ええ、岩風呂のコンテンツでラーメンと並ぶはずの釣りレポートなのですが、最近トンと行けてません。
「こりゃなんとかせんと!」
というわけで、多忙のため何度か「お流れ」を繰り返しつつ久しぶりに釣行に焦げ付けました。
釣り物は昨年ボウズに終わって悔しい思いをしたマダコです。
面子は昨年初挑戦にしてボウズという悲しい結果に終わったK原氏。となんとなく面白そうだからとついて来たI嬢であります。
前日は全員松戸のiwaYoh宅に泊まって、早朝に出発。
やってきたのは船釣りの時はいつもお世話になっている吉久さん。
ビシアジ、LTタチウオ、カットウフグとこの時期もいろいろ釣り物をやっていますが、マダコもやってまして、このマダコ船の「釣らせる」腕のよさは東京湾内でもトップクラスだと思われます。
・・・って昨年はボウズだったんですけど、まあ釣り場が渋いときはどうしようもないですからね。
自然が相手なのでガツガツしてはいけません。
船宿で手続きを済ませて船に乗り込みます。
天気はばっちり快晴!
前日、前々日とマダコは調子が良いらしく本日も期待ができるということ。
出発前に船長のレクチャーを受けて午前7時チョイ前に出船。
出発と同時に自分はキャビンでダウン・・・船酔いじゃないです。ちょっと疲れが溜まってるところに早起きの釣行なので体力温存です。
船に揺られること45分ほど、そろそろ着くころ?と思って時々起きて外をのぞくのですが、なかなか釣り場に到着しない模様。
昨年、一昨年は川崎の東扇島付近が主だったポイントだったのですが、
今回は富津沖付近みたいですね。
東京湾観音様が見えます。
じゃあ始めましょう!
マダコは竿を使わず渋糸での手釣り。
カニの腹を表にしてテンヤにくくり付け、これを底に落として海底を小突くのが基本。
タコがこのテンヤに乗るまで、何処までも小突きます。
タコがテンヤに乗るときは、ゆっくりゆっくり、8本の足を1本づつ絡めて、ゆっくりゆっくり乗ります。
だからタコが乗ったテンヤはじわ~~~っと重くなりますが、ここで焦りは禁物。
タコがしっかりとテンヤを抱くまでじっと待つのです。
これが30秒くらいのときもあるし3分くらいかかるときもあります。
タコがしっかり乗ったら、今度は一気に引っこ抜く感じで渋糸を引き上げます。
タコの重みを感じながら船長に大声で「乗った!乗った!」と言いながら一気に引き上げ。
海面に上がってきたら、船長が、船長が忙しければ近くの人がタモで救ってくれますよ。
慣れた人は小さいものなら海面に上がってきたところで引っこ抜くことも出来ますが、そのときは船側にタコが張り付かないように注意です。
ピタッっとくっついたが最後タコはそのものすごい筋力と吸盤の威力で吸い付き、ふっとテンヤが緩んだ隙に逃げてしまうことでしょう。
というのはタコ釣りの基本。
「言うは易し、行うは難し」でなかなか思うように行かないのが釣りです。
こうやっ偉そうなこと書きながらも昨年はボウズでしたからね・・・。
開始30分、まずはK原さんがゲット!
K原さんは昨年私と共にボウズを食らっているので、誘った自分としては嬉しい一杯!
サイズは小さめでしたが、2年越し悲願のマダコ!まずこの一杯が重要です。
続いて、今度はI嬢が!
全くあわせてる感じがなくて「底の海草でも引っ掛けたのか?」と思って見てたらタコですよ!
あわてて「船長タモ!タモ!」って自分がやればよかったんですけど・・・。
ホントマダコは初心者とベテランの差が無い釣りですね。
さて、かく言う私は・・・
開始60分、今だに釣果なし。
現在釣果がないのが自分と隣の親子さん。
船尻の方はポツポツ上がっています。
「ほんとにタコがいるのかいな?」「今日は自分だけボウズかなあ?」とか思いながら・・・いや、いや、そんなことではやってはいけません!
ほんの少しのネガティブな精神がテンヤの動きに反映されるのです。
そのネガティブが判断を狂わせ、タコの僅かな当たりを逃がすのです。
日ごろネガティブを売りにしているワタクシも、このときばかりはタコがつれるイメージを大切に、ポジティブシンキングで参ります。
絶対釣ります!
釣り上げます!
「おまえその勢いで仕事しろ」という声は聞こえません。いいえ一つも聞こえません。
・・・んん?
重いぞ・・・
これは・・・
じわ~~~っと重いぞ・・・
乗ってきた!乗ってきた!
「乗ったぁ~~!」
でっかい声出してしまいました。
上がってきたのは700g位のアベレージサイズ。
まあ、実は騒ぐほどでもありませんな。
しかし、2年ぶりのマダコに写真の横浜銀蝿も嬉しそうです。
コツを掴んだのか調子が出てきたのか、その後もポツポツ来るようになりました。
それにしても海の上で呑むオールフリーは美味い!
