社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

3月29日は何の日?

2022-03-30 07:11:30 | 日記

昨日、3月29日はベトナムから米軍の撤退がすべて完了した日。1973年。50年も前のことであった。

フランスの植民地であったベトナム。第二次世界大戦後、フランスからの独立戦争が起き、終結後はアメリカの介入が始まった。

64年のトンキン湾事件でアメリカ軍の全面介入が始まり、泥沼にたちいった。このトンキン湾事件はアメリカのでっち上げであることが、今では明らかになっている。

世界最大の軍事力を投入しても、民族の独立を奪うことは出来ないという教訓であったが、時が経てば忘れられていく。

アメリカは、再びアフガニスタンから完全撤退した。

そして今は、ロシアによるウクライナ侵略だ。
侵略ではないという理屈は、ウクライナ東部を独立させ、その要請でロシアが軍事介入を行ったと。

なんと、かつて日本が中国に対して「満州国」をでっち上げ、大量の日本軍を送り込んだ。民族独立に火をつけ、日本は泥沼に入っていった。まったく同じケースだ。

しかし違うのは大量の核兵器があることだ。
ロシアは核兵器使用の脅迫をやめない。

さらに唯一の被爆国である日本は、安倍元首相や維新が「核共有」(核兵器の保有)を言い出している。彼らはこぞって憲法9条を変えようとしている。

国会では「経済安保法案」の審議が続いている。経済そのものを「軍事」の枠組みのなかに入れようとする「軍事国家」を目指すものだ。防衛費はGDP2%の2倍化へと自公政権が騒いでいる。

歴史は同じ過ちをくりかえそうとしているのか。

そうではない。
国連憲章の精神を取りもどそうとする世界の動きが。141カ国の非難決議、人道に反すると140カ国が賛成した。国連憲章の精神を取り戻そうと動いている。

日本では同じく国連憲章、そして日本国憲法9条を生かした外交をという政治勢力が頑張っている。

さらに戦争反対を貫いて100年の日本共産党が活動している。
歴史の逆流を阻止するため。

ウクライナから一日も早く、すべてのロシア兵が撤退するまで。


原野の詩人

2022-03-28 12:27:43 | 日記

民主文学4月号に高田三郎著「やち坊主のうた」が掲載された。
そこに獣医であり「原野の詩人」と呼ばれた芝田重郎太さんが登場する。

旧文化会館で開かれた詩の朗読と音楽による「啄木の釧路、詩と風土」の経緯が描かれている。
後半に芝田重郎太さんの詩の朗読と、自ら作詞作曲した「夏・矢臼別」を歌ったとある。

あまりにも懐かしいので、たしか十勝地方の合唱団のテープが残っており、探し出して久しぶりに聞いた。(14分)

「矢臼別の四季」は、春、秋、冬、夏の詩に続き最後は矢臼別賛歌の五篇の詩になっている。
「春・矢臼別」はピアノ伴奏ではじまる。
 春は子羊の 母を呼ぶなき声に
 つれられてやってくる
 矢臼別の大地に・・・

そしてギターのトレモロではじまる「夏・矢臼別」
 白雲たかく 流れゆく大空
 はるかに煙る 緑の地平線
 ・・・
 矢臼別の夏よ

なんと、亡き芝田重郎太さんが歌っている。

こうした「根釧原野の文学風土」に足跡を残しながら、芝田重郎太さんは日本共産党の別海町議をつとめ、その後衆議院選挙の旧5区の候補として、釧根・十勝・オホーツクと広大な地域住民の声を取り上げつつ国政変革に東奔西走した。

