14:49:06 | 日記
昨日、つぼみだったチューリップが今日は咲いています。早いです。このままだと、四月になる前に散ってしまいそう。

今日は卒業式のところが多いようで晴れやかな顔をした、卒業生が花束をもって歩いていました。あの笑顔、まぶしいな!

明日、二十四日は、わたしの◎会目の結婚記念日。主人はまるで忘れています。まあ、毎年のことなので、忘れられるのにも慣れました。
明日は、お彼岸で命日でもあるので、父のお墓に行こうと思います。
多磨墓地は、桜の名所でもあります。ただ、都心と違って、こちらの桜は、まだ四分咲きくらいのようです。