JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「脱獄者」

2017-12-09 | 映画(DVD)
「シネマヴェーラ的大映女優祭 小西康陽とシネマヴェーラ渋谷によるセレクション」

「脱獄者」1967年 大映 監督:池広一夫 (小西康陽セレクション)

弟が属する暴力団にハメられて投獄された剛腕警部補・丹波哲郎は、弟を更生させるため脱獄を企てるが・・・。前半のギャング映画テイストが後半一転、手持ちキャメラみよるセミドキュメンタリー・タッチに。丹波のカッコいいアクションが見ものの傑作サスペンス。加藤嘉、金子信雄、待田京介、内田朝雄、渚まゆみと脇役陣も豪華。

激しいロックのゴーゴー喫茶とギャング風の4人の男が無音で車で向かうシーンを細かくカットバックで見せるOPが超カッコ良くて名作の予感したんだが・・・

極悪な金子信雄が良い。それにしても藤巻潤と待田京介のチェーンデスマッチや待田とともに長谷川待子も速攻で撃ち殺す(ちょっと眠ったので展開が解らないけど)とか組員が並列になって撃ち合う決闘シーン、どーかしてる。

案外キャラ弱い丹波哲郎の獄中、脱獄シーンも悪くはない。
ここでは達観した受刑者のオヤジ内田朝雄が光る。

ラストは間延びで切り所を逃しちゃったかなって感じ?



大映女優祭的には長谷川待子、渚まゆみってところだろうけど。
前述のように長谷川待子はあっさり殺されちゃうし、面会でむせび泣く渚まゆみにしても端役すぎるので堪能するなら今特集の別作の方が良かったかも。





シネマヴェーラ渋谷

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