現在は矢臼別演習場のどまんなかにある川瀬牧場に碑がある。

夜にライトアップされた石碑

60年代から70年代は酪農の発展時期であり、酪農家の立場にたった獣医師であり、社会変革に燃えた日本共産党員の姿をみた。

いまその意志を多くの人が継いでいる。

自公政治とその補完勢力の維新は、再び日本を「アジアの軍神」として蘇らせようとしている。

ロシアのウクライナ侵略を絶好の好機として、憲法9条を攻撃し、核兵器の保有まで言い出した。

日本共産党は、戦争反対をつらぬいて100年。
6月の参院選で、彼らの野望を挫くためにも、日本共産党の大きな前進が必要だ。

故芝田重郎太さんの意志を引き継ぐためにも。


プラットフォーム労働者保護法

2022-03-23 12:15:56 | 日記

インターネットのプラットフォームによる労働は「ギグ労働」と呼ばれ、無権利、低賃金が世界的にまん延している。

月間ZENROUREN4月号に筒井晴彦さんがEUの取り組みを紹介している。
その名も「プラットフォーム労働者保護法」

記事を紹介すると、まず現状は
・プラットフォームを選ぶ理由
  補助的収入(32%)、自宅で(22%)
  育児・介護責任を負わされている女性が多い
・報酬は、時給で
  平均447円、ドイツでは平均賃金を上回る人は7%
・労働時間は
  平均24.5時間、36%が週7日間・毎日働いている
・定期的な仕事がない、
・10人中9人が仕事を拒否された。
  なぜかはコンピューターのアルゴリズムで自動的に判断している。理由を聞いてもわからない。

という結果だ。

ヨーロッパでは2800万人がプラットフォームで働いている。
いまこうした労働者に適切な社会的な保護が求められている。

安倍元首相がさかんに言っていた「働き方改革」のなかの「ジョブ型雇用」がそうだ。いわゆるこの指とまれ方式の雇用となる。仕事が終われば失業だ。

その人しかできない高いスキルがある人は別だが、これが一般労働に広がれば悲惨な実態になる。いわゆる「ギグ労働」だ。

EUの「プラットフォーム労働者保護指令案」の出発点は「欧州社会権の柱」とのこと。いわゆる「人権問題」だ。

日本は?
というとあまりにも情けない状況だ。
労働組合だけではなく、政治的に、社会的に声を上げていかなければ。
自公政府、その補完の維新にはまったく期待できない。


インファント島の石碑

2022-03-21 07:03:54 | 日記

映画「モスラ」に出てくるインファント島は武器を持たない平和な島である。
その島の洞窟には水爆実験による放射能から人間を守る赤い巨大な菌類があり、石碑が描かれている。それを翻訳すると「モスラ」という言葉が。
雷鳴とともに碑文の声が。「平和こそは永遠に続く繁栄の道である」と。

ザ・ピーナッツが歌った「モスラの歌」である。

1950~60年代は原爆の廃止、平和への希求が映画にも色濃く反映していた。ゴジラ、モスラなと怪獣映画でも。
ゴジラでは原爆に匹敵する「酸素兵器」を開発した科学者が、その秘密とともに自らを永遠に葬るという悲しい結果となっている。

このゴジラに出演した宝田明さんが亡くなった、87歳。
亡くなる前にプーチンによるウクライナ侵略を批判し「自由で平和を愛する国が蹂躙されている。我々はもう少し社会性をもった映画をつくらなきゃいけない」と語った。

昨日は4回目の市民と野党共闘による「ウクライナ侵略止めよ」「ロシアは直ちに戦争をやめろ」とイオン前で訴えが行われた。

ウクライナでは国外避難民が300万人を超え、国内で家を失った避難民が600万人を超えたと国連の報告が出された。

すでに1000万人の避難民だ。食料や水、医薬品が不足している。多くの命が危険にさらされている。

日本は、「非軍事的支援」をもっと行うべきだ。

ところが、日本には「プーチンと同じ」政治家が頭をもたげている。「プーチンもどき」が力を持ち始めている。

今度は日本が危ない、攻められる、もっと軍事力を、核兵器も必要だ。(プーチンはNATOが攻めてくるという理屈を言っている)

安倍元首相や維新が言い出している。
「力には力を」「軍事には軍事を」「核兵器には核兵器を」
「9条や国連憲章なんて役にたたない」

この道はいつか来た道だ。

100年前の世界にもどしてはならない。
国連憲章、日本国憲法9条の精神に立ち返ることが必要だ。

とりわけ日本は「非軍事的」支援こそ求められている。
「われらの一生のうちに二度まで言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害」の3度目はごめんだ。

モスラの石碑
「我らを守れ 平和を守れ 平和こそは 永遠に続く 繁栄の道である」

映画だけで終わりにさせない。

追記
映画では、この時期だからこそ観るものとして、
「戦争と人間」三部作(山本薩夫監督)
  こちら⇒
「西部戦線異状なし」(1930年アカデミー賞)
  こちら⇒

