『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』 ＃１

『27歳若親分高校生デビュー！！頭が悪くて何が悪い…卒業目指し青春やり直せ』

＜イントロダクション＞より
27歳　榊真喜男。日本一ヤバイ高校生、デビュー！
「関東鋭牙会」の次代組長を目指す青年、榊真喜男。

喧嘩と女と金とプリンが大好きな真喜男は、ヤクザ社会の優等生。
しかし、一般社会を生きていくための知恵や常識はなく、さらに学業は
「小学生レベル」。

そんな彼の身を案じた父から、「組を継ぎたいなら高校卒業すること」
という条件を出された真喜男は、突如セント・アグネス学園3年A組に編入することに！

自分の年齢を17歳だと偽って、10歳下のクラスメイト達と机を並べて過ごす―
それは真喜男にとって苦難の日々の始まりだったのです。

国語の授業で漢字が読めない！体育の授業でチームプレイなんてできやしない！
日本史、世界史、生物、化学、物理、倫理、政治経済…
ワカンネーッ！シラネーッ！ミタコトネーッ！！！

そして悩まされる「校則」「生徒心得」の数々。
朝の登校、黒塗りベンツじゃダメっすか…。
中間テスト、先生を金で買収、ダメっすか…。
掃除当番、子分にやらせちゃダメっすか…。

まさに「青春時代」のやり直し！
果たして真喜男、無事に高校卒業できるのか!?

＜あらすじ＞
簡単な計算すら出来ず、香港マフィアとの交渉を決裂させてしまった
関東鋭牙会・若頭の榊真喜男、27歳。

本当なら真喜男は、父親で組長の喜一（市村正親）の後を継ぎ三代目となる
予定だった。
だが、今回の一件を含めた失敗のせいで、危機感を募らせた父・喜一は、
真喜男に
「来年までに高校を卒業すること」と命じ、
卒業できなければ弟の美喜男（黄川田将也）に組を継がせる、と宣言した。

中学さえろくに行かず、子供の頃からケンカとカツアゲに明け暮れていた
真喜男だったが、筆頭舎弟の黒井照之（大杉漣）や若い舎弟の
真鍋和弥（田中聖）に励まされ、私立セント・アグネス学園３年Ａ組に
転入を決意した。

かくして、２７歳なのに１７歳と嘘をつき、正体を隠して高校３年生となった
真喜男。
１０歳も年下の生徒たちとの学園生活を始めることになった。

真喜男の席は、クラス内でポツンと孤立している桜小路順（手越祐也）と、
順と梅村ひかり（新垣結衣）の隣。
さっそく授業が始まり教科書を開いた真喜男は、
まったく内容がわからず呆然としてしまう。

しかも、休み時間に真喜男は生徒の星野（若葉竜也）らにカツアゲされて
詰め寄られる。
だが、正体がバレるためケンカを禁じられていた真喜男は、
星野に逆らうことができない。
結局、組の若頭にもかかわらず、生まれて初めてカツアゲされる
立場になってしまった。

さらに、出席回数が増えるに従って、真喜男の学力がＡ組に知れ渡る。
担任の南百合子（香椎由宇）も戸惑ってしまう。
「あいつ、相当バカじゃねぇ？」
クラスメートの心無い言葉にさらされてメゲてゆくばかり。

順は落ち込む真喜男を懸命に元気付けようとするが、
真喜男は学校のすべてが面白くない。

こんなにみじめな思いをして、どうして卒業しなければならないのか？
真喜男の我慢は限界に近づいていたのだった。

そしてある日、ついに学園生活を続けることに耐えられなくなった真喜男は、
思わず教室飛び出してしまう――

公式ＨＰより

小学生レベルの学力って言っても、自分の名前も漢字で書けない（思い出せない）
なんて…
ヤバ過ぎ！冒頭の香港マフィアとの取引も笑った！父（組長）には27億以下は駄目だ！
と釘を刺されていた真喜男。
「25でどうだ？」
「ノー！！」
「プラス5でどうだ？」
テーブルの下で、指を折り始める真喜男。えぇーー！！もう足し算出来ないの～！？
つうか、暗算レベルだろ？しかも出した答えが思いっきり
「ノー！！」
組員も、えっ！？って表情だし…（当たり前）
「日本人は強欲だな…じゃぁプラス5だ！」
真喜男既に、指では足りず、結んで開いて状態、収集つかないまま、
「ノーか？ノーだろ？（自問自答）ノー！！」雄叫びを上げると、香港マフィアも
「35億でも駄目なのか？バカかお前は」みたいになっちゃって、大喧嘩勃発。
取引なんて問題じゃない状態・・・。（もう、大爆笑！）
こんな役やらせたら、右に出る者はいないね？長瀬くん！
同じようなキャラなのに、厭味がないのは（おバカキャラだからか？）
水10「CA～」の観ちゃんは駄目なんだよね～。（可哀想に…）

