JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「親」

2009-11-27 | 映画(DVD)
第10回東京フィルメックス
「ニッポン★モダン1930~もうひとつの映画黄金期」

「親」1929年 監督:清水宏 大久保忠素
伴奏:柳下美恵

捨て子だった少女が実父と再会するメロドラマ。簡易保険局の宣伝映画として作られたが、情感に満ちた演出が見もの。

30分程の無声映画。

自分が捨て子だという事を隣室の両親の会話から知ってしまった年頃(17歳くらい)の娘がどういう反応を示すか・・・
そりゃ、泣き崩れる。両親が部屋に行くと・・・
「お父さん、お母さん、勘弁してください。」
その次に表れた字幕に鳥肌がっ立ったね。

捨て子でも育ての親が愛情こめて育てた娘はとても素直で良い子。
実の親だって、その情愛を見て改心しようってもんだ。

ストーリーは簡易保険局の宣伝映画として観ると白ける。

東銀座 東劇

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