これ「試飲缶」って書いてありますね。実は船宿で1人1本で配っていたものです。
本物の勝利の美酒は後にとっておき、決戦の最中にはノンアルコールのこれくらいがちょうど良い感じです。
その後は
こんな海草とか
こんな海ブロッコリーとか引っ掛けつつも。
K原さんは本日最大の大物2kgクラスを上げてご満悦。
その後潮が悪くなったのか、しばしの暗黒タイムが続きまして、見切りをつけた船長が向かったのが
久しぶりの第三海保。
ここの下は岩礁になっていて、タコもいますが、カサゴも良いのがいたりします。
まあマダコ釣りは外道という観念が全く無いので、間違ってカサゴがつれる可能性は皆無ですが・・・。
風も強くなってきて潮も流れてきたので、ここいらで納竿というところだったのですが、最後のここに来てまたポツポツ上がりました。
さてその後納竿して、帰港中。
タコ船に乗っているバケツが酢だこの空きバケツって言うのはわざと何でしょうか?
まあ深く考えるのはよしましょう。
というわけで、今回は昨年の不漁を振り払うような大漁!
この後船宿に戻って、一応の成績を報告してからタコどもを持って帰宅!
じゃあ成績発表!
まずK原さん
大きな良型3尾を含む7杯。
写真には6杯しか納められてませんが、一応7杯です。
続いてI嬢。
ミドル級2杯と本日の船唯一の女性にもかかわらずこれは立派な成績。
良型含むも全6杯でK原氏に一歩及ばず。
ちなみにK原氏はこの日の船を通じての竿頭。
船釣り暦5年ほどですが、未だに竿頭の経験が無い自分としては大変羨ましい。
悔しいですが天晴れ。天晴れですが悔しい。
まあ個人的な嫉妬心はともかく、これだけのタコがあれば・・・
さて次回はタコのフルコースで参りますよ!
おつかれさまでした。
ではでは
【浦安 吉久】
【関連記事】
【マダコ釣り】2009-08-01
【真蛸クッキング】2009-08-02
【8月ダイジェスト】2010-09-19
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「こりゃなんとかせんと!」
というわけで、多忙のため何度か「お流れ」を繰り返しつつ久しぶりに釣行に焦げ付けました。
釣り物は昨年ボウズに終わって悔しい思いをしたマダコです。
面子は昨年初挑戦にしてボウズという悲しい結果に終わったK原氏。となんとなく面白そうだからとついて来たI嬢であります。
前日は全員松戸のiwaYoh宅に泊まって、早朝に出発。
やってきたのは船釣りの時はいつもお世話になっている吉久さん。
ビシアジ、LTタチウオ、カットウフグとこの時期もいろいろ釣り物をやっていますが、マダコもやってまして、このマダコ船の「釣らせる」腕のよさは東京湾内でもトップクラスだと思われます。
・・・って昨年はボウズだったんですけど、まあ釣り場が渋いときはどうしようもないですからね。
自然が相手なのでガツガツしてはいけません。
船宿で手続きを済ませて船に乗り込みます。
天気はばっちり快晴!
前日、前々日とマダコは調子が良いらしく本日も期待ができるということ。
出発前に船長のレクチャーを受けて午前7時チョイ前に出船。
出発と同時に自分はキャビンでダウン・・・船酔いじゃないです。ちょっと疲れが溜まってるところに早起きの釣行なので体力温存です。
船に揺られること45分ほど、そろそろ着くころ?と思って時々起きて外をのぞくのですが、なかなか釣り場に到着しない模様。
昨年、一昨年は川崎の東扇島付近が主だったポイントだったのですが、
今回は富津沖付近みたいですね。
東京湾観音様が見えます。
じゃあ始めましょう!
マダコは竿を使わず渋糸での手釣り。
カニの腹を表にしてテンヤにくくり付け、これを底に落として海底を小突くのが基本。
タコがこのテンヤに乗るまで、何処までも小突きます。
タコがテンヤに乗るときは、ゆっくりゆっくり、8本の足を1本づつ絡めて、ゆっくりゆっくり乗ります。
だからタコが乗ったテンヤはじわ~~~っと重くなりますが、ここで焦りは禁物。
タコがしっかりとテンヤを抱くまでじっと待つのです。
これが30秒くらいのときもあるし3分くらいかかるときもあります。
タコがしっかり乗ったら、今度は一気に引っこ抜く感じで渋糸を引き上げます。
タコの重みを感じながら船長に大声で「乗った!乗った!」と言いながら一気に引き上げ。
海面に上がってきたら、船長が、船長が忙しければ近くの人がタモで救ってくれますよ。
慣れた人は小さいものなら海面に上がってきたところで引っこ抜くことも出来ますが、そのときは船側にタコが張り付かないように注意です。
ピタッっとくっついたが最後タコはそのものすごい筋力と吸盤の威力で吸い付き、ふっとテンヤが緩んだ隙に逃げてしまうことでしょう。
というのはタコ釣りの基本。
「言うは易し、行うは難し」でなかなか思うように行かないのが釣りです。
こうやっ偉そうなこと書きながらも昨年はボウズでしたからね・・・。
開始30分、まずはK原さんがゲット!
