米どころ・秋名では稲が青々と伸びてきて、美しい田園風景を呈して
います。飾り羽が出て最も美しい時期を迎えているサギ類も、多くみ
らます。チュウサキは夏羽になって、くちばしが黒くなっている個体
(写真下)とまだ黄色いままの個体(写真中)の両方がいます。この
2羽のチュウサギとも田んぼの中でドジョウを捕らえていました。鳥
に教えられることは沢山ありますが、今日は秋名にドジョウがまだ
結構いることを気づかされて、とてもうれしくなってしまいました。
【島口バージョン】(キシゆむた)
ひるかん田袋・秋名じやニィぬ青っさぬでっち、きょらっさりょっと。飾
り羽ぬいじてぃ一番きょらっさん時期なとぅりょうんサギぬしじょも、い
っぱいにゃあれっと。チュウサキや夏羽なてぃ、くちぬくるかなとぅん
むん(写真しゃー)とぅまだ黄ーかんままぬむん(写真中)ぬたあちうり
ょっと。くんたあちぬチュウサギとも田ぬ中じドジョウばkどうりょうたっ
と。トゥリにゆすられぃんくとぅやいっぱいありょんば、きゅうや秋名じド
ジョウぬまだいっぱいうんち分かてぃ、むるほおらっしゃりょっと。
まほうしたが、この田圃にはドジョウがいる。
これは褒めるべきことで、今だは珍しくなりま
した。コウノトリを飼育している近隣の農家は
農薬を使わないようです。
らけ、賢明な皆様は適当に読み替えて下さい。
実は私のPCのカーソルがあっち、こっちと飛び
自分の知らないところで文字変換をしていま
す。特にCを押すと変です。
別は、あまり見慣れていない人にとっては結構
難しいようです。識別点は、足とくちばしの
色、首やくちばしの長さなどです。コサギは、
くちばしと脚が黒くて、足指だけが黄色いこと
で比較的わかりやすいのですが、問題はダイサ
ギとチュウサギの区別です。脚やくちばしの色
も似ていますが、チュウサギはダイサギに比べ
て、くちばしと首が短く、頭や首が太めに見え
ます。ダイサギは首とくちばしが細長く、頭も
ほっそりしている点などが違います。といって
も、意識的に何度もよく観ることでだんだん区
別が容易になってくるものと思います。
分布は、ダイサギ、チュウサギ、コザギとも九州や本州で繁殖していますが、北海道や南西諸島などでは繁殖していません。でも、渡りや移動する途中で、奄美へも立ち寄るので入れ替わり立ち替わりで一年中見ることはできます。もちろん春と秋の渡りの時期に多く見る機会があります。