ブルーアガベ Blue Agave

健康エージの甘味料。9000年前からのメキシコの先住民からの贈り物。

豆乳の味付けに

2007-02-27 23:34:20 | ブルーアガベ利用商品
ヨーロッパの果汁園と云われる地中海沿いのMurciaにLaboratorios Almondと云う果実やナッツ、豆乳だけから最高品質の飲料を作る会社がある。この会社が目指しているのは、酪農製品を使わず、色々なデザートを作ると云うものだ。しかも、その企業方針の中核にあるのは、健康で、栄養価が高く、美味しい地中海ダイエットの商品群を作ることだそうだ。

今回紹介をするのは豆乳の甘味料にブルーアガベを使うと云うもの。商品名はNaturGreen Soyaといい、ブルーアガベを使用していることで高果糖のドリンクが出来上がり、砂糖(スクローズ)を摂りたくない人のために理想的なものであると会社のウェブサイトに書いてある。豆乳製品は下記の三つだ。健康志向を裏付ける商品コンセプトのようだ。

NaturGreen Soja Calcium
NaturGreen Soja Omega3
NaturGreen Soya Woman

ヨーロッパにおいてもこのようにアガベはどんどんと普及し始めている。
NaturGreen社の豆乳説明サイトリンク

札幌グランドホテルのフルーツロール

2007-02-23 05:24:06 | ブルーアガベ利用商品
北海道の初の本格的な洋式ホテルとして1934年に開設された札幌グランドホテルは、格式が高い。北海道における数々の文化的な行事の中核として活動してきたこのホテルは北海道では冠たる存在だ。洋式ホテルを展開するなど、もちろん、徹底的にこだわりを見せたホテル業を長年営んできたことでも有名なところだ。おもてなしについてはいつも変わらぬ重厚さと格式を持ち合わせながらも、いつも革新的な姿勢を持ち続けてきたホテルでもある。また、ここの食材は北海道のみならず、日本全国でも売られており、その北海道で磨いてきた伝統的でかつ先駆的な調理やケーキ作りは、ハイセンスの人には知られていることである。

とかく、そのようなリーダー的な存在となると、新規のものを取り上げる精神的な余裕を失うものだが、この札幌グランドホテルは、時代の趨勢をきちんと見極めて、ブルーアガベ100%を使ったフルーツロールを開発して提供し始めた。もちろん、その背景には、ブルーアガベが持つ天然の味と果糖がもたらす生地の深みの特性を活かすと云う点も大きかったと思うが、恐らくは、お客様への心やさしい気配りが大きいと思う。パティシエーなどが、お客様の健康に配慮すればするほど、ブルーアガベのような健康甘味料への移行は強まって行くだろう。サイトを見ていただくと、そこには控えめな言葉を選びながら、お客様の健康への配慮が光っているのが見えるようだ。


札幌グランドホテルのスイーツサイト

赤ちゃん用のリップボーム

2007-02-22 00:04:39 | コスメ
ポーランドで生まれ、21歳のときにニューヨークへ移住してきたAva Wilderさんは、初期はニューヨークと云う大都会に圧倒され、そこできらびやかに宣伝されていた化粧品を使い始めたのだと云う。しかし、何となく肌に馴染まず、スキンの状況も良くならないのは、ストレスと大都会などの公害などのせいだろうと決めかかっていた。しかし、あるときに自転車で横転をして怪我をしたことをきっかけに、祖国ポーランドで先祖代々使われてきた、傷など肌などの手当を思い出したり、色々な書物を使い自分で自然化粧品などを調合をして塗り始めたところ、肌の張りがよみがえってきてフト大手企業の派手派手な化粧品が身体にとって必ずしも良くないことに気がついていったと云う。

その彼女がEarthwiseと云う自然コスメの製品群を作るきっかけとなった。今日取り上げているのは、赤ちゃん用のリップボームだ。もちろん赤ちゃんの肌は繊細であり、大事にしなければならない。そのためにマンゴバターとブルーアガベを使った柔らかめのボームを作って販売をしているらしい。もちろんポーランドにはアガベはなかったことだろう。そのアガベを探し出して商品化をしたワイルダーさんは、最先端を行く自然化粧品派のヒトだろう。日本でも売られているのだろうか?面白そうな商品だ。
Earthwise Beautyのウェブサイト

