昨年7月に購入。11月に初飛行を達成した愛機がある。
それは筆者のRC飛行機復帰第一号機である、SUPER DECATHLON 52 である。
しばらくは配管や加工が億劫だったので前方のエンジンをカバーするカウリングを装着しないまま飛行をさせていた。このたび、カウリングが完成して新しい一歩を歩みだした!!ここまでの総飛行時間は5時間59分である。この手のスケール機は初めて飛行させるのでカウリングの有無で飛行の感触がどのように変化するのか未知数だった。
しかし、今回カウリング搭載でコマンドしてみるとそれはそれは・・・!!
素直な操縦特性に変化した(^0^)/
これまでは なんというか、じゃじゃ馬というか、常に当て舵を施さないと姿勢が安定せずひやひやしつつ操縦していた。今日は比較的風も強かったが舵が残らず、あっさりとしたマイルドな操舵感になってきた。やはり、エンジン後部の高速の乱流をいかに整流化するか重要な役割をもつカウリング。ひょっとしたら模型航空機においてもかなりの影響力をもつのではなかろうか。そんなフライトインプレッションを持った。
もちろんカウリングはステッカーなどで装飾を施す。
前方から見てもすっきりしたし、かすかに垣間見えるエンジンのヒートシンクなどが実機感をかもし出している。
カウリング下部には、東京の飛不動尊のお守りお札も貼り付けた!
エンジン調整OK いつでもテイクオフOK!
我が愛機 Sceadu50 evolution HPM 2号機が先日、17日の飛行中に墜落、中損した。
この航空機は、上空飛行モード1(idle up 1)で宙返り(ループ)を行った際、上死点から降下後、機種引き起こしの際に必要なエンジンパワーが得られなかったことにより沈下率を適正に抑制することができなくなり結果、墜落したものである。
フライヤーである筆者に因れば、スロットル・ピッチスティックをフルパワー側に操作したが、ピッチ(回転翼のねじれ=揚力の増減に起因)のみ増加したが、パワーは伝わってこなかった。しかしながら不幸中の幸いにも急降下だけは抑制することができ、大破を間逃れた。降下時に残された速度(およそ50km/h)のみ今回の中破につながったものと考えられる。また、墜落直後の対処としてスロットルホールドのスイッチをオンにしたことでエンジンとクラッチが断続した。機体転倒後の飛び跳ねが防止できた点も幸運である。
原因の究明
スロットル周辺の制作上の不備
エンジン低速から65%開度までは問題なくキャブレターは回転する。
しかし、余分な部位を切断していなかったため、マフラー接続台と接触、物理的に65パーセント以上のパワーが発生しなかったと考えられる。
引き起こしに時にパワーは頭打ち。ピッチのみが増加し空気抵抗の増加でローター回転数は著しく低下し墜落につながった。
上記問題を解決すべく、キャブレターレバーの写真上、下半分を削り取った。
今回の事故でローターブレードが全損した。初めて使うメーカーと品物。どんなフライトになるのか楽しみだ。
4月16日17日は3ヶ月以上ぶりに2連休となっていた。
M指導員と共に完全フライトドキュメントの実施である(^0^)/
そして、16日は発達した低気圧の影響で春雷が発生!久々に轟く雷鳴に春を実感(^^)
なお写真は一部、M指導員の撮影・提供である。
16日 朝10時頃・・・ 一年ぶりとなる共演が!市内のヘリを最初に調整してくれた恩師が登場。中古機で購入した機体の調整と点検に来た。
KYOSYO キャリバー37である。
飛行場所を移して大町ラジコンクラブ飛行場へ。2号の勇姿。明日・・・予期もしない出来事が2号を襲う。
この時点で強風となって・・・16日は飛行中断となった。。。
17日、昨日の天候とは打って変わって最高の天気であった。
M指導員の新期導入機、ヴォイジャーEPが舞う。非常にいい仕上がりだ。
積年の思いを実らせ、横向きホバリングを完成させたオーナー M指導員
エアスキッパー50のどっしりとしたフォルムがその安定性とフライヤーを際立たせている。
調整に余念のない筆者
山々が美しい
オートローテーション着陸を実演する筆者。フレアーがかかって地面までもう少しといったところ。
ここが踏ん張り時
ピッチがギュッと入っているのがわかる。ものすごいローターがねじれているでしょ!揚力最大だ。
ループもかなり形となった。美しい頂上付近!!
エックス!!
部分改修として我が愛機 Sceadu1号と2号について以下の変更を行った。
1号機 Sceadu Evolution 50 SWM機
① サブタンク増設 (曲技仕様へ)
2号機 Sceadu Evolution 50 HPM機
① メインマスト ベアリングホルダーをオプションへ変更 (ブルーアルマイト製 防振対策等)
② テール駆動 カウンターギアをオプション仕様へ変更 (ジュラコン製 高耐久仕様)
以下写真で説明!
サブタンク アセンブリー 一式 : ちょっと部品点数が多いので重量超過か・・・
ちゃんとチューブが抜け落ちぬように配慮
配管関係の処理完了
基がSDX対応のタンク。フレーム構造は似てはいるが多少異なる。我が機の場合はやはり穴が開いていなかったので、任意でのドリル開け。
搭載完了。 この後正確に燃料が注油された!!!
以降 2号改修箇所
テールカウンターギア アセンブリーである。ピニオンギア17Tをオプションへ交換。耐久性とて低騒音化が目的
苦労したロールピンを何とか差し込んで完成。
やはり、経年劣化でギアの減肉磨耗が確認された。左が旧来。右は新品。違いが歴然としている。
メインマスト支持のBrgホルダーを取り外す。
問題なくシャーシに搭載された OPのBrgホルダーとOPのカウンターギア。