など。

「西部戦線異状なし」の塹壕戦の凄まじさ、そして殺した敵兵の胸ポケットから出てきた家族写真に衝撃を受ける。
そう、敵兵にも家族がいる。それを思うと砲弾も、銃も撃てない。
ベトナム戦争のとき、米軍は新兵が人に向かって銃を撃つ「壁」をどうのりこえさせたか。さらに戦前の日本兵は、もっとひどいことをしてきた。身の毛もよだつ所業だ。


デジタル敗戦、20年

2022-03-18 06:52:30 | 日記

「なぜデジタル政府は失敗し続けるのか」(日経BP)を読んだ。

コロナ禍、COCOA、HER-SYS、G-MIS、マイナンバーカードによる各種給付金システム・・・巨額な税金を投入しても何らまともに動かない、使い勝手が悪い、と。

2000年のIT基本法から20年、「デジタル敗戦」と呼ぶそうだ。
彼らの立場からみればそうかもしれない。
国民の立場からみたらどうなのであろうか?

一読して、自公政府の立場からの見方だと思った。

「住基カード」であれだけ個人情報の不安が大きかったのに、「マイナンバーカード」では、医療から金融、そして買い物まで、あらゆる個人情報を詰め込もうとしているノーテンキな政治家がいる。(アメリカでもやらないことだ)それもインターネットへ簡単につなげてしまった。
専用回線と同等としたVPNは情報漏れが多数発生している。

こんな状況のなか、そもそも政府が信用されていないからではないか?
ここに気が付いていない。

最後の第8章の各界からの提言のなか、サイボウズ社長の青野氏が光っている。

最初にマイナンバーカードは止めるべきだという提言だ。
カード取得へ5万円を出すからと言っても遅々としてすすまない。そこに「不安」があるからではないか。

プログラムをはじめとしたシステムの設計には現場の実務の専門家が絶対必要だ。SEだけではできないのだ。
そのうえ完成すると「ブラックボックス」となる。

みずほ銀行のシステムが典型例だ。関係者は退職しいき、ブラックボックスだらけだ。
そしてプログラム言語も、日進月歩で変化していく。
COBOL言語などは現役でいないのでは。
そして、一度入札するとベンダーを変えるのは困難だ。
かつての「1円入札」を思い出す。プログラム、ソフトの大きな課題だ。プログラマーの個性もあり、スパゲッティプログラム、パッキングなど解明は大変だ。

青野氏は、すぐれた地方DX事例の横展開を、と述べている。
下からの積み上げだ。その通りだと思う。

政府のあせりにも似た上からのデジタル強制が問題ではないのか。
何のためのデジタルか、ではなく「デジタル」そのものが目的になってしまっている。

釧路市では政府のスーパーシティ構想をそのまま引き写し、支所を廃止する提案を行った。コンビニで出来るからとの理由だ。

まったく地域を、高齢者が増えていく地域を知らない、上目線の提案だ。支所や地域郵便局の窓口に一日中たっていたらよくわかるのではないか。

マイナンバーの不安も依然として根強い。
支所廃止の住民説明会では、ほとんどが反対の意見であった。

もう一度、住民目線に、原点から見直すべきだ。

世界的にはGAFAの民主的規制、そして日本国内ではデジタル化への民主的規制が大きな課題となっている。欧州GDPRのような厳しい規制が必要なのにさっぱりすすまない。新自由主義と忖度があまりにも・・・

がんばらねば!


パワハラ裁判、不当判決!

2022-03-16 12:11:20 | 日記

昨日の15日、釧路地裁で「新人看護師パワハラ自死事件」の判決が出された。原告の訴えをことごとく否定し、却下した。

職場でのミスやパワハラ、いじめなど「心理的負荷」について、原告は「強」を主張したが、ことごとく「中」「弱」と判断され、医者によるパワハラ発言や大声での叱責もなかったとされた。

「心理的負荷」が「強」でないと労災認定は認められないとのこと。そもそもこの基準がおかしいと思っているが、原告側は何点にもわたって「強」を主張したが、すべて否定されたわけだ。

判決後、息子さんの遺影とともにご両親の記者会見が弁護士会館で行われた。

「公正な判断を」と思っていたが「やはりこんなものか」「息子が認められればつらい思いをしている他のたくさんの人が救える」「この4年間はムダではなかった」と述べ、引き続き札幌高裁へ上告する決意が語られた。

