奄美自然観察記

高のフィールドより

ぐぜりだしたノゴマ

2006-03-31 19:50:01 | 鳥類


今日も晴天に恵まれ、越冬しているノゴマがさかんにぐぜり鳴
きを繰り返していました。冬鳥として渡来するノゴマは、草地の
中から出てくることは稀で、なかなか人目につかないのですが、
その地鳴きからかなりの数のノゴマが越冬しています。この春
の渡りの時期になると、晴れた日などは少し目立つ所でよくぐ
ぜり鳴きを繰返し、その姿も少しだけ見やすくなります。

【島口バージョン】(キシゆむた)
きゅうもはれてぃ、越冬しゅんノゴマぬひっただかぐぜり鳴きしょ
うりょたっと。冬鳥とぅし島ちきゅんノゴマや、ぶすぃぬ中らなかな
かいじてぃくんかな、ちゅんむぃちつかんば、うん地鳴きらそうとう
うりょんちよ。くん春ぬ渡りぬ時期なりば、晴れたん日きゃなあり
くゎ目立ちゅんどろなんてぃぐひったぐぜり鳴きし、うんどろだかな
ありくゎにいやかなりゅっと。

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2 コメント

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越冬を。 (しら)
2006-03-31 22:10:38
へぇ~、そちらではノゴマが越冬するんですか。渡りの時期には、こちらの兼六園でも見られることがありますが、♂はのどの赤色が美しい印象的な鳥ですね。一度見たら忘れられない鳥です。
地鳴きが分かってから。 (インプリ高)
2006-04-01 19:06:24
ノゴマは「チュ~イ、チュ~イ」とか「ジェジェ」とかいう地鳴きをしますが、姿がなかなか見られないことから、長い間その声の主が分かりませんでした。いったん声の主が分かってからは、結構多くの個体が越冬していることに気づいたという次第です。

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