石田芳恵のツボ

フリーアナウンサーのお仕事日記のはずが、大好きな映画・音楽・本のレビューに。感動とやさしい気持ちをお届けしたいです。

『ベーシックインカム入門』、社会保障っていろいろ。

2012年05月30日 01時47分18秒 | 本の感想(評論)
生活保護が何かと話題の昨今、
社会保障やセーフティネットに対する日本人の思考が
かなり露わになっていますね。


この本は、生活保護の問題点から始まり、
社会保障について、分かりやすく解説しています。
あらためて、今回の騒動を振り返ったとき、
この国には、ベーシックインカムの考え方は馴染まないのか?と
思ってしまったのです。
私は、社会に理想を持ちたいので、ベーシックインカムに肯定的です。
実現は、そりゃスグには無理だけど、
理念としてはアリかな、、、

ベーシック・インカム入門 (光文社新書)
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光文社
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あまりの雨に、HUNTERのブーツを衝動買い

2012年05月22日 23時48分53秒 | つぶやき
激しい雨、強い風、そして低い気温。
サンダルで出かけて、案の上、びしょ濡れです、、、
あまりに冷たい雨なので、
移動途中の渋谷のヒカリエでレインブーツを買いました。

被災地へ行く際、長靴を購入しましたが、
タウンユースではないので、
いわゆるレインブーツは初めてです。

そもそも、
全国で1番晴れの日が多いという岡山生まれなもんで、
なんでこんなに世間にレインブーツが流通しているのか、
不思議でなりませんでした。
だから、上京して1番驚いたことが、
雨多すぎ!という事実。

で、HUNTERのブーツですが、
履きやすさ・歩きやすさ・通気性・普遍的なデザイン、
素晴らしいです。
デニムをブーツインして、伊達メガネetc..,
みたいに格好良く履きたいですね。

雨の日ならではの楽しみが増えました!


[ハンター] HUNTER ORIGINAL / WELLY W23499 BLK (ブラック/UK5)
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小説『ピエタ』(大島真寿美)、ヴェネチアの喧噪と優しい音楽が聴こえる小説

2012年05月21日 12時17分02秒 | 本の感想(小説)
18世紀のヴェネチアを舞台に、修道院の音楽教師でもあった音楽家ヴィヴァルディにまつわるお話。
優しくて、切なさの中に光を感じる、小説でした。
本の中おその世界にどっぷりと浸かる、という体験は読書の醍醐味。
久々に、読み終える(その世界に自分がいられなくなる)のが寂しくなった本で下。

当時のヴァネチアの音や匂い、ヨーロッパの政治の動きもいきいきと伝わってきます。
語り手の慈善修道院の女性の子供時代から中年時代が描かれ、
ある「特別な楽譜」を探すミステリーがお話の軸でもあります。
歳を重ねることの寂しさとともに、
歳を重ねないと分からないこともある。
そんな人生の滋味深さがじんわりと感じられました。
ラストは、本当に本当に優しさにあふれています。

優しさという音符で曲が作られているようなお話でした。

ヴィヴァルディの音楽に対する姿勢や、当時の評価など、
かなり史実に基づいたものであり、
バロック音楽の好きな方も、ぐっと楽しめると思います。

指揮者の異なる『四季』を3枚、買ってしまいました。

装丁も、小説の雰囲気にぴったりで、大切にしたい一冊です。
個人的には、本屋大賞1位の『舟を編む』より、
同3位のこちらの方が、ずっとずっとおすすめです。

ピエタ
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ポプラ社
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インド映画『ロボット』、疲れた。だけどさすが映像大国。

2012年05月17日 12時43分19秒 | 映画の感想
ひとことで言うと、
「おじさんロボが恋をして、インドをめちゃめちゃにする話」、以上。

『ムトゥ 踊るマハラジャ』のラジニカーントが科学者とロボットの一人二役で、
2時間半、飽きずにずっとスクリーンに釘付けになりました。
でもかなり疲れ、3Dでなかったことにホッとしました。

作品に引き込まれたというよりは、ただただ驚いて、
たぶん、鳩が豆鉄砲くらったような顔で、ずっと2時間半過ごしていた気がします。
しっちゃかめっちゃかで、ド派手で、荒唐無稽。
まあスケールがでかいと言うと聞こえはいいが、
これに制作費37億という、、、
インドという国の懐の深さを感じました。

エンターテインメント産業がさかんで、
映像大国、IT大国、そして人口の多い国ならではのストーリー展開、
インドという国そのものに興味がわきました。

インドの方やインド映画好きの方は、きっとタフなんだろうなあ。


2010年 インド
監督 シャンコール
出演 ラジニカーント アイシュワリヤ・ライ 

ロボット - goo 映画


 



公式HP
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懲りずにゴダールの『気狂いピエロ』をスクリーンで観る。

2012年05月11日 22時42分17秒 | 映画の感想
渋谷でゴダール特集をしていたのは、前述の通り。
『勝手にしやがれ』で曝睡してしまったのも、前述の通り。

カラーなら寝ないかもしれない!と思い、カラーの『気狂いピエロ』を引き続き渋谷で鑑賞。


・・・話が分からん!

