宇宙哲学の対話室

"宇宙"、"生命"、"人間"に関する問いかけと自然観察や奉仕活動について対話を繰り広げます。

1974年のギリシャと「苦海浄土」

2017-04-17 20:20:28 | 自己紹介
物理部の部活動以外で高校のことで思い出せることはあまりない。1年のとき授業での地理とか現代国語のことくらいか?数学、英語、生物などの授業が大変だったことくらいしか憶えてていない。
地理の授業は一人一人順番にあかじめ割り当てられた国について発表する形だった。私の担当はギリシャで2学期になってからの発表だったから10月ごろだったと思う。今ならインターネットで簡単に現在のことを調べることができるが、教科書には数年前のことしか書いてないので、現在の情報を手に入れるのは当時は新聞しかなかった。新聞の縮刷版というものがあるのもこのとき知ったのだと思う。縮刷版の国際面をざっと読んだだけでは当時(1974年)のギリシャ情勢について説明することは無理だった。
私は単に地理的なことのみ発表したため、授業の残り時間をずっと地理の先生から説教されるはめになった。
今日、ウィキペディアで調べてみたが、1974年ころのギリシャはトルコのキプロス侵攻とか国内は政変(軍事独裁制の終結)、NOTOから脱退とか、大きな事件がゾロゾロ書いてある。こんなことを発表した憶えは全くなく、地理の先生が怒ったのも無理もないと思う。理科系志向の高校生がそこまで頭が回らなかった悲しい現実だった。
もう1つの現代国語の授業で憶えているのは、石牟礼 道子の「苦海浄土」だ。水俣病について認識をあらため、その後、現在に至るまで公害とか環境汚染について常に注意を払わなければならないし、無関心ということが罪深いことだと考えるようになった。
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