民主党大会が終了した。振り返ってみると、ヒラリーやビル、ゴアなど大物が演説したりして華やかな大会だった。最終日にはスティービー・ワンダーが歌ったりもした。日本の自民党大会や社民党大会などとずいぶん違う。
さて、オバマの受諾演説だが、''change''と''promise''という言葉を多用していたのが特徴で、ブッシュの''broken politics''や''failed policies''を厳しく批判するものだった。指名受諾演説としてはややネガティブな感じはする。しかし、この一月ほどマケインの攻勢に効果的な反撃ができずに支持率で並ばれてしまったので、ここらで戦闘モードに入っておかなければならなかったのは事実だ。
減税やエネルギー政策、イラク戦争などの政策面でもかなり具体的に述べていたのももう一つの特徴だ。マケイン陣営がオバマのことを「演説がうまいだけで中身のない候補」と喧伝しているのに対して、真っ向から反論したものといえる。
民主党大会効果は支持率に反映されており、オバマが数ポイントのリードという結果がここ2、3日出ている。ただ、これらはオバマの演説前の調査の結果で、演説後の調査ではさらにリードを広げるものと思われる。
ところで今日、マケインが副大統領候補を発表した。アラスカ州知事のペイリン氏だ。サプライズ人事で、①白人女性であること②ワシントン政治と無縁の改革派であることーーなどいろいろと思惑が透けて見える起用だ。発表後の演説を聞いた限りでは、あまりマケイン人気に貢献するとは感じられなかった。
共和党大会は9月1日から。ハリケーンで延期説も流れたが、予定どおり行われそう。ブッシュが出席を見合わせるのでは、との観測はまだある。共和党にとって、党大会効果というのはあるのだろうか。
さて、オバマの受諾演説だが、''change''と''promise''という言葉を多用していたのが特徴で、ブッシュの''broken politics''や''failed policies''を厳しく批判するものだった。指名受諾演説としてはややネガティブな感じはする。しかし、この一月ほどマケインの攻勢に効果的な反撃ができずに支持率で並ばれてしまったので、ここらで戦闘モードに入っておかなければならなかったのは事実だ。
減税やエネルギー政策、イラク戦争などの政策面でもかなり具体的に述べていたのももう一つの特徴だ。マケイン陣営がオバマのことを「演説がうまいだけで中身のない候補」と喧伝しているのに対して、真っ向から反論したものといえる。
民主党大会効果は支持率に反映されており、オバマが数ポイントのリードという結果がここ2、3日出ている。ただ、これらはオバマの演説前の調査の結果で、演説後の調査ではさらにリードを広げるものと思われる。
ところで今日、マケインが副大統領候補を発表した。アラスカ州知事のペイリン氏だ。サプライズ人事で、①白人女性であること②ワシントン政治と無縁の改革派であることーーなどいろいろと思惑が透けて見える起用だ。発表後の演説を聞いた限りでは、あまりマケイン人気に貢献するとは感じられなかった。
共和党大会は9月1日から。ハリケーンで延期説も流れたが、予定どおり行われそう。ブッシュが出席を見合わせるのでは、との観測はまだある。共和党にとって、党大会効果というのはあるのだろうか。