30分で撃沈。
10分の深い眠りの後、覚醒し、混乱したままラストまで観る。

鮮やかな色使い。
というか色の氾濫。色の反乱とも言えるくらい、すごく色彩の組み合わせ。
心地よさよりも、色合わせの違和感や衝撃があって、頭は混乱する。
とにかく、強烈なのですよ。
でも嫌じゃない。
アンナ・カリーナの着ていた赤いニットなんて、本当に鮮烈。
赤い洋服の着こなしのお手本は、この映画にあるんじゃないかと思うくらい。

でも、疲れる。
ストーリーも救いがなくて、疲れた。
なんでこんなに理屈っぽいのか?
なんでこんなに絶望的なのか?
政治的メッセージは意図的なのか?

全くもって、共感できない。
だけど、忘れられない映画なんですよね。
こういう強烈な印象を残すあたりが、きっと名作と言われる所以なんでしょう。

ゴダール35歳の作品、彼の情熱を感じました。


オーディトリウム渋谷
1965年 イタリア・フランス カラー109分
監督・脚本 ジャン=リュック・ゴダール
出演 ジャン=ポール・ベルモンド アンナ・カリーナ


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ゴダールの『勝手にしやがれ』、おしゃれな映画なのに眠気がくる

2012年05月10日 22時25分59秒 | 映画の感想
オーディトリウム渋谷でゴーダルを特集上映していたので、スクリーンで観られるチャンスと思い、足を運ぶ。

というも、15年前にビデオで『勝手にしやがれ』を借りたが、
15分ほどで寝てしまったのだから。
学生時代の私にとって、テレビサイズの「ヌーヴェル・ヴァーグ」は
結局「?」な退屈なものだったのだろう。

そろそろゴダールの良さが分かってもいいだろうと思い、
映画館(お客さんは10人に満たない)の前列に張り切って座る。

40分で、寝てしまった。

ジーン・セバーグは最高に素敵なのに!
ボーダーのファッションはとっても可愛いのに!
台詞もおしゃれなのに!

最後のあの有名なセリフの直前で目を覚ましました。

この映画のすごいところは、ラストのあの場面とあの台詞で、
非常に満足感が得られる、ということ。

70年代生まれの私にとって、
「ロケ撮影」「即興演出」「同時録音」のヌーヴェル・ヴァーグの革新性は、
決して皮膚感覚では分からないのだろう。
頭では分かるんだけど、実感を伴わない。

これは少し寂しい。
贅沢な、与えられることに慣れてしまった世代なのかもしれない。

オーディトリウム渋谷
1959年 フランス モノクロ89分
監督・脚色 ジャン=リュック・ゴダール
原案 フランソワ・トリュフォー
出演 ジャン=ポール・ベルモンド ジーン・セバーグ

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六本木の新国立美術館『セザンヌ展』、新緑の季節にぴったり!

2012年05月08日 15時43分14秒 | 絵画・芸術
みずみずしいセザンヌの絵に逢いに、六本木へ。

セザンヌの緑と青は、
絵画に生命を与えています。

そして、無機質なイメージの新国立でしたが、
この時期、新緑に囲まれて、
美術館自体がイキイキしていました。

プロヴァンスからひょっこりセザンヌが六本木にやってきて、
新国立美術館周辺でスケッチしてるかも?なんて
想像しちゃいました。

新国立の企画展で、
箱と中身の合わせ技の妙にぐっときたのは、
初めてかもしれません。

ユリイカ2012年4月号 特集=セザンヌにはどう視えているか
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セザンヌの食卓 いろとりどりの林檎たち
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映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』でイギリス社会を学ぶ

2012年05月01日 20時59分59秒 | 映画の感想
80年代のイギリスの状況、イギリス議会が
良く分かる。

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映画『マリリン 7日間の恋』、意外と深い内容。

2012年04月27日 00時47分50秒 | 映画の感想


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映画『ヘルプ』、見応えありました

2012年04月27日 00時42分25秒 | 映画の感想
取材源を守る、という点では「うーん」。

つづく

ヘルプ (上) 心がつなぐストーリー (集英社文庫)
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葉にんじん

