昨夜の雨で湿度たっぷりの曇り空だったが、喉には優しい朝だった。
いつもどおり家を出、電車は乗り継ぎも順調だったが、今日はJRで最後の3駅だけしか座れなかった。通勤時間帯だから当然といえば当然なのだが、やはり疲れる。
自動再来受付機も並んでおり、いつもながら混んでいる。ロビーには雛飾りが飾られていて、このお雛様を拝見するのももう5回目なのだな、としんみり思う。
内科受付後、自動血圧測定結果は、96-63、脈拍は96。売店でミネラルウオーターを買い、「中待合にどうぞ」のランプが点くまでに30分ほど読書しつつ待つ。中に入った後、診察室から先生がお顔を出されるまで30分ほどかかった。
「さて、どうでしたか?」と先生。吐き気のコントロールについていろいろ試行錯誤して頂いている中、今回こそうまくいったかな、という先生の想いが伝わってくる。だが、残念ながら「元気だったのは昨日だけでした。日曜日まで寝込んでしまって・・・。当日、翌日あたりは気持ち悪さもそれほどでなかったのですが、金曜日後半から酷くなり始め、それでもデカドロンのおかげか気分はハイで仕事も出来る、頑張れる!という感じでした。土曜日も、いつもなら朝からダウンなのに、午前中くらいまでは気持ち悪いながらも何とか起きられたのですが、午後からドーンとだるさが酷くなり、あとは日曜日一杯寝込んでしまいました。月曜日も仕事に行きましたが、かなり不調でした。大丈夫でした、とご報告したかったのですが、すみません。それから以前お話した足の爪は1本脱落して、もう1本は変色したままですが、新しく変色している所はありません。」とお話した。診察室での体温は6度4分。
先生は「やはり遅れて出るようですね。当日の吐き気止めは効いているし、イメンドとデカドロンを飲み終わってから具合が悪くなるようなので、あと1日デカドロンを追加して3日にしてみましょう。」とおっしゃる。
「本来、土曜日午後から復調してくるのに、ステロイドでハイになって無理をすることで復調が遅れるということはないでしょうか。デカドロン服用を伸ばして、また日曜日まで具合が悪いとなると、長く続けていくのはキツイです。」と言うと、「そもそも吐き気の強い薬だと4,5日吐き気止めを飲むのです。ナベルビンはそれほど吐き気が出ないといっても個人差があるので吐き気が出ても不思議ではないし、今回ステロイドを3日間飲むことにしても決して長いとはいえないと思います。最近、出がけに治療に来ることが嫌だなあ、と思ったりしますか?」と、先生は私の後ろ向きな態度を心配されている。
「気合いで頑張らなければいけないのでしょうが、今まで土曜日午前まで我慢すれば日月火と3日間は普通に動き回れたので、なんとか気持ちのバランスがとれていたのですが、今回自由に動けたのが火曜日だけ、ということでちょっと・・・仕事が忙しいこともあるのですが・・・。今の吐き気止めに加えて就寝前にナウゼリンを飲み足すことは問題ないでしょうか。」とお答えする。
「問題ないです。ナベルビンは一般的には楽な薬ですが、時々、とても辛い、という人がいますね。」とのこと。そう、時々、には必ず入ってしまうトホホな私である。
そうこうして次回の予約をして診察室を出た。心臓超音波検査もしたいのだが、とりあえず吐き気のコントロールが落ち着いてから、ということになった。何とかうまくいきますように。
化学療法室へ移動。10分ほどで窓側の席に案内された。看護師Oさんが見ている前で持参したイメンド125mgを飲み、薬が届くのを待つ。その後20分ほどでベッドに移動なしでBさんが針刺。珍しく今日は痛んだ。ほんのちょっとの角度の違いだったり、固定の仕方だったりのせいなのだろうが。逆血確認している間も針が中で動くように感じてチリチリと痛かった。
その後30分ほどして薬が届き、点滴開始。点滴が始まると、針が定位置に落ち着いたようで痛みがなくなった。今日はグラニセトロンとデキサート、ナベルビン、生理食塩水、ゾメタ、生理食塩水の5本。
今日はイメンドを飲んでもそれほど眠気が酷くなく、読書を続けることが出来た。そのご報告は前回の分も含めてまた後日。
点滴の途中、今日の診察の様子をPCで確認したOさんがヒアリング。いろいろ吐き出させて頂いて有難いことだ。終了して、抜針はOさん。やはりお上手で衝撃なく終了してほっとした。終了時の血圧は96-63。
会計に移動。読書をしながら待つ。30分ほどで終了し、薬局へ移動。これまた20分ほど待って無事イメンド、デカドロン、ナウゼリンを頂く。薬局を含めて本日の病院滞在時間は5時間強。
