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帰ってきた!いしきんのW杯My Simulation 2006(その2)

2006-06-10 02:11:39 | W杯&日本代表
決勝トーナメント1回戦、イラン、サウジはさすがにあっさりと姿を消します。ドイツはPK戦でスウェーデンに勝ち、レーマンはすっかりドイツ中のヒーローに。オランダ対ポルトガルは大激戦も、後半35分にファン・ニステルローイが豪快な一発!!・・・そして、その直後に「お約束」の観客の乱入と、フィーゴへのバルサのマフラーを投げ付けにより中断し、ポルトガルの集中力は喪失しました。

 また、ようやく本気モードになったブラジルがチェコを一蹴。復帰したルーニーの動きがイマイチも、欧州予選同様にベッカムの右足だけでイングランドもポーランドに勝ち。アンリが先制もルイス・ガルシアのミドルとF・トーレスの個人技で勝ち越したスペインがフランスを下しました。メルシー、ジズー。。。

 で、日本はアメリカにも勝っちゃいました。元シドニー組は大喜び。日本列島もトンでもない騒ぎになっています。

 ・・・が、大会前からの怪我人続きも、次から次へとラッキーボーイが現れて勝ち進んだジーコジャパン。ところが、雨の中で行われたハンブルグでの準々決勝スイス戦。この場に来て、今大会初めての「ベストメンバー」が揃いに揃ったにもかかわらず、前半にセットプレーから195センチのFWシュトレラーのヘッドで決められた1点を取り戻せずに敗退。

 雨の中、赤ユニのヨーロッパのチームに「メンバーを戻した」途端に敗れた日本代表。。。皮肉なものです。会場には偶然にもトルシエ氏の姿もありました。

 

 日本・スイス戦以外のベスト8のカードは以下の通り

・イングランド対アルゼンチン@ベルリン
  →メッシー、大爆発。ポーランド戦で負傷したランパードをはじめとした疲労がピークに達したイングランドの中盤、成す術なし。敗退後に合宿先から無断で抜け出したルーニーの豪遊っぷりが世界中を微笑ましてくれました(笑)。

・ブラジル対スペイン@フランクフルト
  →「モチベーションの差」で、ブラジルの勝ち。

・ドイツ対オランダ@ゲルゼンキルヘン
  →今大会のベストゲーム。2-1でドイツの勝ち。終了間際のオランダのPKをレーマンがまたしても止めます!!


 というわけで、準決勝は

・アルゼンチン対スイス@ドルトムント
・ドイツ対ブラジル@ミュンヘン


 前者は言うまでもなくアルゼンチンです。久々の決勝戦進出に対し、遂にはこの日から決勝の翌日まで祝日になっちゃいました。

 後者は、前回の決勝カードの再現。2002年まで実現しなかったドイツ対ブラジルがあっさりと2大会連続で実現しちゃいます。


 ・・・そして、この試合、あの男がピッチに戻ってきました。



 オリバー・カーン。



 ロナウドに踏まれたレーマンが前半20分に負傷退場。あの男が吠えながら登場し、ミュンヘンの屋根が割れそうなぐらいの大歓声が起こります。バラックから勝手にキャプテンマークを奪い(!)、その後も当然のように吠えながらプレー。レーマンとは対照的に競り合いでアドリアーノに余裕で勝ち、倒れこんだ彼に恫喝!!・・・オリバー劇場健在。

 こんな状態でドイツが負けることは許されません。ロナウジーニョとカカの個人技だけで圧倒してきたブラジルも、遂には白旗を揚げる瞬間が訪れました。下馬評の低かったドイツが2大会連続の決勝進出です。


 そして決勝戦。地元で激戦に次ぐ激戦を制し続け、さらにはカーンが劇的な復活。こんな状態のドイツを打ち破るだけの力はさすがのアルゼンチンにだってもはや・・・・・



 



 十分にあるんじゃないかと(笑)。よって、優勝はアルゼンチンです。試合終了後、観客席からダイエットに更に成功したマラドーナがピッチに「乱入」。静まり返ったベルリンのピッチ上では、ディエゴが中心となり、いつまでもいつまでも歓喜の輪が崩れることがありませんでした。





 ちなみに2位はドイツ、3位ブラジル(3位決定戦は7-0の圧勝)、4位スイス。


 大激戦の得点王争いは、グループリーグで大暴れだったサウジの若きFWアル・カフタニから、3位決定戦で4点取ったロナウジーニョが苦笑いを浮かべながらも奪い取りました。(完)


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