元!吹奏楽部顧問の日常 

顧問を離れて早数年。今やただの音楽&ラグビー大好き親父です。

5月1日

2017年05月01日 | 鑑賞

ということで、クナとスヴェトラの感想など。

クナッパーツブッシュ&VPOの『ワルキューレ』第一幕。これは大当たり!!
序奏、低弦がゴリゴリッと来るところからもう只事ではない感じ。
クナの悠然たる音楽運びと、往年のVPOの豊かで、なおかつ繊細な音色、
そして優秀な録音が相まって、今まで感じたことのないワーグナーの世界に持って行かれた感があります。これが60年前の演奏とは・・・。D
VDも出ているようなので、もちろん買いですw。

次いでスヴェトラーノフのブラームス一番&二番。
ドイツ・オーストリア系の指揮者とは溜めるところや間の取り方が違うように感じますが、
こちらもスヴェトラのたっぷりとした、雄大な音楽の作りが特に緩徐楽章で際立っていました。
ちなみに一番の1楽章が約17分!全体で49分というのは、演奏時間としてはかなり長い方なのでしょうね。聴いてるときはあまり気にならなかったのですが(^^;)。
さらに二番の1楽章は20分超!ロシアンな金管はかなり控えめとはいえ、
この辺り好き嫌いは分かれそうですな。

ブラームスの交響曲Boxはこれで、ジュリーニ、トスカニーニ、と来て3セット目。
つくづく指揮者の個性がよく表れますね。

次は誰のBoxにしようかな(^^)?
コメント
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