K原さんは昨年私と共にボウズを食らっているので、誘った自分としては嬉しい一杯!
サイズは小さめでしたが、2年越し悲願のマダコ!まずこの一杯が重要です。
続いて、今度はI嬢が!
全くあわせてる感じがなくて「底の海草でも引っ掛けたのか?」と思って見てたらタコですよ!
あわてて「船長タモ!タモ!」って自分がやればよかったんですけど・・・。
ホントマダコは初心者とベテランの差が無い釣りですね。
さて、かく言う私は・・・
開始60分、今だに釣果なし。
現在釣果がないのが自分と隣の親子さん。
船尻の方はポツポツ上がっています。
「ほんとにタコがいるのかいな?」「今日は自分だけボウズかなあ?」とか思いながら・・・いや、いや、そんなことではやってはいけません!
ほんの少しのネガティブな精神がテンヤの動きに反映されるのです。
そのネガティブが判断を狂わせ、タコの僅かな当たりを逃がすのです。
日ごろネガティブを売りにしているワタクシも、このときばかりはタコがつれるイメージを大切に、ポジティブシンキングで参ります。
絶対釣ります!
釣り上げます!
「おまえその勢いで仕事しろ」という声は聞こえません。いいえ一つも聞こえません。
・・・んん?
重いぞ・・・
これは・・・
じわ~~~っと重いぞ・・・
乗ってきた!乗ってきた!
「乗ったぁ~~!」
でっかい声出してしまいました。
上がってきたのは700g位のアベレージサイズ。
まあ、実は騒ぐほどでもありませんな。
しかし、2年ぶりのマダコに写真の横浜銀蝿も嬉しそうです。
コツを掴んだのか調子が出てきたのか、その後もポツポツ来るようになりました。
それにしても海の上で呑むオールフリーは美味い!
これ「試飲缶」って書いてありますね。実は船宿で1人1本で配っていたものです。
本物の勝利の美酒は後にとっておき、決戦の最中にはノンアルコールのこれくらいがちょうど良い感じです。
その後は
こんな海草とか
こんな海ブロッコリーとか引っ掛けつつも。
K原さんは本日最大の大物2kgクラスを上げてご満悦。
その後潮が悪くなったのか、しばしの暗黒タイムが続きまして、見切りをつけた船長が向かったのが
久しぶりの第三海保。
ここの下は岩礁になっていて、タコもいますが、カサゴも良いのがいたりします。
まあマダコ釣りは外道という観念が全く無いので、間違ってカサゴがつれる可能性は皆無ですが・・・。
風も強くなってきて潮も流れてきたので、ここいらで納竿というところだったのですが、最後のここに来てまたポツポツ上がりました。
さてその後納竿して、帰港中。
タコ船に乗っているバケツが酢だこの空きバケツって言うのはわざと何でしょうか?
まあ深く考えるのはよしましょう。
というわけで、今回は昨年の不漁を振り払うような大漁!
この後船宿に戻って、一応の成績を報告してからタコどもを持って帰宅!
じゃあ成績発表!
まずK原さん
大きな良型3尾を含む7杯。
写真には6杯しか納められてませんが、一応7杯です。
続いてI嬢。
ミドル級2杯と本日の船唯一の女性にもかかわらずこれは立派な成績。
良型含むも全6杯でK原氏に一歩及ばず。
ちなみにK原氏はこの日の船を通じての竿頭。
船釣り暦5年ほどですが、未だに竿頭の経験が無い自分としては大変羨ましい。
悔しいですが天晴れ。天晴れですが悔しい。
まあ個人的な嫉妬心はともかく、これだけのタコがあれば・・・
さて次回はタコのフルコースで参りますよ!
おつかれさまでした。
ではでは
【浦安 吉久】
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【送料無料】見てわかる!はじめての船釣り価格:1,260円(税込、送料別) |
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タコ釣り ですか。
昔 イイダコ釣りに、
良く行きました。
僕も、釣り全般OKです。
7~8年前から、バス釣りに戻って、トレーラー引っ張って、ダム通ったり…
最近地震 多いから、
気を着けて下さいね。
どもども。
イイダコですね。関東近辺だとラッキョウをえさにして小さなテンヤで釣るんですよね。
時々キス釣りの外道としてくることもあります。
ブラックバスは最近やってないなあ。昔はバス一本だったんですが、だんだん食べられる魚に移っていってしまいました。
あと、この釣りをしてたときも宮城の方で大き目の余震があったそうです。
今週も大きいのが来たし心配ですね。