昨日に比べてぐっと冷え込むという予報だったが、思いのほかお天気も良く、穏やかに暖かい節分の日曜日となった。今朝も目覚ましをかけずに、自然に目覚めるまでたっぷり睡眠をとった。
遅い朝食の後、掃除を済ませ、夕飯の仕込みまで一気にやってしまう。
午後、息子はスポーツクラブから塾の新学年ミーティングに直行。私は、夫と買い物の後、ヨガスタジオに向かった。昨日、5か月ぶりに参加したヨガベーシックの所為か、今日は若干体が痛むが、とにかく終わった後の爽快感には変えられない。今日は骨盤調整ヨガに参加したが、一度も脱落せずに最後まで頑張ることが出来た。忘れていたように汗腺から汗が噴き出してきて、頭の芯からスッキリする。
さて、先日来読んだ本のご紹介を続けたい。
上野正彦さんの「裏切られた死体」(朝日文庫)。
帯には「-なぜ、その人は最後に苦しまなければいけなかったのか。2万体の死体を検視してきた監察医が綴った“幸せの形”とは、とある。そして「神様、助けて・・・」と。
裏表紙には“「死んでもあなたを許さない」。最後まで嘘をつかざるをえなかった死体の寂しさとは何か。元東京都監察医務院長として2万体の死体を検視してきた著者が、“幸せな死体”と“不幸せな死体”-その事件の違いについて綴り、幸せの形に言及した感動のノンフィクション。”とある。
それにしても、当然ながら描写があまりに詳細で、途中で体中が痛くなってきてしまった。
飛び降り自殺をした人が次々と骨折して死に至る順序=両足が同時に地面に着いた瞬間、力は全て股関節頚部に加わり、その重みに耐えかね大腿骨頚部が骨折、次いでお尻が重いので尻餅をついて骨盤骨折、腰骨骨折。同時に、頭も重いからその衝撃でお辞儀をするように強く曲がり、首の骨が折れる。体はえびのようにれ曲がって、胸を自分の大腿骨にぶつけ、肋骨がバリバリと折れる。そして、反動でえび状に曲がった上半身が持ち上がって、逆に後ろへ倒れるから、最後は大の字にあおむけに寝たような状態になる=や、ほかにも白骨化・ミイラ化の違い、いまだ犯人が捕まっていない東京郊外のスーパーで起きた強盗事件で銃殺された被害者たちの状況、バラバラ殺人の方法などなど。
うーん、「僕は自殺はしない。どうやっても痛そうだし苦しそうだから。だから一番楽に死ねそうな老衰にする、そこまで生きるから。」と言う息子ではないが、自分で自分の命を絶つなど、やはり絶対にダメだ。
そういえば、TVドラマにも法医学教室の女性監察医を扱ったものがあった。その時の決め台詞は“遺体の最後の声に耳を傾けるのが私たちの役目”ということだったように記憶しているが、まさにその通りなのだな、と思う。決してごまかせないものなのだ。もちろん監察医に検死などされない死に方がいいに決まっているけれど・・・。
いやはや、いろいろ考えさせられた一冊だった。
夜は我が家恒例の豆まき。今年も夫が鬼役で、息子が各室で鬼を追いつめて豆まきをした。私はいつもどおりカメラマン。
さて、明日からまた新しい1週間が始まる。久しぶりに体を動かして睡眠の質が良くなった気がする。こうして前向きになれているのも今の体調のおかげだ。少しでも長くこの状態が続きますように。
遅い朝食の後、掃除を済ませ、夕飯の仕込みまで一気にやってしまう。
午後、息子はスポーツクラブから塾の新学年ミーティングに直行。私は、夫と買い物の後、ヨガスタジオに向かった。昨日、5か月ぶりに参加したヨガベーシックの所為か、今日は若干体が痛むが、とにかく終わった後の爽快感には変えられない。今日は骨盤調整ヨガに参加したが、一度も脱落せずに最後まで頑張ることが出来た。忘れていたように汗腺から汗が噴き出してきて、頭の芯からスッキリする。
さて、先日来読んだ本のご紹介を続けたい。
上野正彦さんの「裏切られた死体」(朝日文庫)。
帯には「-なぜ、その人は最後に苦しまなければいけなかったのか。2万体の死体を検視してきた監察医が綴った“幸せの形”とは、とある。そして「神様、助けて・・・」と。
裏表紙には“「死んでもあなたを許さない」。最後まで嘘をつかざるをえなかった死体の寂しさとは何か。元東京都監察医務院長として2万体の死体を検視してきた著者が、“幸せな死体”と“不幸せな死体”-その事件の違いについて綴り、幸せの形に言及した感動のノンフィクション。”とある。
それにしても、当然ながら描写があまりに詳細で、途中で体中が痛くなってきてしまった。
飛び降り自殺をした人が次々と骨折して死に至る順序=両足が同時に地面に着いた瞬間、力は全て股関節頚部に加わり、その重みに耐えかね大腿骨頚部が骨折、次いでお尻が重いので尻餅をついて骨盤骨折、腰骨骨折。同時に、頭も重いからその衝撃でお辞儀をするように強く曲がり、首の骨が折れる。体はえびのようにれ曲がって、胸を自分の大腿骨にぶつけ、肋骨がバリバリと折れる。そして、反動でえび状に曲がった上半身が持ち上がって、逆に後ろへ倒れるから、最後は大の字にあおむけに寝たような状態になる=や、ほかにも白骨化・ミイラ化の違い、いまだ犯人が捕まっていない東京郊外のスーパーで起きた強盗事件で銃殺された被害者たちの状況、バラバラ殺人の方法などなど。
うーん、「僕は自殺はしない。どうやっても痛そうだし苦しそうだから。だから一番楽に死ねそうな老衰にする、そこまで生きるから。」と言う息子ではないが、自分で自分の命を絶つなど、やはり絶対にダメだ。
そういえば、TVドラマにも法医学教室の女性監察医を扱ったものがあった。その時の決め台詞は“遺体の最後の声に耳を傾けるのが私たちの役目”ということだったように記憶しているが、まさにその通りなのだな、と思う。決してごまかせないものなのだ。もちろん監察医に検死などされない死に方がいいに決まっているけれど・・・。
いやはや、いろいろ考えさせられた一冊だった。
夜は我が家恒例の豆まき。今年も夫が鬼役で、息子が各室で鬼を追いつめて豆まきをした。私はいつもどおりカメラマン。
さて、明日からまた新しい1週間が始まる。久しぶりに体を動かして睡眠の質が良くなった気がする。こうして前向きになれているのも今の体調のおかげだ。少しでも長くこの状態が続きますように。