ハーモニカ吹き井上のブログ

ハーモニカ吹き養成ブログ
クロマチックハーモニカ、ブルースハープの
プレイヤー井上の練習、演奏の記録。

山下伶さんのインストアライヴ@谷口楽器

2012年04月08日 | ハーモニカ練習

山下伶さんのインストアライヴをお茶の水谷口楽器に覗きに行きました。覗くどころか釘づけ状態になってしまいましたね。

評判の演奏だけでなく初々しさ、ハーモニカ教師としてのセンス、満開の桜の中にあっても引けを取らない初々しさ、私のようなオジサンならずともレッスンを受けてみたくなるでしょう。

披露された曲は遅れていったので一部しか聴けませんでしたが、「りベルタンゴ」「夕焼け小焼け」さすが徳永門下生らしく叙情感豊かに演奏されていました。

公開レッスンとなり、初歩的な音の出し方、レバー操作の仕方など説明があった後、マンツーマンのレッスンがあり、徳永先生の教則本と、カラオケを使ってのレッスン。ユニゾンでサポートされたり、ハーモニーをつけられたり、参加された方は楽しく演奏されたことでしょう。

店頭ライブというのは聴く側と演奏者との距離が通常のライヴより近いので、演奏者のキャラがうまくでるかどうかが成功のカギですね。

山下さんは音大でフルートを勉強されたそうです。演奏から感じたことなのですが、曲のイメージ、曲想というのでしょうか、その掴み方、また表現のし方に並々ならぬものを感ました。それが独特の個性になっています。

ハーモニカを始めて2年たらずで、師範の域に達するということはどういうことなのでしょう?

もちろん音楽家、演奏家としての素養は十分兼ね添えられていたとしても、ハーモニカの操作を短期間で習得された謎は謎のままです。受講生とのやり取りのなかで、

「私も音と穴の関係が分からず譜面に穴番号を書いて練習しました。」とのお話がありました。

読譜に慣れた方でも「これをやるのか」というのは正直おどろきです。私の世代は幼稚園から小学校1,2年生まではみんなハーモニカをふきましたから、そこはすっ飛ばしてクロマチックハーモニカにかぶりつきながらはじめています。私の演奏からミストーンがなかなか抜けないのも其のヘンに原因があるかもしれません。

店頭に置いてあった徳永メソッドの教則本の残り最後の一冊を購入してきました。この本で謎が解明されるかもしれません。

 


体験レッスンをうけた。

2011年12月24日 | ハーモニカ練習

体験レッスンを受けた。一応名目はボーカルレッスンだが、ブルースハープでのステージングッて云うんでしょうか?パーフォーマンスについての総合的なレッスンと考えた方がいいかな。

講師はブルースシンガーでブルースハープも吹かれる方。

鏡の前に立たされて、先生自らギターを弾いてくださりブルースソロを吹いてみた。

「目をつぶらないように。胸を輝かせるようにし部屋に響くサウンドをしっかり聞くように。」アドバイスを受ける。録音して聞いてみると確かに出てくる音は違ってくる。音に勢いが出てくる。

今の自分の練習は譜面を見ながら吹く時間が長いのでまるでダメだということに気付かされました。自分の問題点をズバリいいあてられたようで、参りました。

鏡を見ながら吹くなんて恥ずかしくて思いつきもしなかった。ボーカリストの方はやるのでしょうね。

しかし、全ての演奏家にとって自分の吹く姿を鏡に映して吹く練習というのはやってみる価値ありです。

まず緊張感が違ってきます。自分を客観的に見れるので自分自身を鼓舞するというか励ますような気持ちが持てる。バックのサウンドを聞きやすくする。

目をつぶると音を聞きやすくなると思っていたが、客観性を失ってしまうのでNGですね。この癖を直すのはちょっと大変かも。

ステージで出す音のレベルを上げるような練習を考えないといけないな。

 


