9月18日は、チリの独立記念日。9月に入る前から街では国旗が売られ、人々がウキウキしだす。18日は、家族で集まってエンパナーダや、バーベキューをして、ワインをたらふく飲むのがチリ流だ。
大学は、一週間の休みになるのが恒例だが、今年は前期にストライキがあり、後期の開始が遅れた為、一週間の休みがない。でも、5日間休みだったので、またアルゼンチンのペデロのうちへ行ってきた。
18日のお祭りにアルゼンチンへ行くのも4回目。今年は例年より雪が残るアンデス山脈を突っ切ってアルゼンチン側へ入る。天気はすこぶる良くて気持ちが良い。
ペデロはついこの間うちに来たのでちっとも久しぶりではないが、いつも通り歓迎してくれた。生まれたばかりの子羊がかわいい。
天気もすこぶる良い。ボルソンの山々はまだ上の方は真っ白だが、強くなった日差しは春が来たことを教えてくれる。
ペデロのうちから6キロくらい?離れたところにある、日本人夫婦Tさんのお宅へおじゃました。Tさんのうちに伺うのは、ボルソンへ行く一番の楽しみだ。彼らも山暮らしで、味噌、豆腐を売って生計を立てている。麹や味噌の作り方を教わったり、マンガのデータをコピーしてもらったり、おしゃべりして過ごすのが通例だが、素晴らしいのは、それだけではなくて、超ヘルシーデータ美味しい日本食、早寝早起きの生活だ。ご夫婦と居ると、私は自分が日本人というより、同じ民族の人と一緒に居るような安らぎを感じる。至ってシンプルな暮らしの中で、工夫を凝らして創ってきた日本人らしいTさんご夫婦の暮らしの中におじゃまするのが、私は大好きだ。
さて、今回は前から楽しみにしていたイベントがあった。それは、餅つき!!Tさんの御歳85才のお父さんが日本から遊びに来ていて、皆んなで餅つきをしようということになったのだ。Tさんのお父さんは腕の良い本物の日本の大工さんで、前に滞在されたときに、杵と臼を作られたので、それを使って餅つきをするのを、一度してみたいと思っていた。
ペデロとチュースもやって来て、餅をついた。
久しぶりの餅、そしてつきたてのお餅はやっぱりとっても美味しかった。
翌日はペデロのうちに友達が来て、バーベキュー。ペデロの上の娘と孫もやってきた。もう10回くらいペデロのうち日本のおじゃましているが、ペデロの子供四人が全員揃ったのは初めて見た、と言ったら、確かにそうだ、皆んなで揃うことはあんまりないなあ、というので、記念写真を撮った。十数年前、ペデロの奥さんが急逝して以来ペデロは男手ひとつで子供四人を育てて来た。チュースによると、石細工職人として働きながら、オーガニック自家栽培の食べ物を食べさせ、子供を学校にやって、家のことも全部やる。2000年のアルゼンチンの経済危機から逃れて、当時はスペインに住んでいたので、数年に一度は今住んでいるアルゼンチンの家の様子を見に行ったり、と、チュースも目をみはる忙しさだったらしい。そんな中、長男長女は、不良っぽくなり、高校を卒業しないという、事態に。
ペデロとの大げんかの末、彼がスペインからアルゼンチンに戻る時には、バレンはスペインのチュースの元に残ることに。
そんな経緯があったので、四人の子供たちが、みんなペデロのうちに集まるというのは、なかなか感動的なことだったのだ。
バレンがペデロとの関係を回復させたので、これからはもっとそういう機会が増えるかもしれない。でも、12月に高校を卒業する次男のタリックは、別の土地に進学しそうだし、次女のアヌイは、大学は、祖母のいるスペインに行きたいと言っているから、やっぱり、こんなふうにみんなが揃うことはないのかもしれない。
まあ、なにはともあれ、バーベキューはとっても美味しかった。ペデロのうちのご飯はやっぱりとても美味しいのだった。
大学は、一週間の休みになるのが恒例だが、今年は前期にストライキがあり、後期の開始が遅れた為、一週間の休みがない。でも、5日間休みだったので、またアルゼンチンのペデロのうちへ行ってきた。
18日のお祭りにアルゼンチンへ行くのも4回目。今年は例年より雪が残るアンデス山脈を突っ切ってアルゼンチン側へ入る。天気はすこぶる良くて気持ちが良い。
ペデロはついこの間うちに来たのでちっとも久しぶりではないが、いつも通り歓迎してくれた。生まれたばかりの子羊がかわいい。
天気もすこぶる良い。ボルソンの山々はまだ上の方は真っ白だが、強くなった日差しは春が来たことを教えてくれる。
ペデロのうちから6キロくらい?離れたところにある、日本人夫婦Tさんのお宅へおじゃました。Tさんのうちに伺うのは、ボルソンへ行く一番の楽しみだ。彼らも山暮らしで、味噌、豆腐を売って生計を立てている。麹や味噌の作り方を教わったり、マンガのデータをコピーしてもらったり、おしゃべりして過ごすのが通例だが、素晴らしいのは、それだけではなくて、超ヘルシーデータ美味しい日本食、早寝早起きの生活だ。ご夫婦と居ると、私は自分が日本人というより、同じ民族の人と一緒に居るような安らぎを感じる。至ってシンプルな暮らしの中で、工夫を凝らして創ってきた日本人らしいTさんご夫婦の暮らしの中におじゃまするのが、私は大好きだ。
さて、今回は前から楽しみにしていたイベントがあった。それは、餅つき!!Tさんの御歳85才のお父さんが日本から遊びに来ていて、皆んなで餅つきをしようということになったのだ。Tさんのお父さんは腕の良い本物の日本の大工さんで、前に滞在されたときに、杵と臼を作られたので、それを使って餅つきをするのを、一度してみたいと思っていた。
ペデロとチュースもやって来て、餅をついた。
久しぶりの餅、そしてつきたてのお餅はやっぱりとっても美味しかった。
翌日はペデロのうちに友達が来て、バーベキュー。ペデロの上の娘と孫もやってきた。もう10回くらいペデロのうち日本のおじゃましているが、ペデロの子供四人が全員揃ったのは初めて見た、と言ったら、確かにそうだ、皆んなで揃うことはあんまりないなあ、というので、記念写真を撮った。十数年前、ペデロの奥さんが急逝して以来ペデロは男手ひとつで子供四人を育てて来た。チュースによると、石細工職人として働きながら、オーガニック自家栽培の食べ物を食べさせ、子供を学校にやって、家のことも全部やる。2000年のアルゼンチンの経済危機から逃れて、当時はスペインに住んでいたので、数年に一度は今住んでいるアルゼンチンの家の様子を見に行ったり、と、チュースも目をみはる忙しさだったらしい。そんな中、長男長女は、不良っぽくなり、高校を卒業しないという、事態に。
ペデロとの大げんかの末、彼がスペインからアルゼンチンに戻る時には、バレンはスペインのチュースの元に残ることに。
そんな経緯があったので、四人の子供たちが、みんなペデロのうちに集まるというのは、なかなか感動的なことだったのだ。
バレンがペデロとの関係を回復させたので、これからはもっとそういう機会が増えるかもしれない。でも、12月に高校を卒業する次男のタリックは、別の土地に進学しそうだし、次女のアヌイは、大学は、祖母のいるスペインに行きたいと言っているから、やっぱり、こんなふうにみんなが揃うことはないのかもしれない。
まあ、なにはともあれ、バーベキューはとっても美味しかった。ペデロのうちのご飯はやっぱりとても美味しいのだった。