ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2011.10.27 祝!ブログ開設2周年

2011-10-27 20:10:10 | 日記
 おかげさまで、今日でブログ開設から2周年。

 これまでご訪問くださった方は延べ16万人を超え、閲覧して頂いた頁も42万頁を超える。
 昨年の開設1周年の時には、5万人そこそこだったと記憶しているので、この1年で延べ11万人を超える方たちが訪れてくださったのだと思うと、感慨深い。

 1日平均にすれば、300人から400人の方が訪れてくださっている。これは、私が年賀状等のやりとりをしている方の数と比較しても、格段に多い数字であることは間違いない。今年の1月からコメントも頂けるようにして、何人かの方とは双方向でのやりとりもさせて頂いている。

 「あなたのことだけ一方的に知っていて、なんだか悪いみたい・・・」と言ってくれる友人もいる。
 確かにここまで自分(と我が家のこと)を曝け出していいのだろうか、という気がしないでもない。けれど、日記であるし、自分の記録のために書いているわけで、フィクションやきれいごとを書いてみたところで致し方ない。

 この調子で、細く長く続けていくこと・・・、それが、私が日々前を向いて暮らしていく上で、今は何よりの励みになっている。

 先日、ポロリと夫に「私、そうそうすぐには死なない気がしてきた・・・」と言ったら、夫に「・・・俺の方が先に死ぬような気がする。」と言われてしまった。何ともバツの悪い笑い話である。

 もちろん私は、遠隔転移が複数臓器にある再発・進行がん患者であることは間違いない。これは厳然たる事実だから、冷静に考えれば、そうした病変が全く消えてしまうとか、すっかり治ってしまうとか、そんな都合のよいことが起こるのでは、と楽観してはいけない。けれど、だからといってこの日進月歩の治療の進歩を目の当たりにすれば、そうそう悲観的になることもない、とも思う。

 そう、楽観することもなく、悲観しすぎることもなく、日々、淡々と。
 出来ることを出来るときに、出来るだけ。躊躇わないで、決して後悔しないように。
 再発治療も間もなく4年を迎えるが、この頃は、ブログのサブタイトルのとおり、心穏やかに、潔く、精一杯生きたいと改めて思うことが多い。
 そして、何よりまた来年のこの日、「祝!ブログ開設3周年」の記事を書けるように、と願わずにはいられない。

 今日は、早朝お腹の気持ち悪さで目が覚めてしまい、寝返りを打ったり深呼吸をしたり、何とかもう一度寝る努力をしたが、結局、その後寝ることはできなかった。それでも、足が攣らなかったのは幸いか。
 日中もお腹のもたれ感と吐き気があり、気分は優れない。当然食欲もないから、お昼休みにはお散歩をして気晴らし。ロキソニンとマグラックスを飲むためにちょっとだけお昼をとった。
 ナベルビンも21クール目を迎えたが、毎回々々副作用の出方は少しずつ違う。うまくコントロールしていきたいと思うが、なかなかそうもいかない。まだまだ修行の身である。

コメント (5)
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