奄美自然観察記

高のフィールドより

薄暗い森林下でひっそり ウスキムヨウラン

2007-05-09 18:44:36 | 植物




晴れた日でも薄暗い森林下で、ウスキムヨウランが咲いていました。
咲いているといっても、花弁が大きく開くことはほとんどありません。
名前のとおり葉はなく、腐食層の中の菌類と共生して栄養を得てい
るといわれている腐生ランの1種です。花に黄色が混ざることでこ
の名がついているようですが、唇弁の内側には紫色の毛が生えて
います。

【島口バージョン】(キシゆむた)
晴れたん日あてぃも薄暗かん山ぬ中なんてぃ、ウスキムヨウランぬ
咲しゅたっと。咲しゅんちいしも、花弁ぬいっぱいあけんくとぅやほと
んどありょうらんど。名ぬとぅうり葉やねんてぃ、腐食層ぬ中ぬ菌ぬし
じょとぅまあじんいきとぅてぃ栄養はとぅとぅん腐生ランぬしじょだりょん
ちゅっか。花なんてぃ黄色ぬ混ざるりゅんかなくん名がつちゅりょん
ば、唇弁ぬ内側なんてぃや紫色ぬひぎぃぬめぇとぅりょっと。
コメント (7)    この記事についてブログを書く
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7 コメント

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Unknown (ooolala)
2007-05-10 12:04:56
こんにちは。突然ですが、喜瀬にあるノロ墓にはまた行かれるのですか?ガイドとして、人を連れて行くこともありますか。ルーツ探しをしているのですが、畏れられてる場所なだけに、行きたくてもなかなか足が運びません。
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Unknown (Unknown)
2007-05-10 19:00:19
ooolalaさん、こんばんは。
私は、自然分野の案内をしていますので、文化財のほうは古代史にも明るくないので、ガイドはちょっと無理です。でも、私の事務所に別途ご連絡いただければ、日程を調整して一緒に見に行くことはできる思います。
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上は私のコメントです ()
2007-05-10 19:01:39
すみません、上のコメントは私(高)のコメントです。書き忘れてしまいました。
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Unknown (ooolala)
2007-05-10 21:47:19
本当ですか?!嬉しいです。失礼な聞き方ですが 高さんの事務所とは どちらにあるんですか?
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奄美市にあります ()
2007-05-11 20:06:07
「奄美ネイチャーセンター」で検索していただいて、そこにある連絡先にお電話していただければと思います。
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Unknown (ooolala)
2007-05-15 11:47:10
こんにちは。昨日はありがとうございます。早速その招霊木(アガタマの木)を高さんのブログで探したんですが見つけきれず、本土の神社にある木で検索して見ました。よく知ってみるとおもしろい由来なんですね。怒った天照大神が岩戸に隠れ天上も下界も暗闇になった時、芸能の女神といわれるアメノウズメノミコトが天照大神を岩から誘い出すために、裸でこのアガタマの実が付いてる枝を持って舞ったそうです。そこから巫女舞では、この実を形どった鈴を使うようになったとか。サカキよりも時代が古いんですね。奄美には、沖縄経由で中国から渡ってきたのか、本土から持ってきたのかは分かりませんが、扇を持って歌い舞うノロ神の姿を見れば、誰かがアガタマの木を奉納したくなったのもわかりますね。素敵なお話ありがとうございました。ちなみにこのアガタマの花、バナナの香りがするって本当ですか??
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匂いはまだです ()
2007-05-16 18:35:41
私がみたオガタマノキ(アガタマノキと同一?)は、花に鼻が届かず(シャレ?)、匂いは嗅ぐことができませんでした。でも、落ちている花は、確かに少しバナナのような匂いがしたような気もします。はっきり覚えていませんが、いい匂いだったと記憶しています。
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