新年あけましておめでとうございます。今年も日本裁判官ネットワークをよろしくお願いします。
１月１日は，サッカーの天皇杯決勝が行われ，セレッソ大阪が見事に逆転勝ちでした。私は，勤勉なファンとまではいえませんが，もう４０数年ヤンマーディーゼルサッカー部（前身）とセレッソ大阪を，応援してきましたので，嬉しい限りです。特に，昨年のルヴァン・カップに続く２冠で，セレッソ大阪の勢いを感じています。なぜ，セレッソ大阪のファンかというと，前身のヤンマーディーゼルサッカー部の基となった会社は，同郷（滋賀県湖北地方）の方が創業者だからです。名前は，山岡孫吉。会社名のヤンマーは，オニヤンマやギンヤンマからきているそうですが，創業者の名前にも似ていることから採用されたようで，私の田舎では「山岡孫吉」さんを短縮してヤンマーだと信じている人が少なからずおわれると思います（私もそうでした。）。山岡孫吉さんは，滋賀県湖北地方では，立志伝中の人物で，その立志伝は，色々な形で伝わっています。セレッソ大阪のファンも多いのではないかと推測しています（特に古い世代）。
いずれにしても，スポーツはファンが支えですね。実は，司法制度改革も，３つの柱の一つとして，司法の国民的基盤の確立を目指しました。いわば司法を支える人を増やそうということだったと思います。ですが，まだまだ道半ばで，難しい問題も発生しています。裁判員裁判に参加していただける国民の皆さんが減っているのはその最たる例でしょう。持続的な取り組みをしていくしかないでしょうね。