久しぶりにゆっくりランチタイムを楽しむことが出来た。今回は食欲不振が長引いたため、いまだ便秘気味なのでマグラックスを飲んだ。
買い物をしながら帰宅。帰宅すると今日のお花が届いていた。
もう桃の節句用のお花。桃6本、菜の花3本、オレンジと黄色のコンビのチューリップ3本、白のアリウムコワニー3本だ。花言葉はそれぞれ「愛の幸福」、「快活」、「恋の宣言」、「正しい主張」だそうだ。
前回のスイートピーもまだまだ元気。さらにはお正月のお花も健在。
春はもうすぐなんだ、と思うだけでちょっと前向きになれる。うまく副作用をコントロールして今週も乗り切っていかなければ・・・。
いつもどおり家を出、電車は乗り継ぎも順調だったが、今日はJRで最後の3駅だけしか座れなかった。通勤時間帯だから当然といえば当然なのだが、やはり疲れる。
自動再来受付機も並んでおり、いつもながら混んでいる。ロビーには雛飾りが飾られていて、このお雛様を拝見するのももう5回目なのだな、としんみり思う。
内科受付後、自動血圧測定結果は、96-63、脈拍は96。売店でミネラルウオーターを買い、「中待合にどうぞ」のランプが点くまでに30分ほど読書しつつ待つ。中に入った後、診察室から先生がお顔を出されるまで30分ほどかかった。
「さて、どうでしたか?」と先生。吐き気のコントロールについていろいろ試行錯誤して頂いている中、今回こそうまくいったかな、という先生の想いが伝わってくる。だが、残念ながら「元気だったのは昨日だけでした。日曜日まで寝込んでしまって・・・。当日、翌日あたりは気持ち悪さもそれほどでなかったのですが、金曜日後半から酷くなり始め、それでもデカドロンのおかげか気分はハイで仕事も出来る、頑張れる!という感じでした。土曜日も、いつもなら朝からダウンなのに、午前中くらいまでは気持ち悪いながらも何とか起きられたのですが、午後からドーンとだるさが酷くなり、あとは日曜日一杯寝込んでしまいました。月曜日も仕事に行きましたが、かなり不調でした。大丈夫でした、とご報告したかったのですが、すみません。それから以前お話した足の爪は1本脱落して、もう1本は変色したままですが、新しく変色している所はありません。」とお話した。診察室での体温は6度4分。
先生は「やはり遅れて出るようですね。当日の吐き気止めは効いているし、イメンドとデカドロンを飲み終わってから具合が悪くなるようなので、あと1日デカドロンを追加して3日にしてみましょう。」とおっしゃる。
「本来、土曜日午後から復調してくるのに、ステロイドでハイになって無理をすることで復調が遅れるということはないでしょうか。デカドロン服用を伸ばして、また日曜日まで具合が悪いとなると、長く続けていくのはキツイです。」と言うと、「そもそも吐き気の強い薬だと4,5日吐き気止めを飲むのです。ナベルビンはそれほど吐き気が出ないといっても個人差があるので吐き気が出ても不思議ではないし、今回ステロイドを3日間飲むことにしても決して長いとはいえないと思います。最近、出がけに治療に来ることが嫌だなあ、と思ったりしますか?」と、先生は私の後ろ向きな態度を心配されている。
「気合いで頑張らなければいけないのでしょうが、今まで土曜日午前まで我慢すれば日月火と3日間は普通に動き回れたので、なんとか気持ちのバランスがとれていたのですが、今回自由に動けたのが火曜日だけ、ということでちょっと・・・仕事が忙しいこともあるのですが・・・。今の吐き気止めに加えて就寝前にナウゼリンを飲み足すことは問題ないでしょうか。」とお答えする。
「問題ないです。ナベルビンは一般的には楽な薬ですが、時々、とても辛い、という人がいますね。」とのこと。そう、時々、には必ず入ってしまうトホホな私である。
そうこうして次回の予約をして診察室を出た。心臓超音波検査もしたいのだが、とりあえず吐き気のコントロールが落ち着いてから、ということになった。何とかうまくいきますように。
化学療法室へ移動。10分ほどで窓側の席に案内された。看護師Oさんが見ている前で持参したイメンド125mgを飲み、薬が届くのを待つ。その後20分ほどでベッドに移動なしでBさんが針刺。珍しく今日は痛んだ。ほんのちょっとの角度の違いだったり、固定の仕方だったりのせいなのだろうが。逆血確認している間も針が中で動くように感じてチリチリと痛かった。
その後30分ほどして薬が届き、点滴開始。点滴が始まると、針が定位置に落ち着いたようで痛みがなくなった。今日はグラニセトロンとデキサート、ナベルビン、生理食塩水、ゾメタ、生理食塩水の5本。