マンゴ・ピーチソース

2007-02-19 15:14:28 | ブルーアガベ利用商品
エスニック料理の広まり方は日本ではすごいが、そのために日本人はこれまでの伝統的な和食に加え、多くの味覚を味わうことが出来るようになってきている。中華やフランス料理、イタリア料理から、最近では韓国料理も本格的になっているようであり、単に焼き肉だけの時代でなく、それぞれの国の多彩な食事が楽しめるようになってきているのは食事の進歩と言うべきだろう。

今日紹介する品目は、マンゴとピーチと云う二つの違った地方の果物を引き合わせてセラーのチリーのピリ辛とブルーアガベの甘味を持ち合わせた万能ソースのようだ。このソースをかければ、相手がチキンだろうと、エビだろう、魚だとか豚肉でも万能の味付けになる模様だ。違う方向に行く味の触覚を使いながら、単調な味付けから、複雑系の味付けにしているところは面白い。もちろん、このソースを作るのに際して保存料や添加物は入れず、自然そのままを売り物にしている。ブルーアガベは、ここでも優等生だ。

今日からメキシコ北部のチワワ州に来ている。明日から、自生(ワイルド)アガベを使った商品を作る会社を訪問の予定だ。もちろん他の商品群なども探索するので、ブログの書き込みをする余裕がなくなってしまいそうだ。数日間は、忙しかったりウェブアクセスなどが出来ないので、少しブログをお休みさせていただく。今週末もボストンからお客様があり、書く頻度が下がりそうだ。申し訳ないが、ブルーアガベの情報の探索は続けていくので、よろしくお願いしたい。Big Acresのウェブサイトリンク

アトリエペイザンヌがアガベ・プリンを発売

2007-02-18 01:11:54 | ブルーアガベ利用商品
徳島県板野郡板野町にあるアトリエ・ペイザンヌがブルーアガベを使用したプリンをバレンタインデーの2月14日に発売した。まだ、毎日作る量は限られているようだが、売れ尽くしているとのこと。今後は、より多くの洋菓子の中にもブルーアガベの利用を検討しているようだ。

パティシエチーフの石川 信幸さんは、良い食材を使っていこうと彼のアトリエでの利用素材の細かな紹介などもウェブでしている。まだブルーアガベは掲出されていないが、その内にでてくるだろう。同アトリエでは海草などの天然飼料を食べて育った元気なにわとりのたまご、スーパーゴールドエッグを使用したり、 グルテンの発生が少なく、生地の浮きが良くなり、純度がよく、薄力粉の中でも特級品の特宝笠を使用とか。なおもちろんマーガリンなどを使わず、北海道の生乳のみを使った、贅沢なバターである北海道四葉バター、明治発酵バターだけを使っていると云う。バニラビーンズにはマダガスカル産ブルボン種は伸びのよい、香りの残存性が特徴のものを使うなど、素材を厳選していかれている姿勢に心うたれる。

そもそも、徳島県人は食についてはどん欲なところがあるらしい。美味しいものをいっぱい食べる風土からなのだろうが、糖尿病では全国ワースト県になっている。人間は、美味しいものは食べたいのは人情だろうが、健食をいかに推進するかも大事なバランスだろう。そのような中で、血糖値上昇を抑えるブルーアガベを選んだパティシエチーフの石川さんにエールを送りたい。より多くの徳島県人の健康に貢献されることを心より願っている。パティシエの石川さんが新たな食材を開発されたときは、ご案内することにしよう。聞くところによると、徳島のあるネットショップでも、石川さんの商材の販売が検討をされていると云う。それが確定をしたら、報告できるように情報筋に依頼をしておきたい。

洋菓子アトリエ・ペイザンヌ

シュガーフリーが売り物のジャム

2007-02-16 07:26:37 | ブルーアガベ利用商品
ペンシルバニア州のブリッジポート市にスチール・グルメ社と云う食品の会社がある。同社はグルメとシュガーフリー(つまり砂糖を使わない)と云うカテゴリーでこの18年にわたり営業を続けてきて、色々な食品展での色々な栄誉に輝いている会社のようだ。ジャムがシュガーフリーと云うのも珍しいと思う。それだけここの食材に関する尖り方は普通ではない。

同社の社長はベティージョー・スチールさん。ここではデザートソース、調味料、サラダドレシング、フルーツスプレッド、朝食用のシロップ、パイのフィリングや甘味料などを生産している。

