【意識の研究・・・サイキック(3)】15/03/26 (木)
◆人間は危機的な状況に陥ると、サイキック能力が起動する。原初の時代に培われた能力のひとつだ◆
極論かもしれないが、サイキック(超感覚)が人類(ホモ・サピエンス)を存続させた。これがひとつの結論だ。
この仮説を立証するためには、膨大な資料と裏付けが必要だ。非常に面白い説なのだが、先へ進めたいので、この証明は後日、WEBサイトで掲載していきたい。このFacebookでは要点のみ記載していく。
通常、自然界では肉体的な力が劣ると言うことは絶滅を意味した。身体能力が劣っていた現生人類が、生き残れたのはある特殊な能力があったからではないかと仮定した。生き残るために進化の過程で、脳の機能の一部として作り上げたのではないだろうか。
これはカンブリア紀にある特定の生物が、器官の一部から眼を誕生させた事に似ている。光感応器官、つまり眼を持った生物のみが、他の生物を圧倒して爆発的に増えていった。インド・チベットの古文書に記載されている「第3の眼」を暗示させる。※下垂体(眉間の奥に位置するホルモン分泌器官)がそれではないかとする説もある。
当然だが、生き残れたのは優れた頭脳の発達があったからだ、だが、それだけで過酷な自然界で生き残れない。自然界には予期せぬ危険が満ちあふれている。先を予知できる危機回避能力、離れた仲間と情報交換できるテレパシー、動物を手なずけコントロールできる能力、イメージした事を現実化する能力...etc.
しかし、この能力は社会が安定し、権力構造が明らかになった段階で薄らいでいく。農耕や家畜の飼育により、社会が安定化して「サイキック」を使わなくても食べていけるからだ。
ただ、権力者は、権力の継承のため、他国との存亡を賭けた戦いのためにこの能力を密かに維持してきた。
秘密祭儀(王族だけの宗教)の中で、祭司、筆記者(口伝継承者)、特別の地位(軍師、占星術師)などの間でサイキックを目覚めさせるテクニックを維持してきた。
いつしか秘められた能力と知識は、いつしか市井(しせい)に漏れていき様々な表現で呼ばれるようになった。占い、秘儀、占星術、魔術、錬金術、ヒーラー、予言者など。支配階級が独占していた知識は、学問という形に変化してその中に組み込まれていった。
人類の精神史には2つの大きな源流がある。哲学、神学(宗教学)、倫理学、心理学を元とした表の精神史(顕在精神史)と神秘学、占星学、秘教学、自然医学(ホリスティック)の裏の精神史(潜在精神史)だ。自然に喩えるならば、河川と地下水脈のような関係だろうか。
前者は、体制側の思想であり、常に表舞台で活動している。サイキックの名残である後者は、異端あつかいされ弾圧されてきた歴史がある。また、前者が、人間の思考を中心に理論を展開してきたのに対し、後者は身体や自然界を通して論理を構築してきた。どちらが正しいかはわからないが、両者は歴史の中で絡み合いながら、時として影響を与えながら発達してきた。
※定説はコロコロ変わる。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO78680150R21C14A0000000/
我々はネアンデルタール人との混血だった・・・覆る進化の定説