作者 三谷幸喜
出版社 朝日新聞社
発売日 2009/3/6
内容 朝日新聞連載の好評シリーズも第7弾に。いまもっとも多忙な脚本家の1年がつづられる。中井貴一,ユースケ・サンタマリア,佐藤浩市,堺正章,常盤貴子,故市川崑監督と登場人物もさらに豪華に。
早いものでこの最新刊で7巻目。2007~2008年アタマぐらいまでの三谷さんのお仕事関係のエッセイが主。
タイトルにもあるけど,てっきり『ザ・マジックアワー』の話題が中心だと思っていたので,楽しみに読んでいたのですが,思ったほどそんなに出てこなかったかな,っていうのが感想劇場公開までのあの三谷さんの怒涛のような連日のプロモでの裏話を期待していたのですが,これはきっと次巻に収録されることになるんでしょうね。
通勤時に読んでいたのですが,思わず噴き出しそうになってしまったのは,戸田恵子さんの生誕50周年記念アルバムで宇崎竜童さんが三谷さんの詩に曲を書き下ろすことになったというお話。
戸田さんが『ラヂオの時間』で演じた演歌歌手・千本のっこの架空の曲「わがままブギ」を実際にレコーディングすることになり,詩を三谷さん,曲を“ブギ”と云えば宇崎竜童さんでしょってことで,宇崎さんにオファーしてみたところ,快く快諾してもらい,レコーディングすることに。
もうこのレコーディングでの三谷さんと宇崎さんのやりとりがとにかく面白くて音楽で云う“ツッコむ”という意味が三谷さんには分からなくて,戸田さんの歌い方に,宇崎さんが“ここはもうちょっとツッコンだ方がいいと思うんだけど,どうですか?”と三谷さんに聞くたびに,とにかく意味は分からないけれど“ツッコみましょう”とひたすら宇崎さんに返答したっていう(笑)
私,ここ読んでるときに確実に顔が笑っていたと思います(笑)だって,今思い出すだけでも笑っちゃうもん
でも,全体的にはちょっと三谷さんの文章が真面目っぽいなぁ,とは思いました。というか,なんか連載開始当初のような,もう顔が綻んでしょうがないみたいなエッセイが少なくなった気が
ちょっと残念です
シリーズレビューはこちら 第1弾 第2弾 第3弾 第4弾 第5弾 第6弾
出版社 朝日新聞社
発売日 2009/3/6
内容 朝日新聞連載の好評シリーズも第7弾に。いまもっとも多忙な脚本家の1年がつづられる。中井貴一,ユースケ・サンタマリア,佐藤浩市,堺正章,常盤貴子,故市川崑監督と登場人物もさらに豪華に。
早いものでこの最新刊で7巻目。2007~2008年アタマぐらいまでの三谷さんのお仕事関係のエッセイが主。
タイトルにもあるけど,てっきり『ザ・マジックアワー』の話題が中心だと思っていたので,楽しみに読んでいたのですが,思ったほどそんなに出てこなかったかな,っていうのが感想劇場公開までのあの三谷さんの怒涛のような連日のプロモでの裏話を期待していたのですが,これはきっと次巻に収録されることになるんでしょうね。
通勤時に読んでいたのですが,思わず噴き出しそうになってしまったのは,戸田恵子さんの生誕50周年記念アルバムで宇崎竜童さんが三谷さんの詩に曲を書き下ろすことになったというお話。
戸田さんが『ラヂオの時間』で演じた演歌歌手・千本のっこの架空の曲「わがままブギ」を実際にレコーディングすることになり,詩を三谷さん,曲を“ブギ”と云えば宇崎竜童さんでしょってことで,宇崎さんにオファーしてみたところ,快く快諾してもらい,レコーディングすることに。
もうこのレコーディングでの三谷さんと宇崎さんのやりとりがとにかく面白くて音楽で云う“ツッコむ”という意味が三谷さんには分からなくて,戸田さんの歌い方に,宇崎さんが“ここはもうちょっとツッコンだ方がいいと思うんだけど,どうですか?”と三谷さんに聞くたびに,とにかく意味は分からないけれど“ツッコみましょう”とひたすら宇崎さんに返答したっていう(笑)
私,ここ読んでるときに確実に顔が笑っていたと思います(笑)だって,今思い出すだけでも笑っちゃうもん
でも,全体的にはちょっと三谷さんの文章が真面目っぽいなぁ,とは思いました。というか,なんか連載開始当初のような,もう顔が綻んでしょうがないみたいなエッセイが少なくなった気が
ちょっと残念です
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