20年にもわたって事業を行ってきたが、厳しい競争の中で勝ち残るためには、健食に焦点を当て、シュガフリーなどと云うカテゴリーをしっかりと打ち立て、営業してきた。健康食ブームの到来までは色々とご苦労もあっただろうが、今後は他社の健康食の参入も増えるに従い、嬉しい半面、さらに身を引き締めていかなければならないだろうと思う。いずれにしても健食ブームは今後大きな波になることは間違いない。ウェブサイトを読んでいると、工場が洪水浸水に見舞われたようで、苦労をしているようだが2007年にやはりアガベを使い、新たな商品群を打ち出そうとしているらしい。そのためにいくつかのモデルは、売り尽くしの状況なのだそうだ。新規の商材が素晴らしいことであることを願っている。

スチール社のストロベリースプレッドのサイト(生産切り替え品)

アガベ ー 乳がんの予防と対策

2007-02-15 07:57:25 | 低GI値
古代から医食同源と云われている通り、何を食べるかで健康にどのような影響を与えるのか知られている。にもかかわらず、現代人はここ数年まで食事については、贅沢三昧をしてきた。栄養の摂り過ぎは、呼吸における過呼吸と匹敵するぐらい健康に害を与えるのに、それも顧みず、過分な負荷を身体に与え、健康を損ねている。そんな中で、身体の調子が悪くなるにつけ、薬で処理をしようと云う安易な対策がとられ、医療費の高騰をもたらしている。

先進国では栄養失調の人は例外的になっている。まずは栄養過多の人が多いだろう。そうして、医学の進歩に便乗する形で生活スタイルを改善するどころか医者漬けの生活に陥ってはいないだろうか。医療従事社のことを悪く言っているのではないが、何のための医学なのか分からなくなってきている。

アメリカでもガンなどで亡くなるヒトは多い。しかも健康だったヒトが、突然に発病して亡くなることが多いので、社会問題にもなる。女性の乳ガンも多く、そのために多くの社会運動が繰り広げられるように意識変革をしようとしているところが多い。その中核を担うのが、健食などの促進だ。

今日はマリサ・ワイス医学博士が主催をしているhttp://www.breastcancer.org/について述べてみよう。ここでの健食のコーナーでは栄養学や腫瘍学の専門家を招いてどのような食事をするべきか討論を行っている。その中においても、ブルーアガベの低GI値の効能がすでに2002年の段階から議論されていることが分かる。

その視点と云うのは、甘味料が食されるにつけ、即時的に血糖値を引き上げないで、より緩慢に血糖値を上昇される甘味料を推奨している。インシュリンの大量分泌や、血糖値の急激な上昇は、身体の免疫性を引き下げるからだと云うことだ。そんな中での推奨甘味料は、ブルーアガベなのだ。医食同源の健康選択肢に上がってきているのがブルーアガベと云うことを知っておくべきだろう。



Breast Cancer. Orgのウェブサイト

JALUXのカタログに

2007-02-14 02:39:29 | ブルーアガベ利用商品
世界の翼のJAL。そのグループ会社にJALUXがある。本来は航空機のエンジンなどの買い付けなどのコンサルティングだとか、航空燃料の調達とか航空産業のサポート役の会社として始まったのだろうが、裾野が広いだけに、最近では彼らの持っている世界各地のライフスタイル用品などの買い付けなども行い、それをカタログセールスをしているらしい。もちろん、JALのグループ会社だと云うこともあり、世界へのアンテナがしっかり立っているために、世界の動向をいち早く入手できるのだろう。また、世界だけでなく、国内各地の産地直送品などにも強い会社だと云える。

そのJALUXの最新カタログに、ブルーアガベが採用されている。しかも1月に紹介した山形県のグランドエル・サンのパティシエの丸山孝一氏がブルーアガベを主体にしたコンフィチュールを開発したものも掲載されているではないか。このコンフィチュールは、前回試食をさせてもらったが、気品のあるジャムであり、JALUXが取り上げるのもうなずけるものだ。これによって、山形だけの市場だけでなく、日本国内どこでも買えるようになるのは嬉しいことだ。より多くの人が、ブルーアガベの良さを知っていただく、大きなきっかけになるだろう。

ウェブ上のコメントも併せて掲出しておこう。さすがJALUX。控えめなセールストークがとても素敵だ。

アメリカで評判。
おいしい天然甘味料。

「ブルーアガベ」はアロエと同じ多肉植物。その樹液を搾った「シロップ」が、ヘルシーな天然甘味料として注目されています。本品はメキシコで栽培された有機JAS認証済みブルーアガベを使用。約86%が果糖の自然な甘さで、砂糖の代わりに大活躍します。「ジャム」は爽やかなライム入り。