今日はイメンドを飲んでもそれほど眠気が酷くなく、読書を続けることが出来た。そのご報告は前回の分も含めてまた後日。
点滴の途中、今日の診察の様子をPCで確認したOさんがヒアリング。いろいろ吐き出させて頂いて有難いことだ。終了して、抜針はOさん。やはりお上手で衝撃なく終了してほっとした。終了時の血圧は96-63。
会計に移動。読書をしながら待つ。30分ほどで終了し、薬局へ移動。これまた20分ほど待って無事イメンド、デカドロン、ナウゼリンを頂く。薬局を含めて本日の病院滞在時間は5時間強。
久しぶりにゆっくりランチタイムを楽しむことが出来た。今回は食欲不振が長引いたため、いまだ便秘気味なのでマグラックスを飲んだ。
買い物をしながら帰宅。帰宅すると今日のお花が届いていた。
もう桃の節句用のお花。桃6本、菜の花3本、オレンジと黄色のコンビのチューリップ3本、白のアリウムコワニー3本だ。花言葉はそれぞれ「愛の幸福」、「快活」、「恋の宣言」、「正しい主張」だそうだ。
前回のスイートピーもまだまだ元気。さらにはお正月のお花も健在。
春はもうすぐなんだ、と思うだけでちょっと前向きになれる。うまく副作用をコントロールして今週も乗り切っていかなければ・・・。
ナベルビンの副作用が思いのほか強く出ているご様子で、とてもお辛そうです。
元気な日が1日だけなんて、日々の楽しみが奪われるようでちょっと悔しいですよね。
でも、主治医の先生がいろいろ考えて親身になってくださっていることが伝わってきて、少しホッとしますが。
今回はデカドロン効果ありますように!
そういえば、私もデカドロン効果で遊び過ぎて・・・てことありましたよ。
私は息子に続きインフルになってしまい、久々に通院キャンセルしました。
お互い穏やかな週末が過ごせますように!
今回はどうかナベルビンが効いてくれますように。
私も毎週水曜日が治療でしたが、来週からハーセプチン3倍量30分に変わります。質問は色々あるのですが、来週造影CTなので、その後にしたいと思います。
実は一つの節目と思い、娘と6日間の海外旅行を計画しました。それで治療日程を確認したところ、「海外旅行するの!行っといた方がいいもんね。」と先生。
その言葉が後から何度も何度も甦って来ます。先生の言葉は患者にとって、とても重要ですよね。その言葉に、後どんな言葉が続くのか考えちゃいました・・・。凹みます。
ロッキングチェアさんの主治医は、親身になって考えて下さるからいいですね。
ナベルビンではなく、ナウゼリンが効いてくれますように・・です。
こんばんは。ご心配頂き、恐縮です。ナベルビンは楽、とはいえなかなか手強いと感じています。アッピアさんは数年間ナベルビンとお付き合いされていたと伺っていますが、いかがでしたでしょうか。
確かに元気な日が7分の1では気が滅入ってしまいます。欲張りじゃないですよね。
おっしゃるとおり主治医はいろいろ考えてくれるので本当にありがたいと思っています。コミュニケーションがうまくとれないとストレスですものね。
デカドロン効果、やはり侮れないですね。ついつい無理をしないように気を付けます。
やはりインフルエンザに罹ってしまわれたのですね。子どもが復活するころには潜伏期間が済んで看病疲れで免疫力がダウンして・・・というパターンですよね。私も初発で退院してまもなく、息子からのインフルエンザをもろにもらってしまいました。以来予防注射を欠かしていません。
通院のキャンセルも、神様からのお疲れ様、たまにはお休みを、のプレゼントだったのでしょうね。どうぞくれぐれも御身大切に。
ゆうさん、
お久しぶりです。ご心配頂き、恐縮です。お祈り頂きありがとうございます。
ゆうさんも水曜日治療組なのですね。ハーセプチン3倍量で30分だとずいぶん負担が違いますね。私は3倍量1時間かけていますが、それでもかつての毎週1時間半に比べれば大分楽です。
副作用が出たりしないか、と思いましたが今のところ、何ともありませんよ。
御嬢さんとの海外旅行素敵です。ぜひぜひ楽しんでいらしてくださいね。先生の言葉、後に続く言葉、そんなにお気になさらない方がいいのではないでしょうか。行っといた方がいい、もちろん行った方が絶対いいと思います。免疫力アップしますからね。
先生もきっと応援するつもりでおっしゃったのだと思います。
どちらにいらっしゃるのでしょう。旅の思い出話、楽しみにしています。よろしければぜひお聞かせくださいね。