それにしても「パワハラ裁判」は難しい。
そもそも職場が訴えられた状況になるので、パワハラ証言は難しくなり、上からの圧力もすさまじい。

70年代に職場で「おかしい」と声を上げた人を、終業時をすぎてから、取り囲んでつるし上げを行うことがあった。さらに「隔離部屋」など、職場からの切り離しなど、非人間的な攻撃が多くあった。

日本の民主主義、個人の尊重は世界から大きく遅れている。
「同調圧力」も大きい。

ここにパワハラ訴訟の難しさがある。

 

こうした思いを感じているなか、ニュースではロシアのテレビで堂々と反戦を訴え逮捕されたと。ほんとうに勇気がある人だなと思った。

人が殺され、街が壊されていく。こうしたなか、侵略国のなかで勇気を持った人が生まれている。

まさに希望だ。
「ロシアは直ちに戦争を止めよ」のロシア包囲網を世界各国で、日本の隅々で、広げていかなければ。


学力を下げ、公教育を壊すICT教育

2022-03-15 07:31:28 | 日記

先日、車でNHKラジオの「ひるのいこい」を聞いていたら、「最近、本が読めなくなってきた」というお便りが流れた。
本人曰く、「歳だと思ったが違う。原因をいろいろさぐってみたが、たぶんネットのyoutubeをよく見るようになったからでは」という分析であった。

聞いていて「確かに」と思った。私も最近本を読む集中力がなくなってきた。まあ眼も疲れるということもあるが。

人間の思考は「言葉」という抽象的なものが中心だ。言葉に過去に積み重ねられてきたさまざまな経験や映像・言語に、客観的実在が反映していく。
言葉抜きの「映像思考」というものがあるのだろうか?
あったとしても言葉にしなければ人に伝わらない。

今日の赤旗に佐藤学東京大学名誉教授が寄稿している。
「『GIGAスクール』構想どうみる」

1人1台端末は、先進諸国では10年前に達していた。日本は著しく遅れていた。

そこで通産省がICT産業の発展のため、多額の投資を行っている。

そこから未来の教育が「ICT教育」であるかのような誤解が生まれていると述べている。

PISA調査委員会のICT活用と教育効果に関する報告では、読解力、数学、科学の3領域でコンピューターの利用時間が長いほど学力が低下しており、ICT教育を推進すればするほど学力が低下するという事態になっている。すでにタブレットから紙の教科書にもどした国もある。

今、日本でも「公教育」が危機的状況にある。
ICT産業が教育をまるごと「私企業」化しはじめている。そこに膨大なな利益があるからだ。
世界のビッグビジネスはチャンスをつかみ、ICT教育市場は、2012年で400兆円、25年には1000兆円の規模と推定されている。