そんなこんなで、業を煮やした父ちゃんが高校に行け！宣言。
「来年の春に卒業証書持って来なかったら、3代目はなし！」って最後通告。
真喜男ガビ～ン！？って感じ？
大好物のプリンを持つ手もわなわなと震える真喜男。
舎弟の注いだビールの泡が多いと一喝。
筆頭舎弟の黒井が真喜男の高校行きを勧める。
白目を剥き出して、想像する真喜男（爆）
制服に身を包み、すっかり高校生の真喜男、卒業証書を手に、3代目襲名、オープンカー
でパレード、沿道に投げキッスを贈る真喜男。
「行ってみるか高校。」（安直～）
変わり身の早さに驚く舎弟。すかさず、黒井が
「若は90秒以上考えられねぇんだ！！」と舎弟を一喝。（おいおい＾＾；）
かくして、高校生活一日目がスタート。
「アニキ！裏口入学おめでとうございます！」
「おめでとうございます！！」（大声で言う言葉か？）
目立たぬよう、黒塗りの車を遠くで止め、タバコを吸おうとする、
「高校というのは通常、ノースモーキングです。」
「そうなのか？」
「それから、ライターと組の名刺は置いていっていただきます。」
真喜男の素性を知るのは組長で父・喜一の友人である校長の南だけ・・・。
しかし、制服の裏地が真っ赤で龍の刺繍と、組の名前が…
舎弟の和弥が夜なべして縫ったらしい（＾＾；）気を取り直して、ボタンを開けない様にと。

自己紹介では名前が漢字で書けず、榊真きおと書いて、生徒たちに失笑される。
早速数学の授業を始めようとする担任の南百合子。
その時銃声が、真喜男は自分を狙ったヤクザの抗争と勘違い、みんなに伏せろ！
と叫んで、三角定規を片手に、窓際へ。
諌める百合子をも伏せさせ、窓を覗くと、体育の授業中の、生徒たち、
「位置について、ヨーイ、バーン！！」（何と！？）
「何だ、空砲か…。」
机の下に伏せる生徒たちに謝る真喜男
「あなた、転校早々、私の授業を邪魔する気？」
と百合子には怒られ、悲惨な第一歩。
蹴り飛ばした桜小路順の机を直しながら、財布を拾い、ポケットに仕舞い込む真喜男。
二人とも（ルイ・ヴィトンのダミエ）
真喜男は若だから…にしても、高校生がヴィトンなんて、とんだ坊ちゃん高校か？
そんなヴィトン坊や順はクラスでもちょっと浮いた存在。
クラスメートからカツアゲされそうになっているところに出くわし、真喜男は順が
取られそうになっている財布から、自分の免許証が出ているのを発見！！
財布を取り違えている事に気付く。
慌てて、財布を取り替えるが、逆にカツアゲされてしまう。
人生初めての経験。
「卒業したら表一歩も歩けないようにしてやる！」心配して、様子を伺っていた舎弟の
黒井や和弥にぼやく真喜男。
学食に行くと、プリンを頬張る生徒を発見。
買いに行くと、もう売り切れ、明日の予約と聞くと、予約は受けていない、
欲しければ走って買いに来いという。
このプリン、学園の名物、毎日12個限定でチャイムが鳴るや否や、駆け込んできた生徒で
ものの数十秒で売り切れになる商品。
翌日、真喜男はベルと同時に教室を飛び出しダッシュ！
ところが、すんでのところで、蹴りを入れられ、最後の一個を逃す。
（昨日プリンを食べていた生徒です！）
順はそんな真喜男に自分たちの教室は学食から一番遠く不利であることを告げる。
そこに、保健の水島先生が通り掛り、二人を保健室に連れて行く。
蹴られた真喜男の頬の手当てをしながら、水島はヘレンケラーの話を聞かせます。
真喜男の手を握り、洗面器に手を浸して、目を閉じ「ウォーター！」
「ウォーター！？」
「そう、ウォーター。」
学校には学ぶ喜び、知る喜び、青春の喜び、友情など素晴らしい事が沢山あるのだと
教えるのでした。

