ワシントンDC探偵局

ワシントンDC駐在員が見た素顔の米国

選挙戦終盤

2008-10-16 19:27:07 | 大統領選
米大統領選まであと19日となった。昨夜、大統領候補による最後の討論会が開かれ、支持率挽回を狙ったマケインが激しくオバマを攻撃した。だが、オバマは終始冷静に対応し、マケインの攻撃をかわした。討論会後の調査でも、オバマが大勝したとの結果が出た。

世論調査上は、各社平均で7ポイントほどオバマがリードしている。まだまだ十分なリードとは言えない。とはいえ、各州の動向を見てみると、オバマ優位の州が相当な数にのぼっている。

注目は、伝統的に共和党が強い州(red states)ーーバージニア、オハイオ、インディアナ、ノースカロライナ等ーーでオバマが勝つ可能性が出てきたことだ。このまま何もサプライズがなくて選挙となった場合、オバマが地滑り的大勝利を収めるかもしれない。

日本もオバマ政権とどう付き合うべきかを考えなくてはならない。先日の米政府による北朝鮮のテロ支援国家指定解除の際、オバマは核問題の前進に向けて解除は「妥当」な決断だったと評価する声明を出している。マケインは核検証措置が不十分で、また拉致問題への配慮が足りないと批判する声明を出した。

オバマがバランスの取れた思考をするのは間違いないが、ことアジア外交で「バランス」を重視すると相対的に日本の比重は低くなるだろう。マケインのように同盟国との連携が第一とする大統領の方が日本には望ましい、と見る関係者は多い。

でも日本人が米大統領を決められるわけではない。オバマ政権ができたら、好きであろうとなかろうと付き合わざるをえない。今のうちからオバマ周辺の人たちに接触して、人脈を開拓しておくしかない。
ジャンル:
海外
キーワード
テロ支援国家 サプライズ ノースカロライナ インディアナ
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