教師の半分を解雇し、コンピューターに置き替えれば膨大な利益を生むことになる。
「公教育」が巨大な教育市場に投げ出される。

コロナ禍で格差と貧困が広がり、子どもたちの生涯賃金が大きく落ち込んでいる。

氏は最後に「公教育を守り、創造性、探究、共同の学びで教育の質を高める改革を」と述べている。
その通りだと思った。

私は、政府の、自公政権の、歪んだ「学力観」がその根底にあり、ICT神話があると思っている。

さらに、スマホやタブレットの使用で、こどもの視力の悪化がすさまじい。身体的に大きな負担をかけている。

こどもの豊かな発展につながるICTとは?
大人が考えていく責任がある。

ICTの歪んだ使い方は、
 WMD(数学破壊兵器)⇒


3回目、怒りの市民と野党の訴え

2022-03-14 06:49:14 | 日記


13日午後1時~国道44号線

再々の合同宣伝が行われた。
写真のように、いっせいにひっくり返すと「ロシアは侵略やめよ」と通行車両に。

今回も私が日本共産党を代表して訴えた、5分なので多くは話せない。

ロシアの国連憲章、国際法の違反をはっきりさせるとともに「ウクライナでは毎日毎日人が殺され、病院が、学校が攻撃されている」とプーチンの非人道性を批判した。

そして難民が200万人を超えている。
水や食料、医療、衣類などの支援が緊急に求められている。

日本は憲法9条をもつ国だ。自衛他の装備品をウクライナに送ると政府は決めたが、非軍事的支援こそ必要だ。

日本では軍事支援を勇ましく主張する人たちがいる。
さらに「核共有」=核保有を主張する維新や橋下元大阪知事などがいる。

軍事には軍事、

そして「軍事同盟」によって「世界大戦」に拡大する歴史をまったく無視している。

一見勇ましい主張にはとりわけ注意が必要だ。

もどかしいが、歴史は国連憲章、国際法の流れを強めることがいっそう必要だ。


東日本大震災から11年

2022-03-11 07:45:47 | 日記

2011年3月11日14時46分 巨大地震発生

早いもので、今日で11年。しかし、いまだに3万8139人が避難している。そして死者1万5900人、行方不明者2523人の家族や友人の悲しみは続いている。

当時、私はちょうど市議会での議案審議中で、経験したことのない異常な長時間の地震が続いたため、これは大変なことになるのではないかと思い、審議を中断し、理事者に情報収集を行うよう提案した。

その後、控室で見た大津波の映像にはショックを受けた。

さらに福島原発1号機が、12日15時36分に爆発
続いて3号機が、14日11時1分に爆発
どれほどの放射能が飛び散ったのか。これまた大きな職だった。

共産党は中央委員会の提起で、私たちの地区委員会でもボランティアを出すことになり、私も参加した。
こちら ⇒

あれから11年。

政府は、10年を区切りに支援策を大きく縮小させている。
新自由主義に侵された自公政権と維新の「自己責任論」が随所にあらわれている。
10年で終わっていない人はたくさんいる。

いま求められているのは、くらしや生業の復興など、きめ細かい支援こそ求められている。


多くの命が失われ、生活がこわされた。
同じことが今、ロシアのウクライナ侵略で家族が、子どもたちが、街が、・・・戦争は自然現象ではない!

国連憲章、国際法を守れ。
「侵略」は許さない。

何としても、国連の精神に引きもどさねば。


ワードでプラスター作成

2022-03-10 07:16:23 | 日記

ロシアのウクライナ侵略に対してスタンディングや街頭からの訴えにプラスターを掲げる。

最近、「NO WAR」など英語が多い。
そこでワードを使って、日本語で作ってみた。

ワードの図形挿入で四角の青と黄色のウクライナの国旗をつくる。

その上に「ワードアート」で大きな文字を。
最近のワードは、「旧」ワードアートがない・・・

ALTキー、I、P、W と順番に押すと、あら不思議、旧ワードアートが開く。
出来るだけ太い文字を選択し挿入する。
 ワードアートを右クリックして、
 オートシェィプ/図の書式設定を左クリック
 ワードアートの書式設定
 塗りつぶしは、黒かそれに近いものに。
 線を白にして、太さを5ミリほどにすると

 ワードアートの書式設定のレイアウトを「前面」にすると自由に移動できる。大きさと位置を調整して完成!

これをカラーコピーで大きくする。
A3を四つにカットし、A5になったものをA3に拡大すると、
A1サイズの大きなプラスターができる。

ぜひ、いろいろ作成してください。

それにしても、自民、維新は、「力には力を」「日本も核兵器を持つべきだ」という恐るべき議論を巻き起こしている。
それを一部メディアが後押ししている。
国民民主も「(非核三原則)日米の役割分担を正直に議論する時期にきている」

9条攻撃、「核の共有」=核兵器の保有

ついに日本はここまできてしまったか、と愕然としている。
日本は唯一の被爆国なのに。
このままでは、9条攻撃とともに、国是である「非核三原則」も壊されてしまう。

やはり声を上げていかねば。
今度の日曜日午後1時半から、市民と野党共闘による3回目の「ロシアは戦争やめろ」「ただちにウクライナから撤退せよ」の街頭宣伝を行う。


歴史はムダに流れていない

2022-03-08 07:39:48 | 日記


6日午後、市民と四野党合同宣伝(釧路町大型スーパー前)

これほどプーチンの「おろかな戦争」はない。
1日夜の駅前行動に続いて2回目の四野党合同宣伝が行われた。

国連の常任理事会ではロシアの拒否権で決議はできなかったが、40年ぶりに開かれた国連総会の緊急特別会合で141か国の賛成で「非難決議」が採択された。(40年前はイスラエルのゴラン高原併合)