しかし、相変わらず授業はちんぷんかんぷんの真喜男、当てられそうになると、
恐ろしい形相でメンチきるので、物理のとっちゃん坊や先生！？は
黒板に後頭部ぶつける始末。
しかし、百合子はその睨みをヤル気と勘違い！？当ててしまい、真喜男撃沈。
国語の時間に、再び順番が回ってきて、当たってしまう真喜男。
ひかりが助け舟を出すが、中々答えられず、優等生チックな生徒に授業が遅れるので
代わりにと答えられ、再び撃沈。
クラス中から、陰口を囁かれ、真喜男とうとう、ぶち切れて、教室を飛び出してしまう。
屋上で、タバコに火を点けようとすると、順がやって来て、学食に一番早く着く方法が
ひとつだけあると、屋上を越える話をする。
しかし、現実は時速43キロで走ることなど出来ないし、角度45で飛んで、
隣の屋上に綺麗な放物線を描いて着地など夢。
だが、空を飛ぶ鳶を見た真喜男は父の言った言葉を思い出す
「鳥も飛び方を知らなければ飛べないのだと…」
真喜男はチャレンジしてみようと思い立つ。
順と校旗を外して、縫い合わせ、翼に見立て、コウモリか！？モモンガか！？みたい。練習を重ねる毎日、そして、決行当日の授業終了1分前、落ち着かない順と真喜男。
授業終了を告げるチャイムが鳴り響く。
順と真喜男は教室を飛び出し、屋上へ。
用意していた、翼！？を着けて、いざ、出発。
死ぬんじゃないかとビビる順に
「俺は絶対死なない、此処で死んだように生きる気はない！」と叫んで、走り出す
踏み台を勢いよく踏んで、飛び立った！
雑草を抜く校長、教室の窓から見上げる生徒たち、百合子、水島。
そして真喜男は鳥のように、綺麗な放物線を描き、隣の屋上に着地…
出来る訳はなく、隣の屋上の淵に取り合えず、掴まって、何とか這い上がり、
学食を目指して走り出す。
そうして、見事最後の一個をゲッチュウ！！
この間蹴られて最後のプリンを取られた相手が後ろから来たが、プリンを握り締めた
反対の手で裏拳！！決まったー！！

順と喜び合う真喜男。
「凄いよ！凄いよ！真喜男くん！」
プリンを順に譲ろうとすると、順は甘いものが苦手だという。
こんなに興奮したのは生まれて初めてだと語る順。
真喜男は涙を流して喜び、
「何だ！？この気持ちは？嬉しいよ！俺すっげー嬉しいよ！！」
順と抱き合う真喜男。
「こういう時、あれだ！なんて言うんだっけ、、、、」
「そうだ！ウォーター！！」
「ウォーター！！！ウォーター！！お前も言え！！」
「ウォーター！！」
「ウォーター！！」何故か二人で絶叫！
（訳わからんが、感動する。）
木陰でプリンを頬張る真喜男、見守る順の周りに百合子と３Ａの生徒たちがやって来る。
百合子が二人を諌めるが、二人はお構いなし。
生徒たちが去って行く中、ゆかりだけは「ちょっとかっこいいかも…」という。
「僕たちもう友達だよね？」
「友達？知るかそんなもん。」
順が寂しそうな顔をする。
すると真喜男は
「学校なんてクソだ！」と言った。
二人は再び大笑いする。
「若が笑ってる。」
「普通に笑ってる。」黒井と和弥はこっそり見守っていた。

百合子に呼び出される順と真喜男。
校則違反者は、校庭２０周、３ヶ月間担任と交換日記が義務付けられていた！？
（どんな罰則やねん！？）
交換日記の表紙に名前を”漢字”で書く真喜男。
（書き順はめちゃくちゃです！＾＾）

好きなものは”金と女と喧嘩とプリン”！？ってお茶目。
かっこいいのに、かっこ悪い。そこがいいんだなきっと。
１話にして爆笑でした！
クドカンじゃないのに、タイガー＆ドラゴンみたいだった…。
原案は韓国の映画らしいけど。
長瀬くん、いいなぁ～。
そして、もたいまさこさん。「ウォーター！！」って良かったよ！
「やっぱり猫が好き」でお会いして（会った訳ではないが）以来、３人の大ファン
小林さんは大人になった感じだけど、もたいさんはあの頃と全然変わっていない気
がする自分。
変わらないといえば、室井滋さんも…あれ、もう一度見たいなぁ～。
とにかく、これ、面白くなりそうです！



＜キャスト＞

榊　真喜男（27）…　長瀬智也（TOKIO ）

真鍋和弥（22）…　田中　聖（KAT－TUN）
桜小路　順（17）…　手越祐也（NEWS）

梅村ひかり（17）…　新垣結衣
荻原早紀（17）…　村川絵梨

南　百合子（24）…　香椎由宇
南　孝之（50）…　岩城晃一
水島　椿（50）…　もたいまさこ

榊　喜一（55）…　市村正親
黒井照之（48）…　大杉　漣