2012年04月27日 00時31分56秒 | 心と体を鍛える
この季節のおたのしみ、
葉にんじん
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映画『アーティスト』、無声だから感情がより伝わる妙。

2012年04月15日 23時21分37秒 | 映画の感想
アーティスト - goo 映画

アカデミー賞を獲得した『アーティスト』、
公開が楽しみで楽しみで、早速観てきました。

ひとことで言うと、
古くて新しい「ニューシネマパラダイス」!
映画への愛、ものづくりへの誇りがいっぱい詰まった映画です。

無声映画へのオマージュはもちろん、
単なる無声映画に終始していないところは、さすが。
「いま」だから作れる無声映画です。
ネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが、
映画の表現がクロスするあたりは、にやりとしてしましました。

そして、大好きな無声映画「奇傑ゾロ」も登場していて、
嬉しくなることしきり。

映画界も(放送界も、どんな業界も)今、
どうすれば大衆を惹き付けられるか(消費してもらえるか)悩んでいるところ。
3Dのような目新しい手法で、観客動員を狙う一方、
この映画は、
「新しい技術もいいけれど、映画の原点ってやっぱここじゃない?」
なんて現代の風潮へのアンチテーゼのようにも感じます。

なんといっても、
台詞の音声が聞こえないからこそ、
人物の心情がずっとずっとこちらへ届くんですよね。

「無声こそ世界の共通言語」とチャップリンは言ったそうですが、
耳に「きこえない」からこそ、心に「きこえる」という事実に、
「しゃべる」仕事の私はいろいろ考えることもありました。

とにかく愛らしい映画です。
シンプルに気持ちが優しくなる映画です。

アーティスト オリジナル・サウンドトラック
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SMJ


2012年4月 六本木
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『ラジオ福島の300日』、一気に読みました

2012年04月06日 22時34分17秒 | 本の感想(評論)

3.11のあの日、マイクの前で出来たこと・できなかったこと、、、
1年たった今も放送の意味を考えています。

AM単営のラジオ福島の300日を振り返ったこの本は、
共感することも多く、
時に涙ぐみながら読みました。
制作サイドだけでなく、営業サイドの苦悩、
著作権協会やTBSラジオなど他局の協力など、
参考になることもたくさんありました。

感想はまだ色々あるのですが、
まずは出版してくださったことに感謝します。

ラジオ福島さんの300日は、
この仕事を誇りに思える軌跡であり、
この仕事の責任を実感する重さもあります。

ラジオ福島の300日
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毎日新聞社
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今年度もお世話になりました!

2012年03月31日 17時07分44秒 | アナウンスのおしごと
今日で今年度が終わり、明日から新年度。
3/31はいつも感慨深いです。
放送の仕事を叩き込んでくれた
山陽放送を去ったのが、8年前の3/31。
処分しようとして捨てられなかったストップウォッチは、
今も使っています。
あの日の感情は、今でも忘れられません。
やっぱり私は放送の仕事が好きです。
どんな形であれ、これからも
TV・ラジオに関わり、恩返しをしていきたいと思います。

RSK時代を始め今までお世話になった皆さま、
今年度も支えてくださった皆さま、
そして来年度から新しくお世話になる皆さま、
2012年度もよろしくお願いします!

と、強風で長らくストップした京葉線に翻弄され、
新浦安でドブネズミのように雨に濡れながら、
春の嵐の中、ゆく年くる年…

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オフの日の過ごし方、例えばこんな日。

2012年03月26日 23時56分59秒 | つぶやき
今日はまるっとお休み!
自分のために使える貴重な一日!

とは言え、
実質上、ゆく年くる年なシーズンなので、
慌ただしくもありますが、
反省の意味もこめて、とあるお休みの過ごし方です。

・仕事のメール返信
・ゴミ出し(しかも今日は古紙回収日)
・虫歯の治療(セラミックに10万かかるとな)
・野菜宅配便の料金払込
・銀行で通帳繰り越し
・仕事の電話
・代官山の美容院でカット&トリートメント
・可愛い春色のパジャマを発見!物欲と闘う
・六本木の美術館に行くつもりが、疲れてやめる
・資格試験の過去問題購入、のはずが書店にない
・で、春の風物詩、NHKラジオ/ビジネス英会話のテキスト購入
・大量の野菜でスープづくり
・たくさんの大根を前に、干し野菜を作ろう!とひらめく
・仕事のメール返信
・五木寛之『親鸞』を読む
・TVから聴こえてきた「ら抜き言葉」に反応、故に眠れず


作業と雑用な一日でした。
だけど、こんな日が必要なんです、、、。
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