反対はロシアをはじめ、たった5ヵ国であった。

歴史は「侵略戦争」を許さない、国連憲章のめざす平和のルールへの流れは強まっている。

歴史はムダに流れていない。

力対力、軍事対軍事、さらに核兵器対核兵器の対抗は破滅への道だ。

日本維新の会と安倍晋三元首相は、だから「核兵器の共有」が必要だと繰り返し述べている。

「核兵器の共有」とは、自衛隊の基地にアメリカの核兵器を置き、アメリカとともに日本の自衛隊が核のボタンを押すことになる。

こんなことを進めれば、各国で核兵器の保有がはじまって、まさに人類滅亡のシナリオではないか。

6000万人ともいわれる途方もない人命が失われた第二次世界大戦。そこから生まれた国連憲章の前文「われらの一生のうちに二度まで言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害から将来の世代を救い」、そのために「集団的自衛権」ではなく「集団安全保障」こそ平和への道だ。

「集団的自衛権」は軍事同盟のことだ。これが世界大戦に進んでいった大きな原因でもある。

「核兵器の共有」=保有ではなく、唯一の被爆国である日本こそ「核兵器禁止条約」を結ぶべきである。

ついこの間まで国際法上「核兵器は違法」ではなかった。しかし「核兵器禁止条約」が発効したからには「違法」となった。

くり返し言うが「歴史はムダに流れていない」


原発への攻撃、狂気の沙汰

2022-03-05 07:14:27 | 日記

ロシアのウクライナへの侵略が、ますます狂気じみている。

なんとウクライナの原発に砲撃が行われた。
さいわい原発本体ではないことがわかったが、危険このうえない。

国連憲章、国際法違反の侵略戦争は、ロシア国内の戦争反対への弾圧も続いている。

100年以上前のロシア革命。当時はロシア皇帝が戦争をくり返し国内は疲弊しきっていた。そこから「パンと平和」の大きなうねりがおこり、革命につながっていった。

いままたプーチンの異常な、狂気にみちた核兵器を脅しに使った「侵略戦争」が行われた。

毎日多くの命が失われ破壊が行われている。
国連総会では141ヵ国の圧倒的多数の国がロシア非難に賛成した。

歴史の流れを「逆流」させない。
大きな声でロシア非難の包囲が進んでいる。
狂気をとめるために。


釧路から「ウクライナ侵略をやめろ」の訴え

2022-03-02 07:19:36 | 日記


1日午後6時~釧路駅前

ウクライナでは、毎日毎日人が殺され、破壊され、家族が引き裂かれている。「ロシアは戦争やめろー」の声が駅前にとどろいた。

集会には4野党が集まり、立憲民主党、社民党、新社会党、そして日本共産党からは、私が参加し訴えた。

私は、毎日人が殺されているウクライナへの侵略戦争を直ちに中止すること。プーチン大統領の暴挙を批判し、①明確に国連憲章、国際法に反する暴挙 ②核兵器で脅しをかけるということは狂気であることを訴えた。

では、どうするか
全国から「戦争を直ちに中止せよ」のあらゆる声を出し続け、世界の国々からも発信し、ロシアを包囲していくことだ。非軍事的包囲網として経済制裁もある。

その上で絶対にやってはならないことは「軍事対軍事」の応酬だ。その行きつく先は悲劇しかない。

その典型例が安倍元首相と維新元代表の橋本徹元大阪市長だ。
「憲法9条で国は守れない」「核兵器の共有を」というとんでもないことを言い始めている。

9条は、国のトップの暴走を止めるものだ。プーチンのような侵略を行う指導者を縛るものだ。

さらに二人は、「核シェアリング(核兵器の共有)」まで主張し始めた。日本に核兵器を持ち込み、一緒にアメリカと管理しようというが、これは自衛隊に「核のボタンを押すこと」になる。

唯一の被爆国であり、「非核三原則」を国是にしている日本で・・・あいた口がふさがらない。

軍事には軍事、核には核を。
まさにMAD理論であり、破滅への道だ。

こうした人たちを縛るために、憲法9条はいままで以上に重要になっている。

プーチン大統領は、核兵器の脅迫を続けている。まさに「狂気」の世界だ。

一人ひとりの声は小さいが、「戦争をやめよ」の声で包囲していくことが大切だ。

日本共産党は、戦前の日本の軍事独裁に、専制政治に反対をつらぬき、戦後も旧ソ連、中国の覇権主義に反対を続けてきたためされずみの政党だ。

この21世紀に、他国を侵略する戦争など、絶対にやめさせねば。