ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.5.18 爪囲炎その後、抗生剤卒業とPiNK Beauty Party 参加

2014-05-18 22:34:35 | Ruban Rose
 今日は、朝一番の皮膚科クリニックに間に合うように起床、と目覚ましをかけたものの、その2時間以上前に目覚めてしまい、その後ベッドの中でうだうだ。さすがに、昨日3回洗濯機を回したお蔭で洗うものもなく、もったいないほどの五月晴れではあったけれど、洗濯は止め。

 そして皮膚科へ。9時オープンの10分近く前に行ったのに、既に6番目。薬だけという方もいらして、15分ほどで診察室に入ることが出来た。両足とも診て頂くと、「うーん、もう少し軟膏は塗り続けた方がいいでしょう。」ということに。良くはなっているけれど、今後もタイケルブを飲み続けるのであれば、また爪囲炎がぶり返すことは十分有り得る、と主治医に言われていることも踏まえてのご判断だ。とりあえず、内服の抗生剤フロモックスは卒業。バラマイシン軟膏をお風呂上りに一度塗り、塗り切ったらもう一度来院すればいいとのこと。「おかげさまで、どうもありがとうございました。」とクリニックを後にした。

 そして帰宅後、拭き掃除を済ませ、昼過ぎに、昨日の患者会の会場のすぐ近くで行われる「PiNK Beauty Party Vol.3」に出かけた。Ruban Rose代表のIさんからのご紹介である。Iさんとお目にかかるのは昨年の11月、アロマの講習会でお宅にお邪魔して以来。
 その後、年明けに私の治療薬変更、息子の受験・引越し等ですっかりご無沙汰していた。どうされているか、と気になっていたタイミングでのお誘いだった。ふと手帳を見れば、またしても土日連続の都心お出かけにはなってしまったが、とても素敵な企画と伺ってまだお席があるなら、と申込みをさせて頂いていた。
 
 ラン・フォー・ザ・キュア・ファンデーション主催のこの催しは今回で3回目。内容はネイルとメイクの体験だ。その間のティーブレイクには、エンターテイメント付き。サバイバーとその家族・友人を無料招待し、QOL向上に役立つ「美と癒し」のビューティメニューを通じて、相互交流、親睦を深める機会を提供してくださるという何とも有難い催しだ。
 ネイルサロン&スクールから十数人のネイリストの方々が、そして化粧品の製造販売と教室の企画運営会社から講師の方々が数名、かつら会社の方、その他会場を提供してくださったスタジオの方に加え、多くのスタッフの方たちを合わせると、参加者の私たちより多いくらいだ。実に壮観な眺めである。そんな恵まれた環境の中で、私達参加者は2グループに分かれて、時間差でその両方を体験することが出来るわけだ。

 私を含め、Ruban Roseのスタッフの方たちは、概ねグループB。まず2階のメイン会場から1階のネイルサロンに移動して、ネイル体験。それぞれのネイリストが、オリジナルデザインで参加者の一人ひとりの手指を美しく仕上げていく。私を担当してくださった方は、ピンクリボンをイメージして、淡いピンクのグラデーションに白いリボンシールを両方の薬指にデコレーションしてくださった。皆、とても幸せそうに、自分の指先がどうなっていくのか興味津々に見つめている。
 私もネイルケアはずっとご無沙汰状態だった。特に年明けからは、ゼローダ・タイケルブの手足症候群や爪囲炎の副作用でネイルケアどころではなかった。優に半年ぶりに綺麗にケアして頂き、思わずうっとり。本当に指先を美しく整えて頂くと不思議なほどテンションが上がる。

 会場に戻ってお茶とお菓子を頂きながら、皆、美しくなった手指を見せ合ったり、写真を撮ったり、と賑やかだ。バリトンソリストによるスペシャルコンサートは、キーボードの伴奏が付いて3曲のお披露目。昨日のチェロとピアノのデュオに続き、生の演奏を聴く機会に恵まれて、本当に贅沢な気分になった。

 そして後半は2階に残ってメイク体験。一人ひとり大きな鏡の前に座らせて頂き、まずはお化粧落としから丁寧な指導がされる。今回目指すのは個性を生かしたナチュラルメイク。30代以降今まで、殆ど変わらない自己流のチョイチョイ5分間メイクしかしたことのない私には目から鱗のことばかり。下地もチークの入れ方も、そうなんだ!と感心することしきりだ。眉を整え、アイシャドウを入れてもらい、普段はしないアイラインやマスカラもちょっぴり施して頂き、いろいろ学ぶところがあった。

 そしてあっという間に3時間が経過した。アンケートに記入し、沢山のお土産まで頂戴して、スタッフの方に御礼のご挨拶をして、大満足で帰宅の途についた。
 
 こうしてまた土日が終わってしまった。今日も夫が夕食当番を引き受けてくれたからこそ、の有難い日曜日。 まあ、妻が綺麗(ずうずうしい!)でご機嫌がいいことは夫にとっても決して悪いことではないだろう、と自分に都合よく考える現金な私である。
 しっかりリフレッシュして、また、明日から新しい1週間のスタートである。
コメント
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