奄美自然観察記

高のフィールドより

マメヅタラン咲き始める

2006-03-23 18:24:36 | 植物


森林の樹幹や岩上に着生するマメヅタランが、咲き始め
ていました。葉の形などはマメヅタ(シダ類)に似ています
が、マメヅタより少しひ弱で小柄な感じのラン科の植物で
す。水分や養分を蓄えるバルブがないので、乾燥に弱く
適度な湿度が欠かせません。花を拡大してみると、おいし
い和菓子のようで、食べてしまいたくなります。

【島口バージョン】(キシゆむた)
山ぬきぃんきゃ、石なんていめぇんマメヅタランぬ、咲しゅ
りょうたっと。葉ぬだっかんきゃやマメヅタ(シダ類)とぅに
しゅりょうんば、マメヅタんまえいじゃけとぅんラン科ぬ植物
だりょっと。むじぃや養分ば蓄えんバルブちいゅんむんぬね
んかな、乾燥しればいかんてぃ、なあり水分ぬねんばいか
んちゅか。花ばだいばんしにいば、まっさん和菓子にししゅ
てぃ、かでぃにちゃくなりょっと。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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いろんな場所に。 (しら)
2006-03-26 20:07:53
花が隠れているようですね。実際はもっと小さな花なのですか。森を歩くと楽しいでしょうね。前に進めないかも?(笑)
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小さい花です。 (インプリ高)
2006-03-27 04:51:52
マメヅタランの花も葉も、1cm足らずの小さなものです。小さいだけに気づかれにくく、生き延びてきたのかもしれません。10年以上歩いている同じ森林内のコースで、最近やっと気づいたものがこの写真です。
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