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松戸インラインカップ つづき

2006年10月13日 | インラインスケート

Imag0755 続いては、松戸エリミネーションレース。                   はっきり言えます。これ、面白い。本当です。                                                松戸式レース・・・発案者はDaisukeさんとのことですが、簡単に説明しますと、2万メートル66周回中、最後の3周回をのぞき全て上限タイムが設定されています。そして、計測地点でトップに立っていた選手が、もしその設定タイムを超えていた場合はオミットされます。そして、5周回程度に1回最後尾選手がエリミネートされていきます。                                                                                       ポイントは、上限タイムが多くの選手に対応出来るタイムで設定されていることです。                       今回は、最初の10周回は50秒なんです。つまりよっぽどのことがない限り、中級者~全日本クラススケーターが同一パックで滑走していくんです。                                                           300m43秒より速く滑ることができた19名の選手が参戦です。幅6m程度のコースですから、選手が広がりますとそこそこ一杯になってしまう人数です。          Erimi

メンバーは左の成績表をご覧いただきますとわかりますが、まさに幅広くなっています。・・・・                                初参戦の自分は、どんなレースになるのかわからなくて、とにかくドキドキでスタートです。最初のうちは上限タイムをまず気にしていくことになりますが、中にはそこのところをギリギリで引っ張って、誰かを落とし込もうとするスケーターが何人か現れます。                            

Imag0736 このお尻の(後に、その功績により敢闘賞を受賞)と、Imag0739                   

  このお尻のが、その典型であります(笑)

Imag0696_1まず、毒牙にかかったのが、この方です。                   昨年よりメキメキと速くなっているKoikeさんですが、当日は300m一回目でイーグルホークならぬ、スライディングホークでゴール(セクシーな右太ももをご覧下さい)し、本人もおそらく嫌な予感がしていたかと思いますが、例の二人+山ちゃんにやられてしまいました。(詳細は例の方参照)            

そして、エリミネートの周回になると、これがさらにレースを面白くさせます。エリミを恐れてあまり速く滑ると、知らぬ間にトップになってTIMEOVER・・・様子を伺っていると知らぬ間に最終スケーターになってエリミ・・・この二重苦が、異様な緊張感でそれが最高に面白い。                                                   Imag0760 長良レーシングから参戦したミャッチは、後ろに一人いると思って余裕をかましていたら「ミヤッチさ~んエリミ」・・・レースを知っている、たぶんサニーキッズの方にやられたかと・・・笑っている場合じゃない。周りからは「帰りの運転のため、早めに休憩」という声が(笑)          

そして、何より普通ではあり得ないのが、エリミやTIMEOVERが出るたびに、歓声+安堵の声が応援の方からはもちろん、参加選手からも出ちゃうことです。このレースは観客(+エリミされた皆さん)との一体感(微妙な)もあるんです。  いつしか、+エリミされた皆さんの中に例の二人も加わっていて、うるさいうるさい「上げろ~」「行け~」です。・・・(笑)                                                                               レースが終盤にかかって来るに従って、エリミから逃れることが難しくなってきます。もちろんタイム制限もあることから思わぬ選手のエリミも出てきます。                 Imag0693_1 このもその一人です。誰もが、最終まで残ると読んでいた方ですが、集団の中でコースが無くなってエリミです。そして、残り8人の中にまで何とか残っていたのですが、後から考えればやってはいけないミスを犯してエリミされてしまいました・・・・・自分の後ろに一人いる・・しかもやや距離がある・・行けるか・・・ガ~ン。Daiskeさんでした。(泣)あとからのDaiskeさんのコメント「後ろからの方が楽」・・・(泣)・・だよな~。全体の中でレベルが劣っているならば、エリミ周回ではトップに立って行かないと、到底抜け出ることはできないわけですね。そんな感じで、残り6周回でエリミされました。                                                                 最後は、最終回で抜け出たDaisukeさんが体調不良でありながら余裕で優勝し、レースは終わりました。 松戸エリミネーションレースは、レベルの差をあまり気にすることなく、駆け引きやスプリントを楽しめるレースでした。本当に面白い・・・・大会だけでなく、普段の練習の中でも取り入れると多くのスケーターに受け入れられそうです。                  長良でもやります!!