京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより
秋の蝶そして冬の蝶という季語がある、
凍蝶もまた、
夏が終わり涼しい風と共に、
蝶もまたその動きが鈍って来る、
アオスジアゲハは、
その動きが素早く、
網でとらえることなどできなかった、
憧れの蝶、
蝉で言えばクマゼミ、
ヒグラシは別格、
蜻蛉はオニヤンマ、
その気に入りのアオスジアゲハが、
よろよろと地上すれすれを飛び、
芙蓉の葉にとまった、
驚かさないようにカメラを取り出し、
シャッターの音、
飛び立ったかと思ったが、
動かない、
翅が少し切れ切れ、
思い切って近くにカメラを寄せても、
一輪の桔梗に夕陽が掛かる時、
名古屋市科学館、
球体はプラネタリウム、
竜巻の発生、
竜巻が起こり天空に、
渦となり登り行く様子は、
まさに昇り龍のごと、
やがて鋭く、
吹き抜けを登り行く、
放電、
雷の轟きは次の機会に、
2階フロアーを移動、
恐竜マプサウルスの化石、
化石、
アンモナイト、
カナダのアルバータ―州、
恐竜化石発掘ランド、
カルガリーからバンフへの旅の途中、
輝くアンモライトに関心、
1階フロア―、
テーマは水、
最先端科学、
数、
電気計算機「京」、
そして、
月面探査、
各階を駆け抜けてくる、
2時間、
次にはテーマ別に時間をかけて、
それほどの科学館、
気に入り、
鉢植えの長茄子1個、
自宅から徒歩で20分、
木々に囲まれた公園に、
図書館と茶室、
酔芙蓉が咲き誇る朝、
夕暮れ時になると、
薄桃色となる、
松の木の間に、
鶴舞中央図書館、
館内に区切られた個別の机が、
65席用意され、
WEBによって90分使用可能となる、
継続して希望の書籍が読み続けられ、
個人書斎となる、
中庭に紅葉の定点観測の木、
図書館の道路を挟んで、
向かい側に茶室鶴々亭、
露地の先に、
傍らに苔むした岩がごろりと、
週の何日か出向いてくる、
退職後の心豊かな長閑さ、
色々な処に、
自分の居場所を見つけること、
それには時間がかかるものでした、
見つけたい場所は、
自分との出会いの場所、
皆さんの居場所は、
どこでしょうか、
高山古い町並み、
下一之町、
吉島家住宅、
魅了する日本建築の妙、
桑名の諸戸氏家屋と庭園を思い出す、
こちらは豪壮な家屋、
日下部民藝館、
その軒を連ねた隣り、
重要文化財吉島家住宅、
天明8年1786年に始まる、
酒造を家業とし、
高山の町に延々と続く、
家屋は明治38年に、
飛騨棟梁西田伊三郎によって再建、
玄関を入ると、
土間の吹き抜けの梁組、
禅寺の方丈のごと、
屋敷内に進むと、
座敷、
静寂の中に威厳、
内蔵、
中庭、
囲炉裏、
陰影の世界が広がる、
庭に面して、
広間、
虫籠窓、
磨き上げられ、
新しい様式を含みながら、
今に合わせて作られてもいく、
高山の町並み、
御見事、
高山の旧市街、
数年前に出向いた時よりも、
さらに旧市街が整備されていた、
生活の息吹を感じながら、
伝統建築のよさを伝えていく意気込みを感じる、
高山陣屋、
中橋の袂に建つ常夜灯、
古い町並みと高山陣屋の接点、
蔦に埋もれた理髪(床屋)、
街の所々に、
酒屋、
蔵元が向き合って二軒、
ワンコイン試飲、
ずらりと並ぶ日本酒、
落ち着いた佇まいが続く、
その間に屋台の倉庫、
古い町家の中庭、
旅館、
醸造(醤油に味噌)、
喫茶店、
こちらにも、
高山市市政記念館、
古い町が生きている、
山に囲まれた町、