クロマチックハーモニカを買ったらまず調整が必要。

2011年05月13日 | ハーモニカ練習

クロマチックハーモニカを購入したらまずふいてみますよね。

多少吹きにくい(音が鳴りにくい)穴があったり、特に両端の高音部と低音部。また強く吹くと息が詰まってしまったてならない穴とか。

ベテランの人はリードをいじって調性したりすると思うけど。メーカーに思いきって全体調性をお願いしてみることをお勧めします。

新品は当然ある程度は基準をクリアしているのでしょうが、「グレードをあげて」とお願いするとかなり音が鳴りやすくなりますね。

初心者の方で吹きにくいまま吹いていてあきらめたり、結局ハーモニカから遠ざかってしまう人もけっこう多いのではないでしょうか。

関西のハーモニカの先生の調整したホーナーのハーモニカを購入したことがあるのですが、音色まで変わってバランスも良くなりここまで

変わるものなのかと思ったことがあります。

自分でグレードアップできるような技術講習会があればいいと思うんだけど。なかなかないですね。

今手元に調整が必要なハーモニカが2本あるんですがちょっと自分でいじってみようかと思ってます。

何か気付いたらまた書いてみます。


ブルースハープのベンドの練習はまず、腹式呼吸から

2011年01月19日 | ハーモニカ練習

ブルースハープのベンドについて最近考える機会があったのでまとめてみた。

よく教本には息の流れでリードの振動に影響を与え音程を変える方法が説明されているが、音が下がる

原理はそれで説明されてもリードに影響を与えるだけの力を持った息が吸えていないとベンドにならない。

まず腹式呼吸がきちんとできないとベンドは難しい。腹式呼吸と胸式呼吸について考えること思い当たる

ことをまず考えてみよう。腹式だろうが、胸式だろうが、吸い込んだ息が入るところは同じ肺。吸い込む時

どこの筋肉をつかっているかで分けている。通常、意識しない時の呼吸は胸腹両方を使っている。しかし

初心者の場合意識して呼吸をすると、つい胸の筋肉をつい使ってしまう癖があると思う。

ラジオ体操の深呼吸を思いだしてもらいたい。両手を上に上げて胸を開くように深呼吸する。

あれは胸での吸い込みで腹式ではない。まず無意識にやってしまう胸式呼吸からの脱却が必要。

ではなぜ胸式より、腹式呼吸の方がよいか。

腹式の方が、肺の容量を大きくするということがまずあると思う。

ただ肺の容量を大きくするだけなら、腹式に合わせて、胸も使えばいいと思うかもしれない。しかし胸を横に

広げることで吸う胸式の息は一定の密度を保てない。また初心者の場合腹筋を使うことも抑制してしまう。

なるべく胸を使わず腹式だけでするほうが、息の密度が安定し、演奏に適した息になる。

結局言いたいことはベンドを習得したい方は口先だけの試行錯誤にばかりとらわれず、ロングトーンの練習

などでしっかり腹式呼吸を習得するほうが近道だという話。

次にベンドのやり方について述べるが(これはあくまで私の個人的なやり方ではあるが、初心者の頃ブルース

ハープ第一人者といわれる方に教えていただいた方法でもあるのでまったく特殊なやり方ではないと思う。

穴によっても多少違いがあるが主に2番のベンドをイメージして考えてみる。)息の吸い方は吸った息が下の

歯の内側を伝い舌の先(少し下に下げてある状態)で受け止めるような感じですう。

その際口の周りの筋肉に力が入りすぎないように意識して吸う(初めは無理かもしれないがコツを掴むんだら

力を抜く努力が必要)このときに胸で吸っていると息が下の先にまとまらない胸で吸う空気は太くまとまりがなく

空気が漠然と咽の奥に吸いこまれていくようだ。

腹式呼吸で吸っていれば涼しい空気が下の先をこすっていくのを感じることができる。

ストローで息を吸ってみてもらいたい。ストローを使うと腹式呼吸がやりやすいと私は思うのだが皆さんはどうだろ

うか。ストローで吸ったような息(腹式になりやすい)を吸いたいわけだが、ハーモニカのボディ(木または樹脂の部

分)は壁の穴に唇をつけて吸うようなもので、胸式になりやすい。唇の形で吸い方が変わってしまう人間の呼吸の

システムは興味深い。

後は口びるでボディをおして圧力を加え引っ張り上げるように空気を吸えばれば音は下がるはず・・かな?

 

 

 

 

 


拍の裏を意識していないから、リズムがずれる。

2011年01月09日 | ハーモニカ練習

リズムがずれる原因について。私の場合は拍の裏をしっかり意識していない時にズレが起こるかな。4ビートで8分音符から3連符を入れたりする時、また転調する時、裏拍に乗っている感覚が忘れられる瞬間がある。たぶんその時にづれる。

裏拍が他の演奏とぴったりあってリズムが安定する。

最近速い曲の練習ばかりしていたら、ノリが悪くなった。(もともとわるかったが。・・・)速い曲を吹く時も裏でしっかりとらないといけないな。