ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.6.29 最近のカラダスキャンの結果から

2012-06-29 20:50:43 | 日記
 ここ数年来、毎朝、「カラダスキャン」という体重体組成計に乗ることを日課としている。

 家族4人まで性別、年齢、身長、体重を登録出来る。
 夫はかつての痩せ体型が懐かしいのか、あまり乗りたがらない。私や息子からメタボだなんだと五月蝿く言われるのが嫌なのだろう。だが、体重を定期的に測らなくなる、体重計に乗るのが億劫=太り始める、は正しいと思う。
 体組成は10歳~80歳が測定出来、17歳以下では内臓脂肪レベルと体年齢は表示されない。16歳の息子は面白い部分が表示されないからか、スポーツクラブでもっと正確に測っているからよしとしているのか、これまたそれほど乗らない。

 我が家のカラダスキャンは、両手でハンドルを持ち上げ、素足で乗るもの。計測の際、両手に持った2つのグリップ電極,両足を乗せた2つのフット電極の計4カ所の電極から微弱電流が流れる。筋肉、血管、脂肪などのうち水分量の多い筋肉や血管は電気を通すが、水分を含まない脂肪組織は殆ど電気を通さない。これが微弱電流を流すことで体組成がわかる理由だという。つまり、同じ身長・体重であっても脂肪組織が多いと、電気が流れにくく電気抵抗が大きいわけだ。

 表示されるのは、体重、BMI(ボディマス指数:Body Mass Index)、0.1%単位の体脂肪率と12段階の体脂肪率判定、骨格筋率、1~30の内臓脂肪レべルと9段階の内臓脂肪レベル判定、測定したデータに基づいて算出された基礎代謝、そして総合判定としての体年齢。

 BMIは身長160cm (1.6m)、体重50kgの場合、50/1.6の二乗なので約19.5となる。ちなみに日本肥満学会ではBMI22の場合を標準体重としており、25以上の場合を肥満、18.5未満である場合を低体重としている。体脂肪率からいうと、男性は25%以上,女性は35%以上で「体脂肪率が高い」(=肥満)と判断されるらしい。

 乳がんには肥満は大敵だし、長い期間ホルモン剤を服用していると、どうしても体重が増加傾向になる。
 見た目は痩せていても内臓脂肪が多ければ隠れ肥満であるから、やはり注意しておきたいところだ。

 51歳のくせに何をか言わんやなのだが、最近までは体年齢が29歳から31歳の間で推移していた。
 測定の後、「今日は31歳だわ~」「やった、今日は20代!」などと言うと、夫は「実年齢をおいて、一体何歳になりたいのか。そんなものは本当にいい加減であって信じられない!」と言う(かく言う夫は実年齢より10歳ほど若いらしく、それは是としているようだ。)。

 先月末にナベルビン投与を中止して以来、食欲不振はどこへやら、ずっと食欲旺盛。夫や息子に付き合って食後に甘いものを食べることも増えていた。案の定、体重は2㎏増。毎回、投与後の食欲不振で2kg落ち、休薬週に食べて戻してキープしていたのだから、当然か。先日初めて32歳が出るようになったかと思ったら、今日はゾロメの33歳に突入してしまった。

 一方、内臓脂肪レベルは、これまでずっとレベル1だったのが、2に。これは、内臓脂肪面積を30段階にレベル化したもので、製造会社独自の推定式によって算出されているらしい。内臓脂肪レベル1は、およそ脂肪面積10c㎡に相当。レベル値が高いほど内臓脂肪面積が大きい、ということになる。判定は3段階で、レベル1~9までが「標準」、レベル10~14までが「やや高い」、レベル15以上だと「高い」という診断だそうだ。10を超えた時は要注意で、いわゆるメタボの可能性が高くなり、生活習慣病になりやすいといわれているようだ。

 そこまで至る道程にはまだ余裕がありそうだけれど、油断大敵。これからも体調に留意しながら適度にヨガで身体を動かして骨格筋を減らさないように、加齢とともにダウンする基礎代謝値を下げないように、きちんと食べて体力を落とさないようにしていかなければ、と思う。

 昨日も今日も雨は降らず仕舞い。週末に降られるとそれはそれでまた憂鬱なのだけれど。
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