奄美自然観察記

高のフィールドより

半開きの花  ムカゴサイシン

2024-05-04 17:57:10 | 植物

一日中、晴れたり曇ったり小雨が降ったりしました。知り合いの方からの情報で、ムカゴサイシンを観てきました。関東地方北部から奄美・沖縄にかけて分布するラン科のムカゴサイシンは、この時期に花茎の高さ8~20cmほどの先端に、紅紫色の花を1個つけます。花の時期に葉はなく、やや5角形の葉は花が終わった後、7~8月頃に出てくるようです。今回は2カ所で、3株の花を観ることが出来ました。一番若いと思われる株(写真1~3枚目)は、高さが約10cmほどで、花の先端が少しだけ割れ、紅紫色の唇弁がちょっとだけ覗いています。次に時間が経っていると思われる高さ約6cmほどの株(写真4枚目)は、花が半分ほど裂けていて、一番時間が経っていると思われる高さ約7cmほどの株(写真5枚目)は、実が緑色になり少し大きくなっています。いずれも花は半開きで、大きく開くことは少ないようです。

 

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【島口バージョン】(キシゆむた)

少し長くなりましたので、省略いたします。すみょうらん。

 

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