ブルーアガベ Blue Agave

健康エージの甘味料。9000年前からのメキシコの先住民からの贈り物。

ブルーアガベ、一般市場への第一歩

2012-06-03 10:54:11 | レビュー
ブルーアガベが日本市場に投入されて、すでに7年近くが経過をした。当初は、ブルーアガベの甘味料を説明しても、消費者としてはどうやって使って良いのか分からず、消費者はコーヒーやお茶の砂糖代わりの甘味料としか映らなかったに違いない。このブログでもアメリカでの利用方法をいろいろとと紹介してきたりしたのは、どうやってブルーアガベを利用したら良いのか、分からない人たちのためだった。特に、日本の流通に載せることが困難を極めた。大手資本が扱っているのではなく、広告費用を投入できるのでもなく、最終消費者の認知度が低かったのも、卸やディストリビューターに敬遠されてきた所以であろう。

しかし、ここへ来て、海外生活をした人、健食を大事にする人、低GI値に注目する人などが、ブルーアガベ消費を行ないはじめて、口コミでも広まりはじめている。当ブログでも紹介しているように、栄養コンサルタントのエリカアンギャルさんや多くの著名なフーディストたちがブルーアガベを推奨しはじめていることからも、女性誌、健康誌、料理雑誌などでもブルーアガベが取り上げられてきたことによって、最近になって販売が急激に伸びはじめている。アメリカやヨーロッパ、韓国などではその活用方法が定着して、個人消費から業務用への利用が大幅に増えているのに対して、日本ではまだ個人消費が中心だが、ここでも徐々に使う方向への勢いが出始めている。

3月に一時帰国をしたときに、東雲のイオンボディーを訪れた。「美容 癒し 食事 健康より健やかに、より美しく生きたいという願いを、カラダの内と外から叶える。そんな「イイモノ」と「いいコト」をたくさん揃えました。成長していく毎日を感じる場所、それがAEONBODYです。」を標語にアメリカのナチュラル・ライフスタイル・ストアを彷彿させるストア・イン・ストアを見学することができた。これまで、薬局やスーパーの局部的な棚だけで売っていたコンセプトを、広いフロア面積に広げだし、いよいよアメリカなどのホールフーズのような商品展開が行なわれるようになっている。イオングループの試験的な展開なので、まだ、拠点数は限られているが、アメリカやヨーロッパの事例を見れば、これが、姿形は少し変わるとしても、近い将来主流になるだろうと見て良い。

ここで嬉しかったのは、複数社のブルーアガベが販売されていることだ。しかも、一番注目するべきことは、海外では最も定評のあるYASINブランドが、最もお得な値段で提供されていることだった。Yasinは、メキシコで最も近代的な生産設備、かつ農家協同の形でビジネスを展開しているベストグランド社の商品だ。ベストグランド社は、欧米市場ではブルーアガベ最大手のメーカー。品質にこだわり、各種の臨床テストを行ない、GI値が17とブルーアガベ市場では抜きん出た低GI商品力を持っている企業だ。日本市場での代理店はケンコーオーガニックス社。このような組み合わせは、ブルーアガベの販売の発展に大いに寄与することだろう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