腕がサイボーグと化した実家母Yこさん。
無事ではないけれど、一応無事に退院の日を迎え、オット母Bこさんを残し、さて、いざYこさんのところへ!
と、思ったら、Yこさんから電話。
「困ったことになった。○○(実家弟)は仕事でこれないし、○美(弟妻)も昼過ぎになるのに、退院させられる。今帰っても誰もいないから退院できないっていうのに、だめだっていう。」と泣きの電話。
弟夫婦が仕事で午前中は迎えに来れないというので、私が10時に迎えに行き(弟もちゃんと入院費用のほうは用意してくれてある)昼に弟嫁子さんが帰ってきたら、交代するということになっていて、ちゃんと、退院手続きには姉さんが来るからと、病院にも本人にも伝えてある。
まあ、そのためにわたくしはですね、仕事も変わってもらい、同居のオット母Bこさんのほうは途中でオットに見に来てもらうと、いろいろ算段してですね、いざ❣って時にこの電話ですわ。
「とにかく、私が行くから、退院の準備をして待ってて」
と駆けつけました。
Yこの家族ですとナーススティーションに申し出ると、ほっとしたように、
「いやあ、良かったです。退院できないとご本人が言っておられて…。」
「すみません。いろいろ理解できないものでご迷惑おかけしてます。」
と看護師さんとYこさんのところに行くと、ベットの上散乱!
荷物の真ん中にで~~~んとYこさんが座り、促しても動こうとしません。
文字通りフリーズ状態。
「退院って言われても困る」を繰り返しているので、何度も「私が手続きするから大丈夫だ」と言っても、同じことを繰り返して、そのうちぶりぶりしだし、完全にお怒りモード。
私がもろもろ説明を受けている間も(Dr,看護師、薬剤師、リハビリ担当等)ご本尊はふてくされているばかり。
ベットを開けてほしいので、とりあえず、ロビーに移動してもらって、娘さんはお支払いのほうを先に済ませて、それからまた、娘さんだけナースステーションにお願いします。
と、言われたら、もうもう、怒髪天を衝く状態ですわ。
またまた、何もできない動けないとなってしまって、荷造りも何もしませんわ。それどころか、本人がベットから立ってくれないと荷造りもできない状態。とりあえず、カバンに入れられるものは入れて、カートに荷物はぶち込み、気分的にはYこさんもぶち込みたいが、残念ながらそれはできず、「とにかくいったんここを出てロビーに行くよ。」
と、それまで、平気で手も使っていたのに、三角巾がない(してないと痛くて何もできないといっていたのに、その日はしていなかった→痛くないのだよ。動けるのだよ!)と騒ぎだし、ロビーで探すよと、促して、無理やり部屋から出ました。
ふと、振り返るとYこさんが、おらんのですわ!
慌ててカートを後ろ向きに持って戻ると、なんと、ナースステーション入り口に仁王立ち!
うへえ~~。
と、とにかくロビーに行くよ。
な、なんとかロビーに連れ出し、ソファーに座るように促すも、座らず。
もう構わず、三角巾を探して、つるし、「とにかく先に支払いを済まさないと、予約券も出ないから、行ってくるよ。」
もしかしたら、その辺徘徊しちゃうかもしれないですけど、大型カートと、Yこさん連れてじゃ身動き取れませんから。
ぶっ飛んで行ってきました。
支払いは今診察券を自動支払機に差し込めば直ぐ済むので、直ぐに終わりました。
で、ナースステーションでまたこの次の治療の説明と、リハビリ指示書(ケアマネジャーに提出用)をもらい、それで終了。
予定よりも早く行ったこともあり、10時半には退院手続きは終わりました。
が、この後、いろいろ気に入らなかったYこさん、本格的ストライキに入ったのであります。
→ちっとも進まないYこさん、話はまだ続きます
続くのかよ~~(^_^;)
なんせ、退院手続き終わったのに、微動だにしない御仁がおるもので
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