JALUXのショッピングサイト
グルメのボタンをクリックして、その次に蜂蜜、ジャム、調味料のところへ行ってみよう

注目される低GI値研究の動向

2007-02-13 06:45:07 | 低GI値
肥満の傾向は、世界的な傾向らしい。世界でまだ餓死をしている人がいる中で、肥満で悩む発展途上国地域が増えて来ること自体不可思議な現象だが、福々しい体型が村の長者的なイメージと合致するようになるのであれば、かなりの問題と云える。インドや中国などでも相当の肥満や糖尿の傾向がでているらしい。

そんな世界的な傾向の中で、肥満抑制への運動は盛んになることは十分に考えられる。そうして一方ではそもそも栄養学の発想自体にもう一度科学的なメスが入れられているのだ。ビタミンやカロリー摂取への視点が、ここ数年で大きく変わってきているのはそのためだ。

炭水化物を摂取するのでも、血糖値の上昇の度合いが品物によって違うと云うことが発見されて以来、まだ歴史は浅いが、ここへ来てグライセミックインデックス(Glycemic Index)と云う視点で、人の食べる物が深く研究されるようになっている。食事をして血糖値が相対的に上がらないと云うことはどのようなことなのだろうか?その研究をしているグループのサイトからいくつかのポイントを拾いだしてみよう。

低GIダイエットは、人の体重減量と体重管理に役に立つ
低GIダイエットは、人のインシュリンに対する反応を改善する
低GIダイエットは、人の糖尿病の管理を高める
低GI炭水化物は、心臓病の発生リスクを下げる
低GI炭水化物は、血糖コレステロールレベルを引き下げる
低GI炭水化物は、多嚢胞性卵巣症候群の症状を抑制できるように出来る
低GI炭水化物は、食欲を抑え、満腹感の維持を楽にしてくれる
低GI炭水化物は、肉体的な持久力を高めてくれる
高GI炭水化物は、運動の後でも貯蔵されていた炭水化物を補充の役割を示す。

だから、欧米ではブルーアガベやアガベなどの甘味料が盛んに使われてきているのだ。この傾向は近い内に日本でも同じ現象を見ることだろう。
グライセミック・インデックスのサイト

メタボリックシンドローム

2007-02-12 11:44:30 | 低GI値
古い話になるが、元経団連の会頭をされていた土光さんは粗食で有名な方だった。イワシなどを食べられると云うことで、ストレスを避けて、健康に長寿を全うされた方と聞いている。しかし、最近の日本では、グルメばやりで過剰なカロリーや栄養分を含んだ食事をする人が増えている。昔は金持ち病だと云われていた通風などで悩む中年の人は多い。もちろん、糖尿になっている人の比率も高いので、生活習慣病としてライフスタイルの変化を政府が提案するような状況までになってきている。中毒する酒やタバコならまだしも、食事を変えろと政府が云わないといけないようになっていること事態悲しい。

現在のペースの早い生活リズムの中で、熟睡する余裕もなく、暴飲暴食を行い、ストレスを溜めてしまい、運動もせずにいる人の問題でもあるが、これほど多くの人が病気になったり、イエローカードにまで達している人がでて来るようになると、対応策をとるのは政府としても必要なのだろう。食事だけの改善では解決しない問題だが、とりあえず、食事に焦点を当てていこうとする食品企業は多くでてきてもおかしくない。

日本の健康情報産業の中核を担っている会社がある。その名前はヘルスビジネスマガジン社だ。この会社は、とても前向きに時代の最先端にスポットライトを当て、情報発信をしているメディア企業だ。このヘルスビジネスマガジン社が、2月22日に注目素材・新素材セミナーの第二弾として「ダイエット、メタボリック対応素材」と云うセミナーを企画しているらしい。そのトップバッターに選ばれているのが、「米国でブレイク中!メキシコ産テキーラ(リュウゼツラン)を原料とする血糖値を上げない砂糖代替甘味料のブルーアガベ」と云うテーマだ。まさに時代の寵児となってきたブルーアガベだが、低GI値と云う素晴らしい特性が、メタボリック・シンドロームの対応素材として選ばれていることは素晴らしい。日本ではまだカロリーなどの面でしか栄養学を見ていない向きもあるが、世界は低GI値(つまりlow glycemic index)と云う分野でかなり動きが加速化しているのだ。

この会場の情報が入るかどうか分からないが、入手したらご報告するようにしよう。

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