ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.7.17ヨガリトリート第三弾参加初日~1年を経て、再び天空の庭へ!

2015-07-18 06:11:08 | ヨガ
 昨年2月、心も身体も解き放たれて・・・と、命の洗濯をした初めてのヨガリトリートの旅。その素晴らしさに魅了され、半年経たずして7月には舞台を、海に囲まれた南の島から、山々に囲まれた大草原に移した第二弾に参加した。
 あれから早くも1年が経過した。振り返れば、治療の変更や退職・再就職等色々なことがあったけれど、とにかくこうしてあっという間にまた1年。日々に追われるごく通常の毎日が戻ってきている。
 
 今回は1日長い初めての3泊4日。3連休に休暇を1日追加すれば・・・ということで、ワクワクしながら今日を待っていた。お留守番してくれる夫には、1人で3泊家を空けるのは久しぶりだね、と言って送り出してもらえ、感謝である。

 今回のリトリートは事前PRが殆どなく、ヨガスタジオに貼られたポスターを見て、ネットで即予約した。「あなたの運命を変える3泊4日奇跡のリトリート」という新しいプログラムだ。「史上“最幸”のプログラムが誕生!!どんなときでも幸せに生きるコツを学ぶ4日間」という触れこみ。4日間朝昼夜と、ずーっとヨガだと体力的にちょっときついかもと心配したのだが、内容を見ればヨガ三昧というよりも座学や瞑想がメイン。実際に体を動かすのは朝のアーサナ(ポーズ)と夜のサットサングという緩い感じが、もう私にぴったりだわ!と愉しみにやってきた。

 都心の集合場所には昨年より1時間早い集合がかかり、ちょうど朝の通勤ラッシュ真っ只中。夫に頼んでいつもより早く一緒に出かけてもらい、荷物も任せ、有難いことだった。こんな天気だし、遅刻したら大変と早め早めに動いたところ、小一時間早く到着してしまい、駅前でお茶をして時間調整。
 20分前に到着の一番乗りで、可愛いマイクロバスに乗り込むと、1回目のリトリートの時、島でご一緒した方、昨年2回目にこちらでご一緒した方にばったりお会いして、早速3人で盛り上がる。バスでの参加者が7名に事務局の方と運転手さんの9人様御一行。
 雨は降ったり止んだり、時折酷くなったりと忙しいお天気だったが、全く渋滞もなく、予定より1時間以上早く、昼前に「天空の庭」という名の宿泊施設に到着。早速確認するも携帯の電波はもう届かない。いよいよリトリート開始である。

 まずは「またやってきました」とご挨拶をしてチェックインを済ませ、途中のサービスエリアで買ったお昼を3人で頂く。インストラクターのSさんに“1年ぶり”のご挨拶も出来、部屋に戻って荷物を片づけてから備え付けの美肌ハーブティでほっと一服。ウエアに着替えたらセッションルームに集合してオープニングのオリエンテーション。
 インストラクターSさんのファンで、目的はSさんにまたお目にかかりたくて、という方が多い。参加者は、後から到着された方を合わせて合計14人。もうお一人、島でご一緒した方にもお会いできる。前回の40数名に比べ、とてもこじんまりと贅沢なリトリートだ。

 4人掛けのテーブルに座り、簡単な自己紹介をして今回の参加目的等をお披露目しあう。本来、自分が持っている能力を再認識し、言葉、思考について学ぶのが目的という基礎講義をたっぷり1時間半。
 講義の最後には、参加者全員で輪になって手をつなぎ、互いの手の暖かさを感じ、リトリートスタート宣言である。
 次なるプログラム「動く瞑想」に移動する前に、インストラクターのSさんの瞑想CDと映画のパンフレットにサインして頂く。私のミーハーぶりが初日から炸裂!である。前回ご一緒した時のツーショットの写真を持参するつもりだったのだが、TVに続いてPCの外付けHDDまで故障してしまい、プリントすることが出来なかったのが何とも残念。

 昼過ぎには、前が見えないほど真っ白だった濃い霧が晴れ、雨も止み、マイクロバスに分乗して敷地内でも一番遠方の、見晴らしの森のヨガデッキまで送って頂く。ああ、また戻ってきました、と緑の山々に挨拶。“心地よい”という状態を体験する瞑想的なアーサナクラスでは、ゆったりと動き、体を無理せず緩めていく。最後の安らぎのポーズでは本当にリラックスしてなんともいえないいい気持ち。心が洗われるというキールタン「ハレルヤ」を全員で3回歌うと、言いようもないくらい穏やかな気持ちでスッキリ。
 こんなにリラックスしながら風の音を聞き、雲の流れに目を見張り、小鳥の囀りや木々が揺れる気配に五感を研ぎ澄ませることが最近あっただろうか、とちょっと放心状態。

 お楽しみの食事は、「現代の食生活で蓄積された腸内または体内の老廃物を、4日間9回の食事で排出することを目指し、ご帰宅後の代謝アップ(細胞レベルの活性化、免疫力向上など)につなげられるようマクロビオティックや発酵食を中心とした『オリジナルのリセット食』をご用意しました。」と、前回同様の紹介だったけれど、ビュッフェではなくコース料理。メニュー表も一人ずつ配られ、「つぶつぶアジアンフード」と称して雑穀を取り入れたアジアンテイストのデトックスコースに舌鼓。
 お昼が早かったし、ちょっと量が少な目かな、と思ったけれど、どれもこれもアイディア一杯で野菜の味が濃く、よく噛んでゆっくり頂くと、満足感が全く違う。デザートとハーブティまで全て堪能し、お喋りにも花を咲かせた。実は病気だったなんてすっかり忘れてしまっている。

 短い食休みに明日のオプション予約等の相談にフロントへ。就寝前最後のプログラムはサットサング(真実の集い)。ヨガの知恵に関してQ&Aタイムの後、インドの讃美歌キールタンを歌い、静かでゆっくりとした瞑想を体験した。

 部屋は前回と同じ、ツインルームのシングルユース。さすがに前回と同じ号室ではなかったが、全く同じ造りの広めの客室だ。窓外には、山々へ向かってプライベート・ウッドデッキが設置されている。明日は晴れる予報だそうで、午後のフリータイムにのんびり読書するのが今回も楽しみだ。
 テレビがない(今は自宅でもないに等しいので、殆ど影響はないけれど)から、デジタル・デトックスをするには絶好の環境だ。

 明日、7時からの朝ヨガは自由参加だそうだ。今回のリトリートは身体を休めることも大きな目的の一つなので、きついかなと思ったらゆっくり寝ていてください、とのこと。さて、無事に起きられるだろうか。
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